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草間彌生さんの本「水玉の履歴書」を読んで思ったこと

美術館に行った後は、ミュージアムショップに立ち寄るのがお決まりのコースです。

草間彌生さんの本、「水玉の履歴書」を購入して読んでみました。

この薄い本一冊読んだところで、
彼女の壮絶な人生を知ることなど、到底無理だけれども、
この本の中の1枚の写真の彼女を見て、なぜだか涙が止まらなくなった。

私は彼女のことは写真でしか見たことがないし、
実際に会えばもっと好きになるのかもしれないけれど、
こんな言い方は失礼だけれども、
ちまたで見かける写真の彼女の表情はいつも真顔で無表情だ。
見ているこちら側も緊迫感を感じたりします。

本にも「毎日が闘いです。」と書いてあるように、
強い意志を感じる真っすぐな黒い瞳は、
いつも何かを訴えかけているように見えます。

私が涙したのは、恋人であったジョセフ・コーネルと一緒に写っている写真で、この写真の彼女の表情がとても幸せそうで、かわいらしく、
失礼な言い方かもしれないけれど、「こんな表情もするんだ。」と、思うと、
彼女の中の張りつめていた緊張感が一気に緩む瞬間であり、
いつも見ている彼女の表情とのギャップに涙が出て来た。

そのくらい彼女にとっては毎日が闘いで、
持って産まれた体質や鋭い感性がそうせざるをえないと思わされる。

研ぎすまされた感覚というのは、
人の本質であり、時に現実社会では生きづらい面もあるかもしれないけれど、
その感覚によってもたらされる癒しだったり、突き動かされたりするのかもしれません。

彼女の作品を観たり、若い時の体験などを聞くと、
「狂気に満ちた人生」などと例えられることもあるだろうけれど、
もし楽観的な見方をするならば、毎日がインスピレーションに溢れていて、
やりたいことの使命で満たされるのであれば、
それは情熱的で充実した日々、と、
捉えることも出来るのではないかと思った。


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「自分らしく幸せに生きる方法」をブログに書いています。 https://www.happystory.xyz/

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