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草津とたぬき(2019.11.30)

「しがたん」というイベントがあるので草津へ。新鋭短歌シリーズから歌集を出している滋賀の歌人が5人集まるイベントです。というてもみんな友達なので、うちはお手伝いもするので早い目に向かう。

その前に今日中に出しとかなあかん荷物があって、郵便局に寄ってから行こうと思ったら閉まってた。ほんまは昨日には出しとかなあかんかったのに、やらなあかんことが重なるとキャパオーバーやな。しゃーなし郵便は草津行ってから出そかと調べたら、なんとイベント会場のすぐ近くにやってる郵便局がある!日頃の行いがよくてよかったー!

イベントのお手伝い、うちはドリンク作りを手伝って、ドリンクとクッキーをカウンターで渡す係。お店のキッチンに入ると緊張するな。さくらこさんの特製ドリンク、柚子ジャム入りのマスカットとお花の紅茶、めっちゃおいしかった。たぬきのクッキーたぬッキーもめっちゃかわいい。たぬッキーを渡したら「かわいい!」って言われるので、「かわいいでしょー?!」って返す。これらを手渡せるなんて、なんと素敵な仕事なんや。

イベントのトーク、1部は田中ましろさんと千原こはぎさんの真面目な短歌トーク。真面目というよりはぶっちゃけ……みたいなお話で、歌集の出し方、届け方のバリエーションを挙げてはった。いわゆる私家版歌集をうちも作ってるので、売り方やお金の大変さのことはめちゃくちゃわかる。大変かもやけど、自分で売れる楽しさこそ魅力やな。ましろさんもこはぎさんもうちも、自分で編集をできるから、やりたいことなんでも自分の思い通りにできるから楽しめるのかもやけど。

2部は嶋田さくらこさんと西村曜さんと五十子尚夏さんが、5人の歌集を読むトーク。後半はなぜかさくらこさんを励ます会、というかさくらこさんが勝手に励まされる会みたいになってたけど。西村さんの短歌の解説が明瞭でかっこよかった。あと五十子さんの歌集が結構良くてびっくりした。いやびっくりしたって失礼やな。かっこいい系のなかに時々力の抜けた短歌が混ざってて、それがいい感じやってん。

後半は歌会とワークショップ。いやもうばりばり短歌作ってるやんって人たちが普通にワークショップに参加してたのがびっくり。でもさくらこさんのワークショップやもんな、気になるのはわかる。うちははこはぎさんのテーブルで歌会。今週ばたばたしてて短歌作ったん行きしなの電車やってんけど、かわいくて気に入ったのができたし、歌会でも好評やったから嬉しい。お題「草」はいいお題やな。植物をきれいに詠むこともできるし、生活感あるのも作れる。みんなの読んでておもしろかった。

居酒屋での懇親会も参加して帰る。久々に会えた人もいて、みんな元気そうでよかった。あと遠方から来た人もいたみたいで、行きたいと思えるものであれば、東京や大阪でなくても来てくれるんやな。まぁ草津は意外と行きやすいからな。

#日記 #短歌

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