Takerという名のバケモノ
こんにちは。
すっかり春模様になってきた今日この頃。
春といえば出会いと別れの季節ともよく言いますよね。
新しい環境でスタートを切る方も多いかと思います。
新しい学校、新しい職場、新しい人間関係。
なんかわからんけどめっちゃ疲れた。
なんてことが一日の終わりに起きている方も
そう少なくないのではないでしょうか？
かくいう私も人付き合いは得意というか好きな方で、たとえ初対面の方と過ごしていても、気疲れはしにくいタイプなのですが、ごく稀に
『え。。。今日めっちゃ疲れた。』って日あるんです。
最近その原因を追究したく、細かく分析するようになりました。
あぁきっとこれも若干職業病なのかなとか考えたり考えなかったり。
職業病というか直属の上司の分析癖の影響をダイレクトに受けた結果なのだろうなと自分の素直さに驚いています。
（直属の上司、めちゃくちゃ尊敬してます。）
そして分析を続けた結果行きついた一つの解がこちら。
Taker（テイカー）と過ごした日、めっちゃ疲れてる説。
『あぁ、テイカーね。』となった人もいると思いますが、『テイカー？』となった人のためにも、少しご説明しますと、そもそも世の中には3つのタイプがいるといわれているようです。
【テイカー】
➛自分の利益が最優先。人の時間、知識、労力を奪う人
【ギバー】
➛自分の時間、知識、労力を惜しみなく人に与える人
【マッチャー】
➛損得のバランスを考慮し時にギバー、時にテイカーになる人
ガキ大将で有名な彼は、テイカー気質強めなマッチャ―ってところですかね。映画で見せる漢気？にはギバー精神を感じてしまう。うん。
いや、でもテイカーと言われればそれはそれで納得できる。うん。
そんな3タイプがいるといわれている中で、多くの人はマッチャ―かなと思うのですよ。まぁマッチャ―の中にもテイカー気質強めもいれば、ギバー気質強めもいるとは思うんですがね。
この3タイプを心得たうえで自分の回りの仲の良い友達や、よく一緒にいることが多い会社の人なんかを考えるとほとんどマッチャーかギバーなんですよね。
私の精神上の治安が保たれているのは周りの方々の気質のおかげもあるんだなと、改めてありがたみを感じる次第です。
3つのタイプをさらっとご紹介しましたが、冒頭に書いた『え。。。今日めっちゃ疲れた。』ってなる日は、どの日も大体テイカーの（だろうなと思う）知人と会っていた日だなと考察できたわけです。
振り返ってみれば「あぁ、今日全部自分本位な話してたな～」とか「都合のいいお願いばっかりされたな～」とかそんなことばっかりなんですよね、大体。テイカー怖い。くわばらくわばら。
これに気づくことで『‘‘テイカー‘‘って認識してしまった知人とは疎遠になってしまいそう。。。』と思うじゃないですか？
確かに、人によってはテイカーとは距離を置く！という方もいるかとは思うんですが、私はそこまで棲み分けはしておらず、あくまで『気持ちの良い関係で居られる距離』を改めて考えることにしています。
言い方を変えただけで意味合いとしては結局、距離を置いてるじゃん。ともなるかと思うのですが、これは「これからも長く付き合っていくため」の適切な距離だと思うんです。
例えば、会社の直属の上司がテイカーだったとして、毎日毎日なんだか疲れてしまうといった状態って自分にとってよくないですよね？
だとしたら私は、『上司はテイカーだから』と割り切って、『仕事の範囲で』のみ付き合うように変えていくと思います。また、割り切って考えられるようになるだけで、自分の心の準備にもなると思います。
そう、まずは認識したうえで、考えることそのものが大切なんです。
『‘‘何か知らないけど‘‘めっちゃ疲れた』って状態が精神衛生的に一番よろしくないと思うので。
また、たとえばこれが、これまで仲が良かった友達なら、よりスムーズに距離をとることも可能なのではないでしょうか？
テイカーの友達と遊ぶ日は、自分も必要以上にギバーにならない。と心得てみたり、精神的治安を保てる距離で会話を行うなど（深い話はしないなど）工夫が出来ると思うんですよね。
「友達」にギブとかテイクとか求めるの自体ナンセンス！と思う方は、ご自身の思うままに友人と付き合っていくのが一番だと思います。私もそう思っていたタイプですし、それができるのならもちろんそれが一番良い。
（完全なるギバーならそう思えるのかもしれないですね）
でも心が疲れてしまうのなら、自分を優先してあげていいと思います。相手に冷たくするとか、変に距離をとるとかそういった極端なことではなくて、あくまで「心得る」とか、「付き合い方を‘‘少し‘‘見直す」とかでいいんです。
もちろん自分のエネルギーが有り余ってるのなら時には完全ギバーになってみてもいいかもしれませんね。
こんな感じで4月で人間関係に疲れてる方も一定数いると思いますが、自分と、そして相手と、うまく付き合っていきましょう。
私も自分の中の割合を少しでもギバーに近づけられるように日々鍛錬します。押忍。
では、今日はこのへんで。
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