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共働きで中学受験って可能?実家遠方、在宅勤務なし、我が家の場合。

我が家は夫と私、在宅勤務がほぼないです。
しかも両実家遠方(新幹線か飛行機距離)、

親のフォローが必須な中学受験ですが、共働きの場合、
どう乗り越えていくか、大きな課題だと思います。


まず絶対言えることは、ひとりでやろうとしないこと。

我が家は最初私がスケジューリングやら、フォローやらすべて一人で全教科、なにもかもすべてやっていました。

仕事が終わり、弟を保育園にお迎えに行き、帰ってきてご飯を作り、その後弟にタブレットを渡し、別室に行くように声を掛け、横で問題を見ながらわからないことは解説を見ながら伝えていく。全教科。やっていました。

夫は20時くらいの帰宅が多く、その後夫は弟の面倒や家事をやる。


こんなことで3か月ほどたったある日、爆発してしまいました。

私が長男を罵倒して叩いてしまったのです。


その日はものすごい罪悪感で涙が止まらず、翌日、気持ち的に回復できず、会社も休んでしまいました。

翌日夫と話合いをし、算数は夫、それ以外は私、というところで落ち着きました。また、「共働きし、限りがあるから自分でできるようにフォローしていく」という方針になりました。


それまでは、中学受験に関連する本を読み漁ったせいか、

中学受験=親の関わりが必須で大切

と頭でっかちになっていましたが、共働きは絶対的に時間は足りない。

すべてをやることはできない!ということを認識したので、

・わからない場合は、解説→塾のフォロー動画をみる

・塾に質問を聞きに行く習慣をつける

・親は極力教えない、確認や繰り返し演習すること、ノートの書き方などのサポートをする


ということに徹することにしました。

また、親はコーチではなくマネージャーだ!という心がけをすることにしました。

厳しく叱責して指導するコーチではなく、いかに気分をあげて頑張ってもらうか、実務以外をサポートするマネージャー。

失敗したときは、「こういうときもあるさ、次はこうして頑張っていこう」

「こういう学校あるけど見にってみる?」

「すごいね!前回できなかったところができるようになっているね!」

「次の試合にむけて体調を整えるため、このドリンクを飲もう!」

とか、、、

「怒る」ことで成績が上がるわけでもないし、本人のやる気が出るものでもないし、「怒る」ことは害でしかないな・・・と思いました。
とにかくいいところは褒め、できないときは励まし、気分を上げていくことに徹する!


また、時間がとれないので外注という案もありますが、我が家はあまり外注はしない予定です。

追い込みの時期に個別は使おうかな~と思うくらいです。

中学受験はスパンが長いので、今からバンバン使うのは家計的に我が家は厳しいのもあります。


最初はものすごく大変でしたが、5年生の今、息子は主体的に、自ら勉強するようになり、勉強が楽しい!というところまで成長しました。わからないときは自分でさっさと塾に聞きに行きます。

今、親の関わりとしては直しのフォローや確認、テストの直前、クイズ形式で問題出すとか、直しのときに少しヒントを出すという関わりのみです。

勉強は5年の後期になるタイミングで勉強部屋もつくり、基本はそこで勉強をするようになりました。


ということで

・夫婦で分担する、(夫婦でできること、得意なことを活かして)

・自立できるようなサポートを心がける

・コーチではなくマネージャー(これは共働き関係ないですが)

ということが共働きで大切かと思います。
息子が頑張って勉強しているので、そのために仕事も頑張ろうという気持ちも沸きます(笑)

また、共働きの中学受験のよいところ、
それは塾が第3の居場所(サードプレイス)になることです。

4年生で学童の行き渋りがあったため、塾が放課後の居場所の一つになり、長期休暇中も”居場所があること”が親も子も、安心できました。

宿題もあるので塾のない日も勉強というやることがあることもよかったです。

今後もっと大変になるかとは思いますが、共働きの中学受験、頑張って走り抜けたいと思います。





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