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【レポート】kintonehive大阪に初めて参加しました!2024.06.04

こんにちは!NOVELの脇田(@saesae_novel)です。
今回は2024年6月4日に行われたkintonehiveのレポートをまだ興奮冷めやらぬうちに書きたいと思います!

kintonehiveの詳細
日時:2024年6月4日(火)14時30分〜18時
場所:zeppなんば
内容:kintoneのユーザーが活用アイデアを共有するライブイベント


目次はこんな感じ。少し長いですが最後までお付き合いいただけると嬉しいです。


心待ちにしていたkintonehive

kintonehiveの存在はもちろん知っていて、次の大阪開催は絶対参加したいと思っていました。もうこの日を心待ちにしていました!
席がとれなくなると困るので早めに到着したら、思ったより早く着き、なんと2列目!ステージがとっても近い。

この大きなライブハウスを埋め尽くす人みんなkintoneに関わる人なんだと思うとなんだか感動…!!!
イベント開始まで会場の音楽聴きながら、自分でもよく分からないんですが、泣きそうになりました。
kintone構築では考える→調べる→やってみる→修正するの繰り返し。段階ごとにぶち当たった壁や苦悩など色々あったなぁ、もちろん今も。てな感じのことがばーっと頭を駆け巡って変な感情に。
kintone担当になったことは私のキャリア人生で大きなターニングポイントになったことは間違いないです。力不足で逃げたくなったこと何度もありますが、今となっては私を担当に指名してくれた会社に感謝です。

ノベルティがかわいいのよね

以前Cybozu Daysに参加したときも思ったけど、会場ノベルティがいつもひとひねりあって素敵なんですよね。
今回は入場の際に渡されたチケットが”食べられるチケット=焼きたらシート”でした。

kintonehiveを楽しむための3ステップもしっかりと頭に入れていざスタート!

先輩たちによるkintone活用アイデアプレゼン

メインはkintoneユーザーが活用アイデアを共有するライブイベントです。6社のkintone担当者が自社のkintone事例を17分間でプレゼンします。それを聞いて以下3つの視点でベスト登壇者を投票してファイナルに進む地区代表を決めるというもの。

・最も参考にしたい活用事例
・最も心が動かされた活用事例
・最も改善効果がでている活用事例

今回の登壇者は以下の通り


■ おのえメモリアル株式会社 森垣さん
■ BABY JOB株式会社 長野さん/塩澤さん
■ 株式会社オーシン 藤田さん
■ 株式会社ワイドループ 川咲さん
■ 株式会社パトライト 三井さん
■ 阪急阪神不動産株式会社 川本さん

登壇者みなさん自分の何歩も先をいく方ばかり。
でも私と同じようなことで苦悩したり、kintone導入を決めたときの会社の課題が似ていたり。

お話を聞いて印象的だったのは、どの企業さんも社内でスムーズにkintoneが浸透するために努力されていたこと!そしてkintoneが浸透し社内風土が変わっていったこと!

記憶が薄れないうちに各登壇者の方のプレゼンを聞いて感じたことを記そうと思います。

おのえメモリアル株式会社 森垣さん

京都の葬儀会社のダンディーな冷や奴大好きな紳士。
のっけから一瞬で会場を葬儀会場にするマイクパフォーマンスは最高でした!!

・kintone導入により手書きをなくしペーパーレス
情報がリアルタイムで反映されるので帰社する前に社内連携できる
・お客様との”寄り添い”と”スピード感”を両立させるために社員全員で特訓

お客様にヒアリングしながら、PCをカタカタさせるのってやっぱり手書きでメモ取るよりもなんだか冷たく感じる。寄り添いが感じられないのでは?でもkintoneに入力しながらだと、社内連携がスムーズ。そこを両立させるために、お客様がお話されているときはちゃんと目と体をお客様に向けるなどみなさんで特訓されたんですって。

