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ふかふかな幸せがやってきた

2021年10月11日

その日はどうしてもオンライン提出しないといけない書類があって、朝からパソコンに齧り付いていた。
あからさまに今までにない不規則な腹痛があったけど、「これは前駆陣痛ってやつかな」と言いながら深く息を吐いて痛みを誤魔化す。
なんとか仕事を終えてお昼ご飯を食べる頃には、それが4分間隔になっていて、「あっ、これは病院に行った方が良いかもしれないやつだ」と気付いた。

午後1時に病院に行ってそのまま入院が決まり陣痛室へ。(子宮口2〜3cm開いてた)
ちょうどその日から立ち会い出産が解禁になったので、旦那も一緒に。
そこからなんだか急激に痛み方が変化して破水して、世界を呪うような痛みがきたと思ったら分娩台に乗せられて、午後3時に次男爆誕

自分でも困惑するくらいあっという間にお産が終わった。いや、痛かったもんは痛かったんだよ、もちろん。
助産師さんに「声出さない!!」って何回か怒られたし。

立ち会っていた旦那は何枚か写真を撮って、息子と少し触れ合ってから即退室させられ、そのまま「十分見たしもう帰ってください」と塩対応されたらしい。
私は放心状態で股を縫われていたので帰ったことも知らなかった。

処置が終わった後、ピクリとも動けないでいる私の腕にそっと息子が置かれた。
私のお腹の中で散々暴れて肋骨を蹴りまくっていたあの子が、ついに外の世界に...

「おっぱい飲む?」と乳を差し出してみたが、次男は自分の指をしゃぶりながら寝落ちした。
この時点で既に長男とは違う個性が炸裂。
産まれた直後から乳首に貪りついて一心不乱に吸っていた長男を思い出し、2歳まで吸うわけだよなぁ...と妙に納得してしまった。(なんなら今も「ママのおっぱい出るようになったら飲みたい」と宣言している)

そんなわけで、現在入院4日目。
退院前診察も無事終わり、予定通り明日退院できることが決まった。
次男はお腹を満たして転がしておけば2〜3時間寝てくれるので、割と暇を持て余している。

この時間を利用して、長男と次男で全然違うなぁと感じていることをちょっとメモしておこう。

*おっぱいへの態度
長男→母乳が出ていようがいまいがお構いなしに吸い付いてきてなかなか離さない。どんな角度からでも飲む。産まれた時から吸い方のプロフェッショナル。足りなきゃミルクもぐいぐい飲む
次男→吸い方を理解してうまく飲めるようになるまで二日かかった。母乳がすぐに出てこないと悲鳴のような鳴き声を上げる。なので事前にマッサージしておく必要がある。好きな向き、角度がある。見つからないと悲鳴を上げる。飲み始めて10分くらいすると満足して寝る。ミルクはめちゃくちゃ嫌そうな顔をしてちょっと飲んで拒否する

*寝かし付け
長男→おっぱいを飲みながら寝るのが至高。ベッドに転がしてトントンしても無駄。できればずっと抱っこしていてほしい。完全に寝付いてから降ろさないと泣く
次男→おっぱいを飲みながらスッと寝る。そのままタオルで包んで置いておくと2〜3時間は寝る。抱っこされてると逆に落ち着かないらしい。寝言で泣いたりするけど、手を握ってやるとすぐに落ち着いてまた寝始める。決して抱っこしてはいけない

*体質
長男→超汗っかき。授乳中汗だくになってた。手足もぽかぽか
次男→全然汗かかない。手足ひんやりサラサラ

*見た目、体格
長男→シュッとした輪郭で産まれてきた。身長体重は次男と同じなのに、無駄な肉がない。選ばれしイケメンと言っても過言ではないような、赤ちゃんらしからぬ顔。眉毛濃いめでキリッとした印象。ケツアゴ
次男→ふっくらした肉付きで産まれてきた。これぞ赤ちゃんという感じ。おっとり可愛い系の顔をしている...と思う。ほとんど寝ているので開眼した顔をあまりよく知らない。眉毛薄めでぽんやりした印象。ケツアゴじゃない

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とりあえずこんなところかな。

困ったことに、長男と似たような見た目&似たような性格を想定して名前を考えていたので、どれもしっくり来なくて全て白紙に戻ってしまった。
全然絞り込めてなかった名前候補が、7つもあったのに!

ただ幸いなことに、旦那とLINEしていて「◯◯って感じの雰囲気だよね」「分かる〜」となった名前が一個あったので、それに決まると思う。
というかその名前で呼びかけてみたら私の中でとてもしっくりくる感じがあったので、これ以上悩む必要も無いかな。


久しぶりの小さな可愛い命。
想像していたよりもふかふかで、のんびりな幸せ。

私たち家族のもとに来てくれてありがとう。
これから一緒に過ごせる日々がとっても楽しみです

ApplePencil購入資金、もしくは息子に酢だこさん太郎を買い与える資金になります。