何か在ったら

「うーんどうしよう？」声にならない言葉が頭に響く。

昨日はfitbitの調子が悪く何度もデータを入れ直す措置をして、おっ、動く動くと喜んでもう少しこのスマートウォッチに頑張って貰おうと考えていた。

ところがである、夜に目が覚めて何時もの調子で時計を見る、文字盤の所が白い、これはイカン、黒のベースに白の文字で時間と歩数と心拍数とカロリー消費量が出ている筈なのだ。

画面が白いー、白くて何も解らない、これは駄目だ、夜中に一度起きて寝直す時にそう思った。

6月になったら古い携帯（ピクセル３）を買い変えて、その後ピクセルウオッチを買うつもりだった。

未だ発表は無いが噂でピクセルウオッチが出るらしい、fitbitの技術も取り入れるだろうし、私は何かと新し物好き、新しく出たら絶対に手に入れたい。

そう思って今のを大事に使ってきたのに、こやつの生命もここで終わりか、夜中に新しいのを買う決意をした。

朝起きると”直っているー”と喜んだのもつかの間、やはり通常の動きではない。

近所でドンキに売っているのが解っていたので、9時にドンキに行ってみる、2万3千円かー、じっとＡｍａｚｏｎを見る。

今は携帯で何でも検索できるので、店でＡｍａｚｏｎ価格を見てみる、2千円安い。

今日にも壊れるかもしれないと思ったのを忘れて、ポチリ。

幸い明日には届くようで明日中に使えるみたいだ、人間って不思議でfitbitを使って無い時期には心拍数も睡眠時間も歩く歩数も気にしていなかった。

使ったからこそ気になって、健康のために歩こうとか、しっかり寝ようとか（これは自分ではどうにもならない時がある）気にしだす。

一度知ってしまうと無かった事にはならなくて、無いと不安に為ってしまう。

よくよく考えれば数日fitbitが無くても生活には支障は無い筈なのだ、人の感覚と言うのは不思議でならない。

と言うか自分の感覚が解らない、数年前にはこんな感じじゃ無かったし、10年位前にはスマホも持って無かった気がする。

今はスマホが無いと生活できないし、fitbitも無いと不安だというのはこの情報過多の時代の流れに乗っているのか。

それとも電子機器に毒されているのか

誰にも解らないけれど、もしもの時の為に心の準備をしておく必要があるのかも知れない。

今は携帯とfitbitと言う情報にどっぷりつかっていようと思うけど。

大丈夫、何か在ったらちゃんとできる筈、自分に言い聞かせて見る。