21-22シーズン信州ブレイブウォリアーズ振り返り

はじめに

どうもみなさん砂漠のひろしです。
21-22シーズンはCSに進出したチーム以外は終了し、既に自由交渉選手リストに載る選手や22-23シーズンの契約をすました選手が出始めるなど既に次のシーズンへの動きは始まっています。
それを踏まえ、信州ブレイブウォリアーズ(以下信州)の戦い方が20-21シーズンに比べどう変わったのかとそれを踏まえた補強ポイントを書いていきたいなと思います。

21-22シーズンのオフェンス

20-21シーズン、信州の課題は得点力不足。
OTを除いた得点は71.3点。これはリーグでも最下位の数字でした。
そこにテコ入れすべく、熊谷、岡田、前田の通称若手三銃士を獲得し、得点の底上げを図りました。
これにより得点数は77.4点と増加しました。
オフェンスレーティングで見ると20-21シーズンはワースト2位の19位だったのが、21-22シーズンではリーグ11位と全くオフェンスの出来ないチームから普通にオフェンスが出来るチームへと生まれ変わる事が出来ました。
変化の要因としては、3P%の上昇オフェンスリバウンドの増加によるセカンドチャンスポイントの増加ファストブレイクの増加。が上げられます。

3P%は32.0→34.7と2.7%。数字だけだと2.7%だとどれくらい凄いのかわかりにくいのですが、リーグ順位で見てみると伸びは顕著です。

20-21シーズンではリーグ17位だったのが21-22シーズンではリーグ7位とリーグでも有数なシューティングのチームになりました。

ただ、信州の特徴だった試投数の多さは減少しました。

20-21シーズンでは31.4本のスリーの試投数が21-22シーズンでは25.6本に。これは勝久マイケル体制になってから最も少ない試投数になりました。
要因としては日本人選手のペイントアタックの増になります。
若手三銃士はいずれもスリーポイントシュートの試投数よりもツーポイントの試投数が多く、ドライブで相手ディフェンスを収縮させることが出来る選手たちです。
相手ディフェンスが収縮する事により、フリーでシュートを打つチャンスが多くなった事がスリーポイント成功率の上昇の要因でしょう。
逆に、収縮しなかった場合はそのまま三銃士がシュートに持ち込んだために、スリーの試投数は減りました。昨シーズンまでなら西山がスクリーンを使ってプルアップスリーを選んでいたところを熊谷や前田なんかはドライブを選択しますから、単純にその分の減少ですね。

また、オフェンスリバウンドの獲得数が増えた要因も、若手三銃士がドライブを積極的に行った副産物です。
プレシーズンマッチのレビュー記事で僕は以下の様な事を書きました。

日本人選手がシュートに行く際、相手外国籍選手がブロックに跳びます。
そうなると、その選手のマークマンである、ホーキンソン選手やマーシャル選手がフリーになり、いち早くリバウンドに備える事が出来、リバウンド勝負で優位に立つことになります。
シュートが外れ、得点機会を失うのではなく、セカンドチャンスからの得点が増えてくると、昨シーズンからの課題である、得点力不足も解消できるのではないでしょうか。

この予想が当たって僕は今めちゃくちゃドヤ顔をしながら執筆していますが、オフェンスリバウンド数は20-21シーズンから1.1本増え、セカンドチャンスポイントも2.1点増やす事が出来ました。

そして最後にファストブレイクポイントの増加。
20-21シーズン5.2点だったのが21-22シーズンでは8.1点と2.9点の増加がありました。
これも走れる三銃士の活躍やいつでもどこでもホーキンソンこと速攻の場面では先頭を走るホーキンソンの脚力を活かす事が出来たのが多きな要因でしょう。

ただ、三銃士はディフェンスではシステム面に苦しむ事は多く、失点数が増加してしまうなど、全てが+に働いたかというとそうではなかったのがシーズンでの総評になります。

選手評

各選手の評価を書いていきたいと思いますが、厳しい事を書いてしまった選手も多く、ここから先は読みたくない人はスルーした方が良いかと思います。

井上
外国籍選手のバックアップとしての契約だったと思いますが、マシューの成長によりその機会も失われつつありました。
とはいえ、マクヘンリーやマーシャルが高齢なのを考えるとまだまだ出番はあると思いますし、バックアップのバックアップの様な内容で契約をすることが出来る選手が少ない事を含めて来シーズンの契約はアリだと思います、が。年齢を含めて引退してもおかしくないのかあとは思いますが。

