【自家製発酵】納豆は面倒だけど簡単!

納豆好きは海外で苦労します。日本のようにスーパーでお手軽に3パック100円程度のものが買えないというのは、困ります。そして、海外で手に入る納豆は、基本的に冷凍もので製造年月日も不明な挙句、価格は3倍です。では、たくさん食べたい人どうしたらいいかというと、自家製で作っちゃいましょう!

納豆の簡単レシピ

納豆の造り方は、ネット検索したらいろいろ出てきます。Sachaは納豆自家製造歴12年の中堅ですので、もうほとんど失敗しません。なにも見なくても、職人の勘で作ってます。笑

作業工程は、簡単なので、こちらをご参考ください。

粉末状の納豆菌から作るのが一番、品質が安定しますが、既製品の納豆に蒸したか茹でたかした大量の大豆をまぜ合わせて増殖させるのが最も簡単です。

納豆菌は12年前に成瀬発酵化学研究所で購入しました。郵送してくれます。(海外にも発送可のようだけど要確認)この粉末は、一度に耳かき一杯程度で十分なので、Sachaの使用頻度だと12年たってもまだ残量あります。こちらは、会社のホームページがないのですが、納豆学会のサイトで情報を得ました。

発酵場所の確保

各自で確保しないといけないのは、発酵場所です。ひと肌程度のぬくもりで一晩すれば発酵できるというのが納豆の特性です。Sachaは新鮮な藁が手に入った時、一度、藁納豆をかかえて寝るという荒業をやってみたことがあります。(おすすめはできません!)

ヨーグルトメーカーなどが使いやすそうですが、愛用しているのは、こちら。発砲スチロール箱×瓶に熱湯をいれて保温する、というシンプルな方法。適度な温度と湿度で納豆菌の発酵には好環境です。

発酵場所の環境さえ整えば、あとは簡単です!

大豆の確保

せっかくなので有機栽培のものを使っています。一度に使うのは500gぐらいが扱いやすいです。煮たり、蒸したりしてます。

出来上がりの状態

だいたいタッパーを二つ重ねて作っているので、上側と下側と酸素や温度のいきわたりにばらつきがあります。でも、気にしてません。

半分は冷凍しちゃいます。どっちしにしても、食べ始めたら即行でなくなります。

だって、こんなに美味しく仕上がるんですよ!!!

納豆自家製発酵のポイント

納豆菌の増殖に雑菌がまじるとひどいことになるので、タッパーからスプーンにいたるまで、殺菌することが大切です。Sachaは簡単に熱湯殺菌しています。アルコールスプレーなどを使っている人もいるみたいです。この殺菌ステップをおろそかにすると、怪しいピンクがかったものなどがかわいくお目見えしたりします。

大豆を前日に水にもどすところから始まって、翌日には発酵が終了するという二日がかりの作業ですが、その価値ありです。海外で暮らす納豆好きはわりと自家製派がいる印象です。(そういうSachaもアンダルシアに何十年と住む日本人のおじさんに直伝してもらって、作り始めた経緯があります。)

ちなみに日本の納豆で一番すきなのはフクダのわら納豆。絶品です。最後に食べたのは12年以上前ですが、あーーー、おいしかったなぁ!また食べたい!!!

それでは、素敵な納豆ライフをお楽しみください。

Sacha


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