「平凡な自分が大っ嫌い」だったけど、今はそこまで嫌いじゃない
いきなりですが、みなさんは自分のことが好きですか?
わたしは自分の嫌いなところがいくつかあります。
朝起きれないところ、整理整頓ができないところ、すぐに人を羨ましがるところ、何かやってもすぐに飽きてしまうところ…
あげたらキリがありません。
でも、たま〜に
「まあ、そんな自分でもいいか。」
と思うときがあります。
どう見てもわたしは平凡で普通の人です。
しかも、自分の意見は言わず、周りの雰囲気に流されて生活していました。
でも、今は全部ではないけれど、少しずつそんな自分を受け入れられるようになってきました。
では、どうしてわたしは自分のことを受け入れられるようになってきたのか。
取り柄がない平凡な自分でもいいじゃない
わたしが小•中学生の頃、いつも仲良くしていた友達は、バスケットボール、卓球、水泳が得意な子達でした。
しかも、みんな県大会とか当たり前にいくレベル。
そんな人達が近くにいたら、地区大会も突破できないわたし(ちなみに、私はバレーボール部)は、強烈な劣等感を抱いていました。
そして、わたしは特技も取り柄もない普通の人と思いながら、大人になりました。
でも、小学校で先生として働いて気づいたことがあります。
学校にはいろんな子ども達が集まります。
性格や特技などが、全く同じ子どもなんて誰一人いません。
ふと、「それって大人だって一緒じゃないか」と思いました。
社会に出ると、「個性を出さないといけない。」と感じたり、会社でも「もっと持ち味を出しなさい。」と言われたり。
育ったきた環境が違う子どもたちがいろいろな経験をして大人になる。
同じ生き方をしてきた人なんてだれもいない。
わたしたち一人一人の存在が「個性」
だから、個性がないと言われたところで落ち込む必要なんてないなと、教員をして初めて気づきました。
ダメな自分を受け入れると、生まれるもの…
「何もない自分でもいい」
そう思えるようになると、自信が生まれます。
自信があると行動力とか挑戦心に火がつきます。
そしたら、今まで目に止めなかったことにも目がいくようになり、新しいことを始めるきっかけも作ることができます。
そこから実際に一歩踏み出すことで、新たな自分に出会えることだってあります。
そしてそれが自分の新しい持ち味、個性にもなるのです。
だから、生まれ変わった自分になりたいと思ったらまずは、今の自分を認めること。
これに尽きるのかなと思います。
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