ジェミン
来シーズンも契約を…と思っていたところに自由交渉リストへ登録をすると5/18に発表がありました。
若手三銃士を除いた既存メンバーの中では最も成長を見せていた選手だけに残念な思いでいっぱいです。
ただ、彼のオフェンススキルでは信州に合っていないのかなとは薄々思っていました。
おそらく彼はペリメータの位置でボールを持ち、そこからシュートなのかドライブなのかという風に展開していく選手ですが、そこが信州のシステムには合いませんでした。
ただ、ジェミンにとって信州に在籍した2シーズンは無駄な物ではなく、特にディフェンス面での成長は他チームに移籍しても彼の財産として残る事でしょう。

西山
今シーズン、最も難しい役割を任されたのが西山でした。
20-21シーズンでは単純に自分が点を取れば良かっただけでしたが、今シーズンは三銃士を立たせるプレイが必要になったからです。
とはいえ、以下の表の様に今シーズンの信州で得点の停滞する時間帯の2Qに出場する事が多く、だからこそもっと自分が点を取りに行く姿勢を見せても良かったのかなと思います。

画像1


B2時代の19-20シーズンではシーズン序盤の12試合はベンチからの出場と今シーズンと同じ条件ながら、7試合で2桁得点を記録するなどシックスマン適正は高いと思うのですが…。
来シーズンの契約として気になる点は終盤5試合の起用法。
出場無しの試合が2試合に10分以下の出場が3試合。単純にコンディション不良だったのか、或いは来シーズンの構想から外れてしまったのか。今後の動きを含めて注目したいと思います。

熊谷
三銃士の一角として信州における立場を確立しました。
その影響力は信州だけにとどまらず若手中心の代表候補に選ばれるなど次世代の日本を背負う選手になりつつあります。
代表合宿で自信をつけたか、それまでは28.4%の成功率だったスリーポイントシュート成功率が合宿後の試合からの確率が42%まで向上しエリートシューターの数字を残すまでになりました。
来シーズンはこの数字をそのままに、ペイントエリアのシュート成功率を55%程度まで高めればBリーグを代表するPGになる事が出来ます。
そして地味な数字ではありますがTO数1.6個というのも素晴らしい数字でした。安定したボールキャリーのお陰で信州のオフェンスがはじめられたというのは大きな功績でした。
来シーズンも残ってもらわねば困る。そんな選手です。

栗原
今シーズン、ある意味過去の姿に戻った選手でしょう。
過去の姿に戻る。そういうとネガティブなイメージになるでしょうが、そんな事は無くシューターとしての姿を取り戻せたのは彼にとっても良かったと言えると思います。
スリーポイント成功率36.7%はシューターとして及第点を与えられる数字ですし、ドライブで相手ディフェンスを引き付ける事の出来る三銃士と同時起用する選手として最適な選手でした。
とはいえ、来シーズンを考えた時、チームとしてはシューターとしての彼を必要としますが、栗原自身がさらなる成長や役割を求めた時、信州はそのポジションを用意するのが難しい状況です。
残留前提ですが、ハンドラーは熊谷、前田、岡田と3人おり、残りの枠は2人ないし3人。シューターとしての起用であれば3番ポジションまで使えますが、ハンドラーとしての栗原は残念ながらここには入って来ません。
彼がシューターとしての立場を受け入れてくれるのなら残留。さらなる成長や役割を求めるのならば他チーム。ドライに考えればこういった評価になりそうです。

マシュー
海外の報道で3年契約とあったことから残留は確定。
最初は「やべえ奴をつかまされた…」と思っていましたが、終盤では見違える姿に。
日々成長をスローガンに掲げる信州で、文字通り確かな成長を見せてくれました。
マクヘンリーを3番ポジションで起用するビックラインナップが来シーズンの信州の大きな武器になる。そう思わせてくれたシーズン終盤でした。

