見出し画像

それでもリーグ戦は続く 日曜日はアウェイ讃岐戦

9月6日、カターレ富山はアウェイでカマタマーレ讃岐と戦う。
前節は熊本との対決で敗れ、上位とはかなり離れてしまった。
ここまで上位の秋田、熊本、鳥取には全敗で、今年もだめかという空気も漂う。
今年はこれまで以上に期待していただけに失望感も大きい。

しかし、34試合中のまだ12試合を消化したところであるとも言える。
かなり厳しいが、まだ巻き返しのチャンスはあるし、次の試合はすぐにやってくる。

前節は守備に絶対的な信頼のあった稲葉が欠場したことで、中盤の守備にほころびが出た。
どの程度の怪我かわからないが、彼がいないことは大きい。
代わりに入った碓井はそこまで守備の部分で強いわけでもなく、稲葉の存在感が大きかったことがうかがえる。

対戦相手の讃岐は去年の後半からずっと苦しんでいる印象があり、今年もここまで18チーム中17位と結果は出ていない。
とはいえ、ここ4試合は負けなし(1勝3分)で最悪の状態は脱している。
秋田を0点に抑えて連勝を止めたのが讃岐だったが、そこから負けてはいない。
その秋田戦は0点だったが、その後は4点、1点、2点と点が取れるようになってきているのが大きいようだ。
この間センターバックの西野が2点、FWの林が2点を奪っている。
元カターレの選手で、開幕直後はスタメンもしていたGK服部、去年カターレでは出番がなかったが讃岐では出場機会のある杉山もいる。
服部は現在もサブとしてベンチには入っている。

もう一度上位を目指すなら、アウェイとは言え、負けはもちろんのこと引き分けすらも許されない。
多様な攻撃は大事だが、これという決め手に欠けるのがカターレの毎年の特徴。
武のシュート力でも、大谷の突破力でも、平松のキープ力でも何でもいいが、柱をきちんと据えないと連勝していくのは難しいのではなかろうか。

台風の進路が気になる試合だが、今のところ開催はされる見込み。
前節の負けを払拭する試合を期待したい。

カターレ通信2020
番記者赤壁さんのプレビューです。

J's GOALプレビュー記事

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?