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「身体と心の健康」毎日ショートエッセー:古い羅針盤141章

先日、YOUTUBEを見ていると、血圧値の警戒上限が160に変更されたとか。朗報と一瞬喜んだが、以前から160が基本。何処かで過剰な140を閾値にした為に、大勢の高血圧患者を発生させたようだ。その為に、医師と薬局は降圧剤を過剰に薦めるようになったとか。その結果、逆に充分な血圧が脳まで届かず、脳梗塞とか認知症を加速し、更に、医療費高騰を招いたとか云々だ。ここで問題なのは脳の多大なエネルギー消費。それを司るのが血液であり、心臓でもある。家人は更に、老人になればなるほど、脚力が低下し、結果的に血流が低下し、脳に十分な血が回り切れないとか。まあ、どちらにせよ、知性や感情を奏でる脳が健康の上で、大きなウェイトを占めている間接的な証拠でもある。逆説的に言えば、ストレスは脳を悩ませ、より血液を必要とし、血圧を上げる原因にもなっている由。心と身体をバラバラには管理できない複雑な生物の宿命でもある。「人間をかんがえる: アドラーの個人心理学入門」:アルフレッド・アドラー, 山下肇他を読んでいる。

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