20-21シーズン 第7節信州BW戦を振り返って
はじめに
どうも皆さん、砂漠のひろしです。
めちゃめちゃ楽しい2試合でした。
気付いた方もいらっしゃいますでしょうか。
ついに僕のnoteでも写真が付きました!
今シーズン初の現地という事で、テンションも上がりに上がった試合でした。
というか今日は試合ですが、島根戦に向けてを書く時間なんて何処にも無かったよ……
1戦目を振り返って
三河-信州
1Q 20-19
2Q 32-15
3Q 15-17
4Q 18-16
終 85-67
結果は三河の快勝となりました。
とはいえ、他のQは互角の展開で、信州からすれば「この2Qさえ……」という感想でしょうか。
試合中にTwitterでつぶやきましたが、2Qは今シーズンの三河で一番オフェンスが噛み合っていたQだと思いました。
それは単純に点が沢山取れたという理由ではなく、金丸選手とガードナー選手だけで積み重ねた点ではないという事が理由です。
このQの金丸選手の得点は0ですし、ガードナー選手も6得点だけです。
つまり、他のメンバーで26点を積み上げました。
最多得点もシェーン・ウィティングトン選手の9得点で、出場した選手で得点を記録していないのは、長野選手と金丸選手だけと、まんべんなく点を取れました。
このQの貯金で押し切ったという試合でした。
あ、加藤選手が最後出てリバウンド取ってました。コートに入った瞬間、思わず声が出そうになりました。危ない危ない。
2戦目を振り返って
三河-信州
1Q 16-22
2Q 18-18
3Q 17-26
4Q 22-21
終 73-87
1試合目と打って変わって、2試合目は信州の快勝でした。
それも、2Qと4Qこそ互角の展開でしたが、1Qと3Qで完全に差を付けられる形で、1勝1敗という星勘定で、得失点も三河の方が上ですが、信州の良いイメージで試合が終わったような印象です。
富山戦の負傷から、金丸選手が不調でした。
それを補うように2試合目は川村選手が躍動しましたが、それでも信州の猛攻の前に沈みました。
僕のディフェンス論は相手をファウルアウトにさせろと言いましたし、それが今までの三河の戦い方だったのも事実でしょう。
ガードナー選手の強引なアタックにより、相手外国籍をファウルトラブルにさせる。
圧が減ったところでガードナー選手がインサイドを蹂躙。
たまらず相手がガードナー選手を止めようとインサイドに人数をかけてディフェンスを収縮させたところで、アウトサイドプレイヤーにパスをさばき、スリーを決める。
これは昨年の戦いでよく見た光景でした。
が、今年はこの戦術が通用しにくくなりました。
それはオンザコートルールの変更により、1人をファウルトラブルにさせたところで、外国籍選手の代わりがいて、強度が落ちないためです。
京都さんなど、外国籍選手の枠を1枚ガード型の選手に振っているチームには引き続き有効な戦術だとは思いますが、信州のような外国籍選手をインサイドに集中させているチームには効果が薄いでしょう。
ディフェンス論だなんだと言いましたが、結局はオフェンスで相手の主要選手をベンチを追い込むことにより、ディフェンスを誤魔化すって事です。
相手外国籍をファウルトラブルにさせてベンチに下げれば、オフェンスをしやすいし、ディフェンスだって外国籍選手が1人相手の方が楽でしょうから。
そんでもって、オフェンスが上手く行けばある程度の失点はまあ、目をつぶれますからね。
で、11/11に行われる島根戦ですが、これは苦戦します。
外国籍選手はSF枠の選手はいますが、帰化選手のウィリアムス・ニカ選手もいるので、「必殺・ガードナーアタック」でファウルを貰っても、代わりの選手がいるので。
という訳で、「相手選手をファウルアウトにさせてしまえ大作戦」に代わる作戦を考えてほしい所です。(安定の丸投げ)
輝きを放った男
ネガティブな話題が続いたのでポジティブな話題を。
僕はディフェンスの事を考えるのは苦手ですが、オフェンスの話はまあまあ得意です。
そんな僕が気付いた「これは今までの三河に無かったぞ」と思えるオフェンスを見せてくれたのが、シェーン選手です。
三河の公式Twitterで上げていましたが、1試合目2Q7:00のスリーのシーン。
この動きってスリーも打てるビックマンの打ち方では無く、シューターのスリーの打ち方なんですよね。
前者の例で言うと。エアーズ選手や、ガードナー選手でしょうか。この2選手のスリーの打ち方……というより貰い方でしょうか。
この2人は基本、あまり動き回りません(PnPはするけど)。
周りが動いて、自分が空いたところで打つ。つまり周りがお膳立てする事が多いんです。
では後者の動きはというと、オフボールスクリーンを利用して、自らがフリーになったところで、スリーを打つ。
三河で言えば金丸選手や川村選手ですね。
勿論、オフボールスクリーンをかけてもらう訳ですから、他の選手の力も借りますが、こちらは自分でフリーを作ります。
それを踏まえて、そのシーンを見てみて下さい。
https://twitter.com/go_seahorses/status/1325312468495831055
コリンズワース選手とシェーファー選手のPnRにより、シェーン選手とマッチアップしていたマクヘンリー選手が引きつけられたところで、シェーン選手はすすすっとトップの位置に駆け上がり、パスを貰ってスリーを決めました。
これはまさに、シューターとしての動きですよね。
ガードナー選手やエアーズ選手のような固定砲台タイプではなく、自分で動いて、かつそのままシュートも決められる。
彼の強みはそれだけではなく、211cmという高身長でありながら、金丸選手や川村選手と言った190cm台の選手と同様に動ける事でしょう。
こういった動きをもっとしてもらえれば、三河の得点力に磨きがかかるのではないでしょうか。
さいごに
1勝1敗と、両チームを応援する僕からすれば良い結果でした。
それでも、三河にはどうしても目についたシーンが多く、モヤッとした気持ちもありますが、気持ちを切り替えて島根戦に臨んで欲しいですね。
多くのメディアは「強豪三河に挑む島根」という構図を描いているようですが、三河からすれば昨シーズン2連敗を喫した相手です。
ホームで迎え撃ちますが、そんな意識は捨てて、挑戦者としての意識で臨んでほしいですね。
ほんとのさいごに
現地で応援していた時、つい信州側で手拍子をしていました。
三河のフリースローでブーイングの手拍子を思わずしてしまった時、隣のちびっ子の目が少し怖かったです。
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