前田
デカくて動ける選手にハンドリング仕込んでPGも出来る様にしようぜ計画の被験者1号であり、成功事例です。
とはいえ僕は彼はガードが出来ると最初から思ってましたよ。後だしだって?いやいや、彼を獲得した時のツイートを見てくださいよ。

https://twitter.com/sabaku1127/status/1401737859514597377

とはいえ、僕のイメージしていたガード像ではメインPGがボールキャリーし、前田は単純にPnRのユーザーとしてパスを捌く。というモノだけでしたが、それ以上の成長を見せてくれました。
そもそもボールキャリーからする。プレイコールもしちゃう。まごう事無きPGの姿でした。
が、課題はまだまだ多く、TOを減らす、シュート%を上げるなどなど有りますが、彼の存在が信州の戦術の幅を拡げてくれました。
来シーズンも残ってもらわねばならない選手です。

大崎
西山と同様に苦しんだシーズンでした。
昨シーズンまで20分以上あったプレイタイムは11分までに減少。出場無しの試合も増えました。
B2時代はなんでも出来る選手として勝久マイケルHCの信頼も篤かったがB1のレベルでは厳しく言うとどれも中途半端。という選手になってしまいました。
シーズン終盤の積極性は買いますし、彼の執筆しているnoteを読むと苦悩だったりチームをどれだけ深く思っているかも伝わってきますが、現状信州で与えられる役割は無い。というのが率直な評価になります。

ホーキンソン
良い意味で何もいう事はありません。
コート内は勿論、オフコートでも素晴らしい人間性を発揮。
プレイでも、それ以外でもファンを喜ばせる働きはプロ選手の鏡です。
信州に残ってください。ただ、お金の問題がなあ…。こればっかりはホーキンソン自身の問題ではなく、チームとしても問題なので、スポンサー獲得で彼を引き留めて欲しいところです。

三ツ井
信州の守備職人は今シーズンも安定した働きを見せてくれました。
プレイタイムが減ったのは単純に守備の負担を前田と軽減したからで彼自身の問題ではありません。
外国籍やアジア枠のハンドラータイプの外国籍相手にフィジカルで勝負できる彼の存在は稀有です。
来シーズンも信州に残ってもらい、ディフェンスエースとしてチームを支えて欲しいですね。

マーシャル
シーズン序盤は不調も、終わってみれば安定のパフォーマンスを見せてくれました。
オフェンス面では三銃士のアシスト役に徹する事も多く、得点以外の貢献も見せてくれ、ディフェンス面は言わずもがな。
年齢による衰えだけが心配ですが、まだまだ信州にいてもらわねばならない選手です。

マクヘンリー
この年齢でペイントエリアのからの得点確率が60%を超えるという意味の分からない数字を残した信州の神。
得点以外でもアシスト、スティール、ブロックで安定した数字を残し年齢の衰えを感じさせませんでした。
ただ、全盛期の様に40分間フルタイムでの起用は出来ない。20分以下のプレイタイムでしか起用できないのが現実問題でしょう。
まあ、Bリーグのレギュレーションとして他2人の外国籍やマシューがその分をカバーすればいいだけなので怪我人さえでなければ大きな問題にはならないでしょう。
後は本人に続ける意思があるかどうか。契約云々で考える事はそれだけでしょう。

岡田
信州のエースとして期待を受け、開幕戦の古巣富山戦ではクラッチシュートを立て続けに2本沈めブースターの心と、チームの信頼を勝ち取りました。
ただ、シーズン中盤に怪我をすると失速。シーズン終盤には調子を取り戻しましたが、本当の意味でエースになるにはシーズンを通した活躍が必要です。
とはいえ、日本人得点ランキングでは3位の数字を残し、スリーポイントシュートだけでなくインサイドでも点が取れる選手としてやはり貴重な選手でしょう。
他の三銃士のメンバーと同じく来シーズンも残ってもらわねばならない選手です。