PCでは変換できない漢字に対応するために手書き入力可能にするプラグインや見た目美しいスケジュールアプリなど勉強になりました。(合掌)

BABY JOB株式会社 長野さん/塩澤さん

おむつが保育園に届いて定額使い放題のサブスクサービス「手ぶら登園」の企業さんです。

新規事業を早くリリースしたいけど自社の開発チームは手一杯。じゃあkintone使って自分たちで仕組み整えるしかない!で、1週間後にはkintoneアプリ完成して事業スタートできるようになった!!ってまじですか。すごすぎません?

kintoneってノーコードで誰でもできるって言いますが、ちょちょいと作れるほど簡単ではないと思っているので、本当にリスペクトです。

弊社もBABY JOBさんと同じくベンチャーなので状況がとても理解できる部分が多かったです。リソース不足とか、とりあえず走りだしてみて柔軟に改善していくところとか。

新しい注文が入ると担当者に通知がいく

社外と社内をスムーズに繋ぐ仕様にして、システム面からもよりサービスが受け入れられやすいように素早く現場の意見を反映させていたところがすごいなと思いました。

私も子供を保育園に通わせており、自転車にたくさんの荷物をぶら下げてへとへとになりながら送迎していたので、このサービスはこれからどんどん広まっていくだろうな、応援したいと思いました。

株式会社オーシン 藤田さん

東大阪にある、厨房用シューズや厨房機器などのものづくりの企業さんです。藤田さんが入社し、課題を感じたのは

「データベースが色んなところに散らばっていること」

あ、うちと一緒だったんだ。ツールやファイルの中だけでなく、ベテラン社員の頭の中にデータベースがあるwwいや、あるあるですよね。

藤田さんは元図書委員。その経験を活かしてkintoneでデータベースを作り上げます。そして全員が平等に情報を取得できる仕組みをkintoneで作りました。自分が初めに取り組んだマスタアプリを作る部分ととても似ていたので共感の嵐でした。

データベースって「収集→保存→管理→活用」サイクルがうまくいくように作ることが重要だと改めて思い知りました。

ハコができてもそこにみんなが情報を貯めていかないと価値ないし、それを活用して初めて価値が生まるよなぁ。

タブ切り替えを用いて必要な箇所に素早く辿り着くようにしたり、検索をスムーズにできるプラグインを入れていたり、使いやすいように隅々まで考えられていました。実際の画面をたくさん共有いただいたので早速自社でも取り入れたいなと思いました。

株式会社ワイドループ 川咲さん

えーっと、川咲さんは落語家さんか芸人さんか何かですか?漫談聞きにきたっけ?って錯覚させるほど終始会場が爆笑に包まれていました。
パンチある自己紹介を経て、kintoneでやったことはなんと!

基幹システムをkintoneにリプレイスした話!!!!

あっぱれです

超ヘビー級なことやってのけた方でした。
でもいきなり基幹システム構築に取り掛かるのでなく、まずは社内のみんながkintoneに慣れ親しんでもらうための施策が個人的にとても心打たれました。

・日記のような業務日報アプリを作って、自由に入力できるようにする。それを見てみんながコメント。
・社員同士賞賛しポイントを送り合うアプリ(39ポイントアプリ)

楽しみながらkintoneに慣れてもらい、エンゲージメント向上にも繋がる取り組み、すぐにうちでもマネしたいと思いました!
次の日早速、業務アプリとは別に会社周辺のおすすめを紹介し合うアプリ(アプリ名は会社名にちなんでNOVEログとしました)を作ってみました。

川咲さん、要所要所をきちんと押さえておられるなぁという印象。

・全ての業務を洗い出し全体整理したうえで構築していく
・パートナー企業さんに頼れるところは頼りまくる
・kintoneに後ろ向きだった社内の重鎮を接待麻雀で味方にww
一緒に構築するメンバーは最小人数かつロジカルな人材を選出

kintoneの無限の可能性を感じたプレゼンでした!

