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蓮の花の、愛


赤ちゃんを産むお仕事をしてきた、
犬たち。
小さな体で産み、育てる、
その飼育環境は配慮した状態
ではないことが多く。
寧ろ、彼女たち、彼たちに自由も
愛も何もないことが多く。

言葉を持たず、行動に
出せず、それでも、優しく懸命に
生きました。

私の住む地域で活動する
保護団体さん、その代表さんが
事件を起こした生産者からレスキューした
子の中には既に身籠っていて、けれども
死産や、産まれても生きられない命だった
そうです。
代表さん、スタッフさん、獣医さんも
力を尽くしてくださった。
その投稿に生産者からコメントがあり、

私たちだって死産は悲しい。
全部が悪い生産者だと思わないでください。

代表さんはこう、返されていました。

それでしたら、良い生産者もいるよ、
と発信することが大切です。
ぜひ、声を上げてくださいね。


生産者、赤ちゃんを産むお仕事
と表現しているのは、
一般的な表現を使うと、それで
検索し、前後を読まず、経緯を読ます、
切り取りして批判する人がいるからです。
動物たちのことに限らず、切り取りして
批判する人が増えているように感じます。
真意が伝わらないとわかっていて、
切り取りして記事を書いて批判を煽るのは
マスコミのやり方です。それに乗ってしまう
方が増えているように感じます。


今、幸の旅立ちから一年の、来月5日
を目処に、赤ちゃんを産むお仕事をした
ワンちゃんたちの優しい物語を書いています。

去年の今頃は幸と片時も離れずに
看取りました。

あの時、幸の頭上から降りてきて
私に向かってきたエネルギー、
優しい愛のエネルギー。
観音様の、蓮の花。

無条件の愛の花たちのエネルギー。

ヤンタラジロー さんのこの曲は
深く癒され、あたたかい涙が溢れます。


今も、幸たちの物語を書きながら
無条件の愛の中に、私はいるような感覚。

あるヒーラー の方が私の胸に埋め込まれた
シードはピンク色の蓮の花だと教えて
くれました。
観音様の、花。

そして私は昨年、息も絶え絶えな幸に
言いました。

おかあさんの中に入りなさい。
ずっと安心で、何もこわくないから。

蓮の花の、愛。





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