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「真実や救済は他者のなかにない」-アートであり音楽をつくる

いやーーー、なんというか、魂が削られるような重たい記事を書いてしまいました。

「あなたと一緒にいると自分が惨めになる」
と言われることが高校生ぐらいのときからとても多かった。「自分の思うように突き進んでいると、近くのだれかを傷つけていた」ということが何度もあった。何度もあったのに、そのことを深く反芻できないまま20歳になっていた。

20歳のとき、当時お付き合いしていた彼が亡くなった。わたしは彼の死後、彼の部屋から出てきた彼からの手紙を読んだ。手紙といってもノートの切れ端を雑にちぎったようなもので、でも確実にわたしにあてられた手紙だった。そこにはドラマみたいな感動的なメッセージなんてひとつもなくて、私への憧れと妬み、自分への苛立ち、将来への焦りが殴り書きされていた。

(略)

「生産性がないから支援の必要なし」と言った議員さんに猛烈に反論しているけど、実はその反論した人の心の中に「誰かに迷惑をかけちゃいけない」「何かの役に立たなくてはいけない」という想いがあるのだとしたら「生産性ないから支援の必要なし」のロジックと、実は根っこはそんなに変わりなかったりする。強者の理論は静かに佇む。

仮に、生存している時点で誰もが強者なのだとしたら、生きづらさを抱えながらも生きてはいるわたしたちもまた、なにかしらの強者の理論を持っていると思ってていいんじゃないか。ふとしたときに強者の理論を振りかざしてしまうかもしれない。自分の中に凶器があるかもしれない。わたしは、たぶんずっとその危機感を持ち続けると思う。

「あなたと一緒にいると惨めになる。」強者の理論と向き合う(入谷佐知)
http://sachiiritani.space/index.php/2018/08/18/emotion/

こういう、だれが、どこまで汲み取ってくれるのかわからない文章をわたしはブログに上げてしまいます。普通ブログは誰かにとって価値のある情報提供であったほうがいいし、読み手のことを考え抜いてその人のたもとに寄り添う文章でなければならないのだろうと思います。

でも、わたしにとって、自分のブログ「明日、どんなふうに生きてゆく?」での文章はアートであり音楽です。そこに誰かにとっての価値があるかどうかはわからないけど、自分の中に深淵があるから掘ってみる。研究者やアーティストさんの感覚に近いです。(たぶん本業でひたすら読み手を意識しまくってゴリゴリ戦略だてて実行しまくってるから、ここの文章ではちゃけてるのだと思う)

だから、この宇多田ヒカルさんのこの言葉がものすごくしっくりきます。

「真実とか安息とか救済とか、他者の中にないじゃないですか。だから自分の中に見出すしかないと思うので。できあがった歌を聞いてもらうことでしか説明のしようがないものっていうのが、そこに」

no music no lifeの広告の宇多田ヒカルさんの言葉も好きだ。

――――今をどのような時代であると思いますか?
時代と関係のないところで生きてきたのでわかりません。
――――その中で、音楽はどのような役割を担っていると思いますか?
音楽に責任はありません。

http://tower.jp/nomusicnolife/2018/12

宇多田ヒカルさんの達している境地やこれから行く先は本人にも周囲にもわからないし、わたしも理解なんてできていないけど、この発言には共鳴するものを感じます。わたしにとっては、文章を書くことがまさに自分とのガチンコ勝負。簡単に他者の言葉を借りたくない。時代の言葉を借りたくない。自分の中の深淵を掘っていく。自分の敵は自分だなあ、と思うのです。

もし誰かにとって価値のありそうなノウハウや情報が出てきたら、こまめに有料noteにしていくと思います。でも、ブログ「明日、どんなふうに生きていく?」はいつもアートでありたいです。だからひとまず目にする機会を増やそうと思い無料で公開しています。

そしてそんなふうに魂削った文章、ほんのり反響があってよかったです。

いつかこの探求的文章がアートとして売れる日も来るのかな?よいデザインとともに紙面になって入谷佐知の文章を手元に置きたいという人が増えたらこんなありがたいことはないなって思ってます。

読んでくださったすべての人に感謝を。

あと、読む中で苦しい思いをさせてしまった方も多くいらっしゃると思います。鬱憤ありましたらぜひ入谷佐知にぶつけてくださいね。^^待ってます!

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