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「WE MUST GO ON」企画日誌19

「WE MUST GO ON」、クラウドファンディングにご参加いただいたすべての方への発送が、今週アタマに完了いたしました。

……ものすごいエゴサしています(笑)。
こんなに検索したことないよってくらい。
それだけ、自分にとっても、思い入れがある本になりました。

今のところ……って、1日かそこらですが、皆さん喜んでいただけている……かな?という感じで、嬉しく思っています。
なかなか重量感ありますよね?
特にA、B、C全コースお申込みいただいた方は、1kgを超えているので、お受け取りいただいたときに「うぉっ」となるのではないでしょうか(笑)。
ちなみに特典小冊子は、ABCあわせると78ページあります!

物理的な重さだけでなく、内容としても重みのあるものになったと思っています。

表紙は、実はちょっとドキドキしていて、一般的な演劇雑誌、ミュージカル雑誌のように、俳優さんのお写真を使っていないので、皆さんどう思われるかなあと思っていたのですが、おおむね好評のようでうれしいです。
本書には「Cover Story」としてカメラマンさんの思いも記したページもありますのでぜひお読みいただければ。

表紙に関してもう少し付け加えると、この本を作るにあたり、ご協力いただいた俳優さん(ほかプロデューサーさん、寄稿いただいたコラム執筆者の皆さんももちろん)、本当に皆様に多大なるご協力をいただいていたし、皆さんそれぞれの思いも取材をしていてとても伝わってきていて、誰かおひとりをピックアップして表紙にする、ということが私にはできませんでした。何かそれは違う、と思いました。

これは結構初期の段階でそう思っていて、あとは劇場の外観や内観というのも考えたのですが、これまた「どこかひとつの劇場」に絞るのも違うな……と思い、もう、‟2020年春のいま”を切り取るしかなかろう、と思いました。
となると、「どこでもいいけれど、この緊急事態宣言の下の、人出がぐっと減った街の風景」か、「いまの空」の2択かなあ、となり、ぽんっと「空とか……ですかねえ……」と言ったところ、デザイナーさんが「緊急事態宣言以降、CO2排出量が減って、いまの空の色はすごく深い色になっている。2020年春の空は特別に見える」みたいなことを言って、同意してくれました。

……なんか今回、思いつきで言ったものを、まわりの人がうまく言葉にして説明してくれることが多かった気がします(笑)。いつもは逆の立場になること(自分が補足していく)が多いのですが。

いろいろ後から説明していくのも蛇足かなあと思うのですが、せっかく舞台裏も赤裸々に綴りながら作ってきたこの本なので、引き続き思い出したことなども書いていこうと思います。


発送が終わり、いま私たちがやっていることは、通信販売の調整です。
これも早々にオープンにしたいと思っています!

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