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「抱っこできなくなった記念日」は、まだ先延ばし

絵本『いっさいはん』が好きな兄弟。

わたしの両脇でのぞきこみながら、二人で大笑いしています。

お気に入り 1

「ねても はげしい いっさいはん」
「かおの うえに のりあげてくる」
「がんめんキック」「わきばらキック」「かかとおとし」

長男も次男も、「ぼくたちもやってた〜?」と満面の笑顔で聞いてきます。

「やってたやってた、お父さんもお母さんも、痛くて起こされた(笑)」

そうすると嬉しそうに、兄弟で「1さい半ごっこ」。

次男「えーい! カピバラキーック!(わきばらキック)」
  「カカ通し!(かかと落とし)」

・・・平和です(笑

お気に入り 2

「なおしても なおしても ズボンの かたすそが あがってくる」

1さい半でなくても、
わが家の6歳児もよく片裾が上がっています。
蚊にさされたところがかゆくて、すそを上げてボリボリ。

そして、かいていたことを忘れて遊びだすので、すそは上がったまま。

家を出るときに
「すそ、上がってるよ?」と言うと、

「いいの! またかくから!」。

「え〜〜! 1さい半の子がいる!!」 
と言うと、ニヤリと笑って直す長男。やっぱり6歳でした(笑

お気に入り 3

「だっこしてほしい ポーズ」

両手をあげて「だっこ!」のポーズ。

3歳児はこのポーズをまだやりますが、6歳児もだっこが好き。
・・・でも、長男は実はもう26キロもあって(!)、
抱っこは本当に困難です。

”下から持ち上げてもらうのはもう無理だ” と悟った長男は、考えました。「自分が飛び乗れば、抱っこしてもらえるはず!」。

そこで。高いところに上り、
「おかあさーん、ちょっとこっちに来て〜」。

なになに? と、まんまとひっかかって側に寄ると・・・・

「えーい!!」と首に抱きついてきて、26キロを抱っこするはめに。

もちろん重いのですが。
「ひー」と言いながらもしばらくそれで歩いてあげると、満面の笑み。

・・・・・・・・・

子どもたちの成長がはやくて、
いつのまにか「卒業」してしまったものも数々あります。

「❍❍できた記念日」は記録をとるのですが、
「❍❍できなくなった記念日」も覚えておけばよかったなぁと
最近、常々思います。

「抱っこできなくなった記念日」が
少し先延ばしできた
ことに、
重さに耐えながら安堵するのでした。
(でも着実に、抱っこしながら歩ける歩数は減っています!)

絵本「いっさいはん」を読んで、
「かわいいね〜〜」と言いながらゲラゲラ笑う二人。
お兄さんになったところもたくさんあるけど、
まだまだかわいい兄弟です。


トップの写真は、もときさんの写真。
いつも、もときさんの写真から感じる「光」に魅せられています。
私の記事の内容、決して高尚ではなくて恐縮ですが、
子どもたちは私にとって「光」で「癒やし」。
写真を使わせていただきたくなったのでした。


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