獲得したい選手リストPG編

さて、ここからは各ポジションポイントガード、ウイング、外国籍選手に分けて獲得して欲しい選手をリストアップしてみました。
本音を言えば富樫とか斎藤とか欲しいんですけど、それは余りにも現実的ではないので、若くて年俸も抑えられて、かつ信州にマッチしそうな選手をリストアップしていきたいと思いました。
PG編のコンセプトとしては、サイズのあるポイントガード。そして熊谷がそうであったように前のチームでは不遇の立場でも、信州で成長し。代表を目指す選手になってくれないか?と応援したい選手をリストアップしました。

笹倉
1人目はアルバルク東京に所属している笹倉です。
身長188cmの高身長PGの彼は東海大諏訪高校出身として「信州に来てくれないかな」と思っていたブースターも多いのではないでしょうか。
20-21シーズンはレンタル移籍先の仙台89ERSで平均11.2得点を記録し、21-22シーズンに満を持して東京に復帰もジョーダン・テイラーや田中大貴、そして小島元基とそうそうたる顔ぶれのPG陣とあってはなかなか出場機会に恵まれず、わずか21試合の出場にとどまり、出場したとしても最長で9分。平均3.7分のプレイタイムに終わりました。
来シーズンも笹倉にとって厳しいシーズンになる事も考え、第2の故郷で心機一転、スタートを切ってみては?

駒沢
2人目は青森に所属していた駒沢です。彼もまた188cmの大型PGです。
既に自由交渉リストには載っており、現実的に獲得が可能な選手です。
実質1年目でありながらスタートPG兼、日本人エースを務めました。
1試合平均12.8得点はB2リーグ日本人トップの数字。典型的な現代型のスコアリングガードと言って差し支えないでしょう。
彼を欲しがるチームも多いでしょうが、信州に来てくれたら嬉しい選手ですね。

テーブス
3人目は宇都宮に所属しているテーブスです。彼もまた188cmの大型PGです。大型PGは188cmという数字が好きなのでしょうかね。
入団3年目のテーブスですが、出場時間こそ伸ばしてはいますが、シュート%年々低下しています。
彼自身のシューティングの問題もあるかもしれませんが、個人の印象ですがどこか宇都宮はテーブスを活かす事が出来ていない様に感じます。
信州はインサイドの外国籍選手が起点となるオフェンスではなく、ボールを持つ日本人選手(特にガード陣)がオフェンスの起点になるチームです。
自ら点を取りに行くも良し、味方を活かすも良し。貴方の力でオフェンスを動かしてみませんか?(問題はCSで活躍しちゃったもんだから宇都宮が手放さない気がする所ですねえ)

久保田
21-22は京都に所属。コンセプトはサイズのあるポイントガードとしていましたが、彼はその基準から外れます。
まあぶっちゃけて言えば僕の好きな選手枠です。
今シーズンは京都の試合をほぼ全試合観ていたのですが、一番の成長を見せたのが久保田でした。
シーズン序盤は何が強みかよくわからないガードという感じだったんですが、2/2の広島戦あたりから生まれ変わったような姿を見せました。
それまではどこか接触を嫌がるプレイをしていましたが、むしろ身体を自分からぶつける様になってきました。
滋賀戦では11個ものファウルを貰い、16本のフリースローを獲得するなどただ単にシュートを決める以外の点の取り方を身に付けました。
信州のファウルドローンの数はリーグ9位の18.3個ですがフリースローの本数はリーグ11位とそこまでフリースローで点を稼ぐチームではありません。
得点力UPは何もシュートを打つだけじゃない。そういう意味で信州に新しい得点パターンを生み出して欲しいですね。

獲得したい選手リストウイング編

コンセプトはデカくて動ける選手にハンドリング仕込んでPGも出来る様にしようぜ計画の2人目を獲得しようぜ。です。
今季、前田に仕込んだのと一緒ですね。
前田の成長を見て、自身のプレイを幅を広げたい。そう思ってくれそうな、そして信州で成長できそうな選手をリストアップしました。(本当はアルバルク東京の吉井と宇都宮ブレックスの荒谷も入れてたけどCSの活躍を見て「あ、この選手を手放す訳ねえわ」と思い削除しました)