株式会社パトライト 三井氏

緊急車両やスーパーのレジなどについている報知機器の企業さん。
三井さんは新卒入社6年目の若手社員です。

テーマは「kintone×若手社員」

kintoneを通して三井さんご自身が、そして会社が変わっていったお話、とても感動しました。
入社3年目、やる気ない・やりがいない・転職活動考え出す状態だった三井さん。

申請書管理の担当をされていてそのペーパーレス、効率化のためにkintoneを導入されたそう。そのアプリでみんなが便利になった!という声をかけてくれたことで、kintoneで他にもできることないかなという視点をもつようになった三井さん。
以前だったら自分から声をかけなかった社員にも自分からヒアリングしにいったり、各部署から集まった若手社員でkintone推進チームをつくって社内の生産性アップに向けて取り組んでいるとのこと。

今やkrewdataも駆使するまでに!これ私が憧れてるやつです!やっぱりkrewdataは避けて通れないですよね〜。絶対マスターしようと決めました。

圧巻

自分だけじゃなくて、社内で仲間がいるとkintone浸透が急加速すると思います。三井さんの上司の方も来られていましたが、とても良い関係であることが伝わってきました。若手に任せる文化が三井さんをどんどんパワーアップさせているんだろうな、と。
これから三井さんは会社を背負っていく存在になるだろうと思いました!

阪急阪神不動産株式会社 川本氏

関西の方だったら知らない人はいないであろう企業さん。
全ての管理をエクセルでしておりファイル数が膨大!そして難解な関数やマクロなど属人化している状態を脱却するためにkintone導入したというお話でした。

川本さんが壁にぶち当たったときに、持ち直すきっかけとなった、

・ありたい姿(ゴール)を再認識する

これは弊社と伴走してくださっているパートナー企業の方もよくおっしゃることです。ここの認識合わせがきちんとできているとぶれない、と。

・難しく考えすぎていないか

これも大事だなぁと思います。私もどんどん難しく考えてしまって沼に陥ってしまったこと何度もありました。そうすると全然いいものができないんですよね。
ゴールを見失わないことと、難しく考えすぎないこと本当に大切だと思います。

川本さんもkrewdataとkrewdashbordを使われていました。予実管理はやっぱりkrewdataが必須ですね。一瞬で集計して、それが可視化されるのかっこいいなぁ!!

krewdataはみなさん独学なのですか?どうやってマスターされたのかよかったら教えてほしい…

キンコミ活用トークセッションもありました!

プレゼン後は関西のkintone界隈で知名度抜群のきったんさん(@KK80979809)と中尾さん(@NNN803888058)によるキンコミ活用トークセッションがありました。
ちょうど私の前列に座っておられたので直接ご挨拶できて嬉しかったですー!
kintoneの良さって仲間がたくさんいて情報を共有しあえて、お互い高めあえるところだと思います。紹介された推し投稿がたまたま私ができないかなぁ(グラフの埋め込み用タグを活用すると並んで表示させられる件)って思ってたことだったので、かなり興奮しました。
これに続いて、プラスαの情報が投稿されてさらに学びがあることもキンコミの良さですよね。
これからもキンコミ活用します!

ファイナリストは株式会社ワイドループ川咲氏!

投票タイムは2分間のみ。会場で直接話を聞いた人のみが投票できて、イベントの最後に優勝者が決定します。

優勝は株式会社ワイドループ川咲氏!!!
おめでとうございます〜!!!
ぜひAWARDとってください〜!!!

参加して本当に良かった、私もいつか登壇したい…!

kintone仲間に出会えたことも大きな収穫でしたし、多くの事例を聞いて自社で改善できることがたくさん思い浮かびました。
早速取り掛かりたいと思います!

自社の活用事例を発信できるレベルになり、私もいつか登壇者になろうと思ったのでした。
有意義な1日でした!また次回のkintonehiveも絶対参加する!


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