できないことがあっても、いいですよね

「できないこと」への意識をどんどん手放したい。

自分のできないことも、

子どもたちのできないことも。


ふと、思ったのがきっかけです。
今となっては生活感たっぷりなわが家ですが、
夫婦ふたりだったときの家は、
「生活感がない」と言われることがあったなぁ、と。

むかしはきれいに保つことに喜びがありましたが、
今となっては雑然とした感じも嫌いではありません(笑

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いつから心変わりしたのだろう・・・と思うと、
やはり、子どもが生まれてから。


長男が0歳のときには
家が雑然としていくことに悲しい気持ちを
抱いていましたが。


外に出ていくようになって、

友人や同僚と
「どんどん部屋が散らかっていくよね」
「完璧はムリ!」
「あきらめるところはどんどんあきらめる」
「ムリしてやろうとしない」
「人に頼ってもいいよね」
「まあ、いつかキレイになるでしょ」

と、互いに笑い合っていたら、
「まあいっか」
と思う範囲がぐぐぐっと広がりました(笑

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「できないことを、どうやったらできるようになるのか」

を求めるのではなく、

いつしか

「できることを、みつける」

「できることを、楽しくやる」

という方向へ、意識が変わっていきました。


「できないこと」への意識は、どんどん手放したい。

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自分ができないことに目が向いていると、
わたしの場合は あまり良いことがありません。

「どうしたらできるようになるのか」を
考えたり、調べたりしていると、
卑屈な気持ちがむくむくっと
起き上がってしまいます。

逆に、自分ができることに目が向いていると、

「今日はこれだけできた!」
「あ〜すっきり」

という気持ちになれて、
よい循環が生まれるようです。

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これって、子どもに対しても同じだな、と思います。

子どもが「できない」ことに目が向いていると、
イライラしたり
悲しくなったりしやすいのではないでしょうか。

そして、

「どうしたらできるようになるのか」を
追い求め、子どもの意思とは関係なく
親が模索することになりかねない。

逆に、

子どもが「できた」ことに目が向いていると、
子どもの成長に気づけます。

子どもはきっと勇気をもって、
前進していく力を得られます。

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わが家の長男は執着が強いタイプのようで、
なかなか気持ちを切り替えることができません。

それでも先日、ふくれっつらをしながらも
気持ちを切り替えようとしたので、

「〇〇は、そうやって気持ちを切り替えられるようになったんだね」

「どんどんお兄さんになって、お母さんうれしい」

と言ってみたところ。


気持ちを切り替えることを
本人が意識するようになり、
目に見えて 
ぐんぐんお兄さんぽくなっていっています。


こっそり内緒話で、
「お母さん、ぼく、ちゃんとゆずれた」
「お母さん、ぼく、気持ちを切り替えられた」
とアピールしてくるのが 
まだまだかわいい。

わが家はわたしも息子も、親子そろって、
「ほめられてのびるタイプ」のようです(笑

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できないことがあってもいいですよね。
これは別に
「開き直り」とか「投げやり」ではありません。

わたしには「できないこと」があるから、
周囲のあたたかい手に気づけます。

子どもには「できないこと」があるから、
成長の様子を見守るのが楽しい。


できないことは気にする必要ない
とまでは言いませんが、

ある程度手放すことができると
もっと楽になるだろうな、とは思います。



できないことがあって、本人が困っているなら
誰かにサポートしてもらえばいい。
もしくは、サポートしてあげればいい。


でも、困らないかもしれないなら、
「まあ、いっか」って手放せたらいいな、と思います。

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手放していった結果の、
生活感たっぷりなわが家を眺め、
週末はみんなで大掃除だな、と思うのでした。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

台風が接近していますね。
くれぐれもお気をつけください。

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