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病弱の子どもたちにも学ぶ喜び


“メタバースに学校をつくります。 子どもたちが”学びたいこと”を学べる学校 時間に区切られることもない、テストをすることもない 本当に自分が今、やりたいことをやる、そんな学校をつくります。 学校に行けていない子や、なんとなく居場所がない子は寺子屋にくればいい。 学校に行けている子でも、違和感を感じている子は来ればいい。 家とも違う、学校とも違う自分を表現できる場所 もう一つの自分を表現できる場所、サードプレイス そんな場所を作りたい。 2021年 仲間と共に、ニンジャ寺子屋プロジェクトをスタートさせました。つくっていく中での気づきや感じたことを発信していきます。

院内学級を知っていますか?

全国の小児病棟に併設されている、病院の中の小さな学校です。

元々、所属している学校とも繋がっていて、教科書などをそのまま持ち込み、元の生活に戻っても変わらずに生活できるように支援します。

病状に合わせて、ベッドサイド授業なども展開することがあります。

多くは、”特別支援学校”という枠組みに入ります。授業がそれぞれ異なることから、かなり少人数で比較的手厚い(普通校に比べたら)のが特徴です。

私は、特別支援学校の教員ではありますが、勤務したことはないため、話は聞きかじりです。

学ぶことは生きること

お子さんが長期入院を余儀なくされている方の手記だったかと思います。

がん治療により、激しい吐き気やめまいに襲われる日々が続くそうです。それでも、少しでも気分の良い日は通っていた学校の教科書を持ち込んで、ずっと書き取りをやっていたそうです。なぜ、そんなに一生懸命に勉強するのかと尋ねると、「お勉強は、僕の生きることだから」と答えたそうです。一生懸命にノートを開く息子の姿をみて、そのお母さんは勉強することはこの子にとって、生きる証なのだとわかったと書いてありました。

さまざまな事情を持つ子どもたち

紫外線を浴びることができずに、日中は外に出られない子ども
遺伝子の病気による髪が全て抜けてしまう子ども
ひどいアレルギーで外に出るにはかなりの制限がある子ども
極度の潔癖症により、学校に通えない子ども
家族以外とは、一言も話ができない子ども

私が近からず、遠からず出会ってきた子どもたちです。

そんな子どもたちも本当は、友達を作りたいし、
このままで自分は大丈夫なのか、と不安を抱えています。

こちらが、どんなに受け入れる姿勢を持っても、根本の問題が解決しない限りはねじれたことになってしまいがちです。

メタバースという可能性

これらの悩みを抱えるすべての子どもたちに有効がどうかはわかりません。

また、改善するかもわかりません。もしかしたら、また違う悩みを引き起こすかもしれません。安易に、”ほらメタバースなら関係ないじゃん”とは言えません。

それでも、それぞれの悩みを持つ子どもたちが元気に走り回る、友達を作るチャンスはあると思います。

そんな子どもたちにどうか、「メタバースに学校!ニンジャ寺子屋」が届いてほしくて発信をしていきます。

共感してくださった方、どうか”いいね”やシェアしていただけたら嬉しいです。

メタバースに学校をニンジャ寺子屋、2022年4月開校を目指しています。興味を持ってくださった方は、お気軽にメッセージください。

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