車ありきで20年間生活してきた私が車を手放しました
車を手放しました。
フットワークが軽いことを勝手にモットーにしてきた私。笑
この20年間、車ありきの生活だった私にとっては大きな決断です。
物を所有しない時代、なんて言われています。
私はミニマリストほどではないですが、もともとそんなに物は持たないタイプ。
そんな私でも車は絶対必要!とずーっと思っていました。
車ありきの20年間
実家にいた時はもちろんのこと、一人暮らししていた時も、割と実家は近かったので、実家に戻ればすぐに車に乗れていました。
当時は、アルファードという車に乗っていたので、何人かで遊びに行くにも「私が車出すよ!」と言っては、自由にいろんなところにいける感覚が大好きで。
結婚前はゴルフも趣味だったのですが、車があったからこそできました。
そんな私なので、結婚してからも、車は割と早い段階で購入しました。
夫は長年、社会人一年生の時から一人暮らししていたので、車はなくてもどちらでもいいという感覚だったようです。
でも子供も生まれるので、あった方がいいよね、ということで意見が一致。
子供も二人になり、毎日車があることにありがたいなと感じつつ、車ありきの生活は当たり前となっていました。
なぜ手放したのか?
それは、本当に自分にとって価値あることに時間とお金を使いたいから。
例えば、仕事を選ぶ時って、お金の問題は切っても切り離せないですよね。
転職したい、起業したいっていっても、年収が下がったりするのが怖かったり、守るべき生活があったりするからできないことがあると思います。
そのために必死に残業して、昇給したところで、家族や大切な人と過ごす時間が減ってしまうのは、本当に幸せな働き方なのか、と感じています。
お金がかかるものとして、家や車などが大きなウェイトを占めるのではないでしょうか。
それがあるがために、やりたいことへのブロックになっていることもあります。
かつての私も「お金があったらできるけど」なんてことはよく言ってましたが。笑
なくせに、車にかかる経費ってあまり考えたことがなかったんですよね。
もつことが絶対!という思い込みがありました。
でも持ってるだけで結構なお金がかかっている。
年間数十万。
冷静に考えて、そのお金があったら、家族で海外旅行に行ったり、新しいことを学んだり。
知識や経験にお金を使うことに価値を感じているのに、車を手放していない自分にようやく気づき、あっさり手放す決意ができました。
夫も二つ返事でオッケーでした。
大阪市内に住んでいて、最寄りの駅まで100mぐらいの距離。
近くではカーシェアもあるし、レンタカー屋さんへも歩いていける。
絶対にないと困る環境に住んでいる方と比較したら本当に贅沢品なのです。
物をもたない方が自由になれる
その感覚を実感しています。
手放してよかったこと
車を手放して、もちろん不便だなと感じることがあるし、息子たちも「もう車バイバイなの?」と最初はさみしそうでしたが、私にとってはよかったことの方が今のところ大きいです。
・自転車をつかうことが増え、運動になる
保育園の送迎も車でいくようになってしまっていました。
今まで車にいかに頼り過ぎていたか・・反省。。
4歳の息子も「自転車だと車がよく見えるね」と、道路を走る、はたらくくるまたちの観察がしやすいと言っています。
息子が「あっ!」と気になったことも、自転車なら「なになに?」と一緒に見てあげられるのもいいなと実感していることです。
・電車に乗ることが増え、息子たちが嬉しそう
必然的に代わりになるのが電車ですが、もう下の2歳の息子もしっかり歩くし、兄弟ともに、いろんな電車に乗りたがるので、頻度が増え嬉しそうです。
どの時間に乗るかも調べて、段取りする意識も芽生えるので、これはいいですね!
車だといつでも出発できるのでぐうたらしちゃう。笑
・お財布に優しい
マンションの駐車場代、自動車保険、ガソリン、車検など、支出が減ったことは大きいです。
車に乗らなければいけない時は、レンタカーやタクシーを使えばいいし、重たい荷物は配送してもらっているので、今のところ不便はないと感じています。
また今住んでいる場所を離れて、車がないと困るような土地に住むことがあれば、その時にまた車を所有するかは考えようと思います。
今の自分に本当に必要なこと、やりたいことにお金が使えているか、一度点検をおすすめします。
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