むつかしかったこと

お互いに好きだったのに
結ばれなかったことがありました

結構長いこと好きだった うん

メールのやりとり
定額通話に入って長電話
悩みごとを話したり
なんでもないことを話したりして

大人しくて 聞き上手で
賢くて いろいろな角度から物事を見ていて
冷静な人に対して

いつもはしゃいで 話すことが好きで
バカで 猪突猛進型の思考の私とは
正反対でした

そんな彼とは中学生のとき
同じクラスで
すぐ転校してしまったので
ずっと離れてたんです

それでもずっと連絡は取り合う
仲でいられたのは
きっと私の思いも伝わってただろうし
あっちもそうだったんだろうって
分かってしまっていたくらい

そんな中で何回か会う機会があり
私へ想いを伝えてくれたり
私が想いを伝えたりしたことがありました

けれど付き合うことがなかったです

遠距離を埋められるような
心を通わせる自信もなかったし
会いたいと思った時に
すぐに駆けつけられないのが辛いと
言われたこともありました

思いがわかってても
何回か会う機会がありましたが

大学2年の夏に
他に好きな人ができて
秋に付き合い始めたきり
かつての同級生という枠組みに
無理矢理はめたような関係になりました

その付き合った彼が
今のオットになるわけですが

付き合ってた当時
大学は同じでしたが
年齢が2つ違うため
すぐ卒業 
そして片道3時間の中距離になるのです

ましてや 社会人の彼は
大学生の私と時間の使い方が違うので
なかなか会う時間も作れず
会話する時間も取れずでしたが
ぶつかり合いながらも付き合い続けて
7年経ち 結婚に至りました

オリンピックが日本に決まった時
私はこの年齢かあ
さすがにこの人と結婚してるかなあ
と思ったらギリギリ間に合うくらい
待たされたけれど

近くにいても価値観が合わないと
別れる人もいれば
遠くに居ても結ばれる人は結ばれて

距離が問題ではなく
その人たちの好きで居続ける努力
のようなものが必要なのかな
と思ったり

会えない中でも
話す時間を作る努力
気持ちを通わす努力
会いに行くために会えない日に
お金を時間を捻出する努力

努力とかいうとなんか
大変そうに聞こえるけれど…

それに気付けるには
今のオットと
付き合ってみないと分からないことでした

が 相手のことを大切が故に
思い切れなかった部分があるし

もし結ばれなかった人と付き合って
大学2年の夏に今のオットと出会ったとき
前の人を好きでいられただろうか…?
努力次第なのかな むつかしいな

まあとにかく
勢いや考えすぎず思い切り
飛び込んでみることが
恋愛において必要なことなのかもしれない

失敗することもあるけれど
自分を大切にすれば
後悔はしないのではなかろうか

まあもう新しい恋愛をすることは
ないですがね 笑

そんなことを考えたのは
夢にかつて好きだった人が出てきたからでした

なんでか今のオットと別れてすぐ
その人と付き合っていて
私は間違えて今のオットの名前を
その彼に呼び間違い何回もしてて
何回も謝ってる嫌な夢でした


元気してるかな
と思っても 思うだけだけれど


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