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キミは真冬のプールに自ら意図せず落ちたことはあるか?

さんのーがーはい!
メディアで発信のお仕事をしています
【ぶっとびクリエイター幸あれ子】です。

わたしは失敗と書いて「しゅみ」と読む人生を送っています。

失敗の量でいえば
例年の花粉の量より多いものを経験してきてる自信があるけん

今日から
私の積み重ねてきた失敗のあれこれをお届けしたいなと思っとって、
あなたが同じ失敗をせんでうまくいくように!

宣言する。キミは同じ失敗をしない。

ぜひ経験値の足しにしてほしいっちゃん♪
もしよかったらフォローもよろしくお願いします!

今日は「一生忘れられない、しどい話」

小学校6年生のときの土曜日の昼下がり。

友達6人くらいで
初めてこっそり学校のプールに忍び込んだっちゃん。

私は優等生でそれまで学校で悪いことなんて
したことなんてなかったけん、

『あこがれの悪ガキがするようなことを
今、自分はしているのだ!!』という気持ちで

自分にうっとりドキドキしてました。

それまで真冬のプールなんて
見たことがなかったんやけど、

プールは、完全に、凍っててね。

地面の水溜りが凍ってるのとかは見たことがあったけど
『へぇ〜本当にプールも凍るんだぁ!』

って感動したのを覚えています。

当然、私以外のみんなも大興奮!

そんな中、一人の男の子が楽しげに言い放ったとよ。

「マジすげーよな!!

ってことは、ここで、スケートできるじゃん♪」

(何か嫌な予感がよぎった大人のあなた、
しばしお付き合いをお願いします。)

私はスケートなんて、したことなかったっちゃん。

歩かずとも滑らかに進んでいくあの動作に
心底憧れていた子供でした。

男の子がその一言を放ったあと、、

いや、

「できるじゃん」の「じゃん」とほぼ同時くらいに

私はプールの氷でできたリンクに躍り出ました!

「ねぇ、みんな!見てみてー!!

私が最初に滑るよー・・・」

表面的には分厚く見えていた氷は
私の右足が着地した部分から
音を立てて壊れていきました。

バリバリバリバリ、、、、

ジャボボボーーーーン!!!!

本当に。

ああいう瞬間ってスローモーションっちゃん。

氷の上を初滑りするはずの自分の視界が

斜めになっていく。

かなり斜めになっていく。

男の子の「どうして・・・」というなんともいえない顔もかなり斜めになっていく。

これは覚えておいてほしいんやけど、

氷が張ったプールは意外に
簡単に沈ませてくれんとよ。

ゆっくり沈むし、マジ足着くし。

いっそ沈んでしまいたかった私は
みんなにとって最高のエンターテイナーでした。

爆笑の渦。

私はそっとはにかみ、ガタガタ震えました。

冷たかった。

いや、冷たいを超えて、

ひどいというか、もうぅ、、

しどかった。。。
(念のため、こんな言葉ないよ。笑)

祖父が迎えに来てくれて。

友達が一生懸命

「あれ子ちゃんが自分からプールに落ちたんだよ」

って説明しててね。

何も言えねぇ。ホント何も言えねぇよ。

祖父は帰りの車の中で

「そうか、あれ子はスケートがしたかったのか」と優しく言ってくれたけど。

家に帰ったら母から

「本当にスケートしようとするバカがどこにおるとねー!!!」と怒られました。

「ここにおるよ・・・」

怒られました。

小6の私は、早めに学んだのです。

すごくキラキラ輝いていて楽しそうで
大丈夫そうに見えていても

本当はそれは薄っぺらく、冷たい世界の反映なのかもしれない。

これは大人の世界にもあることじゃないですかね。

そして。

「これならスケートできるじゃん!」
って友達が言っていたからと言って、

誰一人として
本気でスケートしようとは思ってない
ということ。

人の本当の気持ちなんてわからんよね。

学び:
絶対に真冬のプールには踊り出てはいけない。

しかし、わたしはまた失敗を繰り返し、強くなる。

とりあえず、これを聞いてくれたあなたがこれから
真冬のプールに落ちずにすんでよかったです。

キミに幸あれ!
ではまた、博多弁の幸あれ子でした。

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