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ビバ!プローチダ!

ソレントのホテルでパソコンでネットサーフィンをしていたら、
「映画のロケ地になった島、プローチダ島」というところが出てきました。

↓こんな記事でした。

「真っ青な海が広がる地中海、ナポリ湾に浮かぶ小島、プロチダは映画「イル・ポスティーノ(郵便配達人)」の舞台にもなった美しい島です。日本ではまだまだ知られていないプロチダ島ですが、ヨーロッパでは有名な避暑地で、美しい海はもちろんのこと、島の南側にはピンクやイエローといったパステルカラーに彩られた漁村が広がり、ナポリ湾の象徴的な島となっています」

これだっ!と直感で思い立った私は、さっそく日帰り遠足に出かけることにしました。


ビバ!プローチダです。→若干、昭和感が強い言い方ですが、その島を発見した喜びにあふれていました。
いや、単にググっただけなんですが、パソコン操作もままならない私には、それこそガイドブックには載っていない秘密の場所を発見したハイ!な気持ちでした。


「プローチダ島の行き方」と検索かけるといろんな人がブログなどに書いてくれています。ありがたいです。とにかく調べてメモするのが、昭和流の旅の仕方です。



とりあえず朝7時前の電車でソレントからナポリへ(もはや今となっては懐かしさ漂う愛着さえ感じるナポリ)情報ではべヴェレッロ港から船が出ているというのでR2番のバスでムニチーピオ広場まで行きそこから徒歩5分。カプリ島などの船が出る港で、チケット売り場で聞くと

「次の船はフェリーだから隣の港(Calta di Massa)から、出るよ。」との事。ゲーっ!隣ってどこよ!と不安な気持ちで海沿いを歩くとようやく、もう一つの船着場へ着いてプローチダ島の切符を買えました(9·5ユーロ)10時45分出航です。もちろん日本人はいません。この船は温泉施設のあるイスキア島にも行くらしいです。1時間くらい乗っていると、船から対岸の景色が見えてきました。


パステルカラーの家並みが、かなり私好みです。
もともと漁師町なので、港付近は漁船がたくさん停泊しています。


島にこんなかわいいオート三輪の車がたくさんありました。道が狭いので便利なのでしょうか?

ナポリでも見かけましたが、洗濯物も何故か絵になるイタリアの、不思議。
お腹が空いたので、あらかじめ調べておいた港近くのレストランに入りました。

コースになっていて、ワインもセットになっていました。
サラダ。
トマト嫌いなのに、何故か美味しくて食べられた!→こどもかっ!



あっ、これはサラダの前の前菜。ムール貝がすごく大きくてプリプリ。

これは、魚介のパスタですが、手打ちのニョッキのうまさに驚き、


熱々のイカのフライ(カラマリ)

デザートは!

目玉焼きではなく、パンナコッタ、キャラメルソースかけでした!

これに白ワインが4分の1ボトルついて16ユーロでした。(ランチだからか、テーブル料もサービス料もなし)チップはおきましたが、すっごく安いです。コースにお酒付だし。カプリ島のレストランも美味しかったけど、やはりプローチダのレストランがコスパサイコーです。この島の記憶がものすごく残っているのは、このレストランのおかげかもしれません。

やはり旅する飲んべえ。

飲んで、食べて、美味しくてのところがいちばん!心に響いてます。

このプローチダ島に再訪したい思いがずっとあるのです。というのも、絶景といわれる、島の裏側に行ってないからです。今度は宿泊して島の魅力を存分堪能したいです。

実は見ていない、島の裏側からの絶景がすばらしいとか。
(コリチェッラの浜)

私は港から、徒歩で行けるくらいのところをウロウロして、
帰りは

行きのフェリーとは違う、高速船で(35分)ナポリ港に帰ったのでありました。ランチしにきた!というわけですが、

いまだに、私の心の中では

ビバ!プローチダ
です。

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