赤穂
21-22シーズンは千葉に所属。
196cmとサイズがある赤穂の登録はSG/SFです。
千葉での出場機会は殆どなく、シーズンでは11分。CSでも6分強と3分強に終わっています。
現状、千葉のウイングマンはスミス、佐藤、原と揃っており、ここに割って入るのは生半可ではありません。
三河でPG争いで敗れた熊谷を獲得したように、出場機会が少ない選手に対して試合に出れる環境を提供する事が出来、前田の様にプレイの幅も広げられるというのは信州というチームのセールスポイントです。
という訳で(どういう訳だ)赤穂君。君も信州でガードをやらないか?

山口
21-22シーズンは北海道に所属。
彼は自由交渉リストに記載されており、獲得が可能な選手です。
大学時代は屈指のスコアラーだったものの、北海道での2シーズンでははっきりと伸び悩みました。
特に今シーズンの北海道は得点王ロングを中心としたバスケットを展開していた為にやりにくさはあったと思います。
その点、信州では岡田がエースになったようにボールマンが起点になれるチームです。
身長194cmとサイズもあり、自由交渉リストにも載っている事から移籍は確実。是非とも信州でスコアラーの才能を発揮してもらいましょう。

杉本
2021年2月に前十字靭帯断裂という大怪我を負い、復活のシーズンとなるはずでしたが、現実は厳しいものに。
彼も既に自由交渉リストに登録され現在は22-23シーズンの所属チームはフリーの状態です。
伸び悩み以前にまだまともにプロの世界で勝負が出来ているとは言えない選手ですが、個人的に応援している選手という事で、獲得してくれないかなという願望で獲得リストに入れました。

加藤
21-22シーズンは京都に所属。
コンセプトのハンドラーにしようぜ計画はガン無視で、単純に一番好きな選手だから獲得して欲しい選手リストに入れました。
もし獲得した場合、信州での役割は三ツ井と同様にエースキラーを担い、オフェンスではスリーポイントシュートを沈める。そんな役割になると思います。

獲得したい選手リスト外国籍選手

外国籍選手は基本的に全選手契約希望ですが、例えばマクヘンリーが引退をする可能性も有る事から、こちらも何名かリストアップしたいと思います。

ブルックス
21-22シーズンは北海道に所属。インサイドが主戦場というよりは、3番寄りの4番プレイヤーという感じです。
シュートレンジの面ではマクヘンリーよりも広く、4.1本と多くの試投数ながら38.1%の成功率で決め、さらにはインサイドからも56.9%の成功率で決める事が出来るオフェンシブな選手です。
また、ハンドラーとしても期待でき、1試合平均2.8アシストBリーグのキャリアハイでは8アシストを記録するなどオフェンス面でかなりの期待が出来る選手です。
ディフェンスでは下手ではないけど上手くはないという感じで、マクヘンリー基準で見てしまう信州ブースターからは受け入れるのに時間がかかるプレイヤーかもしれませんが、オフェンス面では確実に信州にマッチする選手だと思います。

ガドソン
21-22シーズンは滋賀に所属。SF登録ながら、場合によってはインサイドでも戦える選手ですが、獲得した場合は3番ポジションでの出場にさせたい所です。
シーズン終盤のマシューの成長を考え、彼との同時起用によるビックラインナップを敷きたいと考えた場合、ガドソンは非常にマッチする選手だと思います。
スリーポイント成功率は35.0%ペイントエリアの成功率も64.3%と高く、フリースローも80%と高い成功率を残しており、さらに3番ポジションで起用した場合相手マッチアップは日本人選手になる事からオフェンス面でイニシアチブを逃げるのではないでしょうか。
例によってディフェンスはマクヘンリー基準で考えると(ry

さいごに

いかがでしたでしょうか。
ざっくりと信州のオフェンスの何が変わったのかと、選手評価。さらには来シーズンに向けてこんな選手を獲得して欲しいという願望を書かせて頂きました。
皆さんは今シーズンをどう見ましたか?

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