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はじめての癇癪。宇宙人に会った息子。


はじめての癇癪

息子は、生まれた頃から気持ちの切り替えが早い子だった。新生児期からどれだけ泣き続けても10分以上泣くことはなかったし、大泣きする瞬間があっても怒り出すことがあっても、気持ちさえ受け止めてもらえたら、サッと切り替えて笑顔に戻ることも多々。いわゆる「イヤイヤ期の入り口」と言われる1歳半〜2歳半の時期も同じで、早めに言葉を使えるようになったおかげなのか、泣き出しても「どうしたの? なにがいやだったの? ちゃんと教えて。これが嫌だった?あれが嫌だった?」と聞けば「えっと、あのね、もう一回やりたかったのに、ママがダメっていうからいやだったの」ときちんと言葉で説明してくれるので、こちらも理解しやすく、「そっか、そうだったんだね。じゃ、後1回だけやったらおしまいにしようね」と話せば素直に頷いてくれて……、と、まあそんな感じだったので、気持ちも落ち着きやすかったのかなあと思っている。これはもう、性格によるものなのだな、彼は切り替えが早い子なのだな、と思っていた。なので、そういうときの対処法もわからない、癇癪に関しては初心者マークのママなわけです。

それがつい先日。ついに、はじめての癇癪を起こしたのよ。
20分、力一杯、怒って泣いて、大声を出し続けていた。
きっかけは、夜ご飯のときのこと。

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