魚がとれなくなったら、山を見ろ


メタバースの学校、ニンジャ寺子屋をつくっています。 ”みんなでつくる、みんなの学校”であり、 授業から行事まで大人も子どもも関係なくつくっています。 学びたいことを学ぼう 教えたいことを教えよう 好きは学びの出発点です。子どもたちの”やってみたい”を 応援したい学校です。

『魚がとれなくなったら、山を見ろ』
海で仕事をしている方から教わりました。
海と山は繋がっていて、山が汚れれば、海も汚れます。

海が汚れた原因



奄美大島に遊びに行った時に、
綺麗と言われていたビーチがあまり綺麗ではなく、
海が濁っていたことがありました。
その原因は台風による土砂崩れが原因でした。
自然災害なら、仕方ないかと納得していました。
しかし実は、新しい大きな道路の建設により
地盤が弱くなり、土砂崩れを起こしました。
泥なので、透き通った綺麗な海が戻るまでには
しばらく時間がかかります。
その間、珊瑚はどうなるでしょう??
珊瑚に住む魚たちは??

道路の建設にも理由があるので、責められませんが
人間は自然界に対して取り返しのつかない
多大なるご迷惑をお掛けしたのではないかと思いました。

人間の見えている世界が、あまりに狭いような気がしました。

前置きが長くなりましたが、今日は、
世界は1つで完結していなくて、みんな繋がっているよね
という話です。私も視野狭窄によく陥っています。
たまに振り返りたいのです。

問題行動のある子どもに

例えばの話です。
学校で人に対して、
最近急にクラスの中で攻撃的になった子がいたとします。
担任は、クラスに原因?テスト?友達?
考えますが、どれも当てはまりそうだが、
根本的な理由とも言い難い。
都度都度、注意を促し、理解は示してくれます。
担任にも反抗的ではありません。
なぜ?
家でも、家族仲はよく、些細な変化(妹も自分と同じ塾に入った)
はあったが
それが理由とも断定つかない。
なぜ?
塾で、最近成績分けテストで上のクラスになった。
彼は、下に落ちたくない想いから、
誰かを攻撃することで、不安を解消していた。

複雑な思春期の心、本人ですら、
気づけないこともあるかもしれませんね。
ここで言いたいのは、
誰にも山があって、海があるのです。
人は多面的で、複雑な心の持ち主です。

一面的では、判断は難しいです。
私は、課題や問題を前にして
海も山も考えられる人になりたいです。

理解するも、見るも難しいこともあるかもしれません。
それでも、想像くらいできるようになりたいです。

最近、すごいなぁと感じる人と
出会いました。
何がすごいかを考えると
自分には考えられないくらい、
途轍もない広い視野で考えることができる人なのです。
その広さに圧倒されます。


メタバースといえども

今、メタバースのプラットフォームもさまざまあります。
本当に広いです。
人も集い始めました。
可能性の塊でしかありません。
みんなで本気でワクワクしています。



しかし、一歩外に出れば、
まだメタバースなんて入ったことない人たちが
たくさんいます。

メタバースやオンラインに浸かっているからこそ、
リアルに人と会うことの価値の大きさを
感じます。

それは、メタバースを知ってから、
リアルの価値、五感で触れることの価値が
よりくっきりと分かりました。

道路建設にも切実な理由があるでしょう。
でも、作ることでの周りの環境への影響
も考えた方がよかった反省ですね。
だからといって、
全方位網に向けて配慮するなんてできません。
でも、想像力を働かせるのが
今後のそれぞれの役割なのかもしれません。


さまざまな価値観(山や海の考え方)を
認めながら、
そして想像力をはたらかせて
メタバースの学校を作っていきたいです。

メタバースの学校、こんなことやってます。
子どもたちがメタバース演劇?
メタバースにこいのぼり?
HPにて掲載しております


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