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お互いに負けだけは避けたかった FC岐阜 対 カターレ富山

3連勝で迎えた5位のFC岐阜戦。

スタメンはGK岡、DF川崎、戸根、柳下、林堂、MF花井、末木、椎名、戸高、FW大野、平松。サブはGK齋藤、DF松原、MF碓井、滝、馬渡、FW武、宮城。
前節から5人を入れ替えて、2試合連続スタメンは岡、川崎、戸根、林堂、末木、戸高。
今日も林堂が中心の3バックだった。

前半の序盤は岐阜の方に決定的なチャンスが多かっただろうか。
10分に川西にうまく抜け出されたピンチは危なかった。
そこは岡が左手で防いで事なきを得た。
その後もあわやというヘディングシュートも浴びた。
そこを耐えると前半の終盤にはフリーキックやコーナーキックからカターレもチャンスも作る。
しかしながら、ゴールを奪うことはできなかった。
ある程度ボールを保持できたためか、ここ最近目立っていた前線からの守備がそれほど効果的に使われる場面は少なかった。

カターレは前半のうちにDF戸根が馬渡に交代している。
また、前回の対戦では途中交代の町田ブライトに押されて逆転を許したが、今日は相対するのが小柄な戸高で心配されたものの、決して負けておらず、うまく対応できていた。

後半に入ってもお互いになかなか得点のチャンスが生まれない。
後半の選手交代は、71分大野から武、花井から碓井、76分に椎名から宮城、戸高から松原。
今日は松原が戸高の位置ではなく、センターバックに入り、馬渡を左のウイングバックに配置した。

このあたりから、徐々に双方のプレッシャーが緩くなってチャンスが生まれ始める。
78分柳下のクロスから武のヘディングは相手GKの正面に。
宮城天がボールを持つ場面が増えてチャンスが増えた。
だが、もっとゴールに向かって行って欲しいところ、シュートを打てる場面でパスしてしまう場面もあった。
柳下のクロスから宮城天が放ったシュートはゴールポストに弾かれる。
このあたりからはカターレの波状攻撃になったが、ゴールを割ることはできず。
そしてアディショナルタイムになってから、最後の決定的なチャンス。
前線に放り込まれたボールのこぼれ球が武の目の前にこぼれて相手GKと一対一に。
しかしこのシュートは相手GKパク・ソンスに防がれる。

結局、チャンスを活かせず、試合は終了した。
どちらも勝ちたい試合ではあったし、特に順位が下のカターレは是が非でも勝ちたいところだったが、相手も負けだけはしまいと懸命に守り、結局はスコアレスドローで終了。
最終的にはお互いに負けだけは避けたいという気持ちも垣間見えた試合になった。

カターレは勝てば、大きく波に乗っていける試合だっただろうが、なかなかそういう試合をものにはできない。
過去からの歴史はまだ変えられていない。

(選手の動向)
1 GK 岡 6試合連続スタメンフル出場
2 DF 松原 4試合連続途中出場
3 DF 川崎 2試合連続スタメンフル出場
4 DF 戸根 5試合連続スタメン
5 DF 今瀬 ベンチ外
6 MF 碓井 2試合ぶりサブから途中出場
7 MF 佐々木陽次 ベンチ外
8 FW 高橋 ベンチ外
9 FW 武 2試合ぶりサブから途中出場
10 MF 花井 2試合ぶりスタメン
11 FW 大谷 ベンチ外
13 MF 佐々木一輝 ベンチ外
14 FW 大野 2試合ぶりスタメン
15 MF ルーカス・ダウベルマン ベンチ外
16 MF 末木 2試合連続スタメンフル出場
17 MF 稲葉 ベンチ外
18 FW 松澤 ベンチ外
19 DF 柳下 2試合ぶりスタメンフル出場
20 FW 宮城 4試合連続サブから途中出場
21 GK 田中勘太 ベンチ外
22 MF 椎名 2試合ぶりスタメン
23 DF 林堂 4試合連続スタメンフル出場
24 MF 滝 8試合連続サブ
25 MF 松本 ベンチ外
26 MF 馬渡 サブとしては19試合ぶりのサブから途中出場
27 MF 田中佑昌 ベンチ外
31 GK 齋藤 4試合連続サブ
32 MF 戸高 2試合連続スタメン
33 MF 池高 ベンチ外
37 FW 平松 2試合ぶりスタメンでフル出場
38 FW 玄 ベンチ外
39 FW 里見 ベンチ外
40 MF 向川 ベンチ外
41 MF 益田 ベンチ外
42 MF 橋場 ベンチ外

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