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ストレングスファインダー資質こぼれ話① 調和性=自分の意見がない?

Gallup社認定ストレングスコーチ、Awesome!の西岡幸子です。

今月から資質を1つ取り上げて、レポー トには書かれていないけれども、強みとして活かすためにぜひ知っておいていただきたいポイントや、セッションの中でよく質問いただくポイントについて紹介していきたいと思います。

第1回目は調和性です。

はじめに

この調和性という資質、実は日本で 2番目に多くの方が上位に持っていらっしゃる資質になります(詳しくは以下のnote記事をご覧ください)。

https://note.com/sachiko_kobe/n/n680f9c431714

そしてAwesome!のセッションを受けた方の中でも同じく2番目の資質になっています(以下、2022年2月末時点でのAwesome!参加者の傾向です)。

調和性あるある?よくある質問から

調和性を上位に持つ方からよく聞かれる質問の一つに

「調和性の特長は納得できたのですが、
自分の意見がないことをネガティブに感じています」

というものがあります。そして、なぜかこの質問、女性の方からかなりの確率で聞かれることが多いという事実も(Awesome!西岡調べ)。

果たして本当に自分の意見がない のでしょうか?

私の見解「調和性=自分の意見がない」のではない

このような質問をいただくときの私は、

「その時、あなたとしては、
どのようにしたいと考えていらっしゃいましたか?」

と、たずねるようにしています。調和性を上位に持っている方、この問いに、あなたなら何と答えますか?

では、私の見解を2つお話したいと思い ます。

①自分という視点ではなく、全体の視点から見ている証拠

1つ目は、自分という個人だけの視点ではなく、チームや組織という全体の視点から物事を見ているからではないでしょうか。
状況や目的のために前に進めたい。だから自分の意見が通る通らないということよりも、チームとして意見をまとめ、共にゴールを目指していきたいと願うからだと私は考えています。
もし、チームの中にあなたという存在がいなければ、状況はどうなっていたか少し考えてみてください。おそらく、チーム内でなかなかすり合せすることができず、宙に浮いた状態であったり、ゴールに到達したものの関係性は崩れ、持続的に結果を出し続けられるチームにはなっていないかもしれません。あなたの「全体でゴールを目指していきたい」という意見があったからこそ、今があるはずです。

②過度に衝突を恐れすぎてはいないだろうか?

2つ目は、もしかすると過度に衝突を恐れているからかもしれません。

「ここで意見を言いたいけれど、波風が立つかも」

と躊躇しすぎてていませんか。
あなたの意見の中には全体として前に進めていくための要素が含まれているはずです。そのポイントと一緒に、あなたの意見を共有してみることにぜひ挑戦してみてほしいなと思います。
適度な衝突は、新たな展開や結束を生んでくれるということを少し覚えておくといいでしょう。そして、あなたが意見を言っても波風は立たず、おそらくこんな形で、周りに伝えられるのではないかなと思います。
なぜなら、どの状況でどのような形で共有すべきかの見極めは調和性の方が 一番知っているのです。

さいごに

調和性は、前に物事を進めていくために、仲間を同じ方向に向ける力を持っています。専門的知識をもとに方向性を見出す方もいれば、相手の気持ちに寄り添いながら見つけて行く方、ルールを整備しフェアな視点から進めていく方など、そのプロセスは上位に持っている他の資質によって様々です。
ぜひ、ご自身らしい調和性の使い方を見つけて、活かして行ってみてくださいね。

今日も資質に感謝!

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