先生になる前にやっておいてよかったこと
新卒で教員になった、さあちゃんです。
そろそろ教員採用試験も終わり、あとは卒論だけという学生さんもいるのではないでしょうか。
教員になるまであと半年間、「卒論だけでいいの?」「何かやっておいた方がいいのかな?」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。
今日は、学生さんやこれから先生になる人に向けて、わたしが「先生になる前にやっておいてよかったこと」をお伝えしていきたと思います。
あくまで、わたし個人の意見ですので、もし他にこんなことをやっておくといいよというのがありましたら、コメント欄でぜひ教えていただきたいです!!
先生になる前にやっておいてよかったこと
わたしが先生になる前にやっておいてよかったなと思うことは3つあります。
1:小学校でボランティア活動したこと
わたしは、大学3年のとき、約1年間、小学校で先生方の仕事を補助するボランティア活動をしました。
週に1回の活動ではあったのですが、教師の仕事の忙しさや大変さはそこで学びました。
朝早くから出勤し、登校指導など目まぐるしい毎日を過ごすことになるんだなと教員になる前から体感していました。
だから、実際に先生になって働いてからは、あまり理想と現実のギャップを感じることなく淡々と仕事をしました。
もちろん、ボランティアより本格的に仕事をし始めてからの方が圧倒的にこなすべき仕事は多いのですが、少しでも現場を体感しておくと、日々の時間のなさに驚くことなく4月から先生業をすることができるのではないでしょうか。
学校現場はとにかく忙しいので、ほとんどの自治体はボランティアを受け入れてくれると思います。
ただ、今は世間的にも大変な状況にあるので自治体によって対応は異なるようです。
場合によっては、アルバイトのような形で、報酬があるところもありますので、各県や市町村のホームページを確認したり、問い合わせをした方がいいと思います。
2:塾でアルバイトをしたこと
教員いなる前に、子どもたちに何かを教えるという経験をしたのは大きかったです。
学校と塾とでは、教え方は違いますが、言葉づかいや子どもへの接し方は生かされました。
また、わたしは子どもとは言え、人前で話すのがすごく苦手でした。(じゃあ、なんで教師を目指した?というツッコミが聞こえてきそうですが。笑)
先生として子どもの前に立った日は「人前で話すという場数を踏んで置いてよかった」と心の底から思いました。
あと、塾で教えるときも事前に準備をするのですが、そのときの知識が積み重なっていたので、教員になって教材研究をするとき、改めて知識の習得からスタートしなくてもよかったので、それも役立ちました。
3:教育系以外のアルバイトをした
わたしは、塾のアルバイト以外にも、飲食店スタッフ、イベントスタッフ、百貨店の店員などいろいろなことをしました。
これらが、教員の仕事に直接役立ったかというと、正直そこまで役立ったわけではありません。笑
だけど、いろんな人と関わっておいてよかったなと思いました。
教員をしていると子どもたちと関わることはもちろんですが、その保護者や、同僚の先生、教材業者の方、来客の方など、いろんな方と関わります。
そのとき、社会人としてのマナーがないと「この人、先生として大丈夫かな」と思われてしまいますし、保護者の方も不安になると思います。
また、子どもたちの、誰1人として同じ性格の子はいません。
世の中にはいろんな人がいて、関わり合いながら生きていきます。
それは子どもたちだって同じことです。
多様な社会で生きていく子どもたちを指導する教員という立場だからこそ、よりたくさんの人と関わり合い、広い視野をもって世界をみる必要があるのかなと思います。
先生がどんな経験をしていたとしても、それは子どもたちに伝えることはできます。
ただ、一度教員になると、自分で意識しない限り、学校の外の世界と関わることは極端に減ります。
そして、子どもたちは、一生学校の中で生きていくわけではありません。
先生として、子どもたちの前に立つまでにいろんなことを経験して、できるだけ広い視野を養っておくといいのかなと思います。
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