あなたは、人生を賭するほどの趣味をお持ちですか?

当方は、自他共に認める、重度の鉄道オタクですが、それがあると、ちょっとキャリア形成はめんどくさいです。

どれくらい重度かというと、例えば、東海道新幹線の車窓の見所は、ほぼ頭に入っています。東京ー新大阪間、丸々2時間半実況できます。この本の内容は、ほぼ知っていることです。

私自身はよく覚えていないのですが、大学でのサークルの飲み会があるごとに、ディープな鉄道トークをしていたようです(苦笑)。だって、中ジョッキのビールを一気飲みなんかしたら、脳味噌がパッパラパーになりますよ。

鉄道誌にも、何度も投書が採用されています。鉄道分野の書籍レビューもしています。例えば、こんな感じです。

私の書いたレビューは、こちらです。


明後日は、相鉄の幹部社員の方と意見交換する予定です。
あまり更新していないですが、鉄道専門のブログも持っています。

こちらは、割と頻繁に更新しています。


さて、ここでご紹介したいのは、この記事です。

よくわからない記事タイトルですが、対偶を取って考えると、腹落ちします。つまり、「頭がよくなければ、鉄道好きにはならない」。
確かに、暗記力がなければ、駅名を誦んじることもできませんし(別に、できる必要などありませんが)、大学レベルの理系の知識がないと、技術的なことは理解できません。自分の中で極めようと思ったら、相応の思考力は必要ですね。

鉄道ファンは、

”乗り鉄”(電車に乗るのが好き)
”撮り鉄”(電車の写真を撮るのが好き)
”時刻表鉄”(時刻表を眺めるのが好き)
”模型鉄”(鉄道模型が好き)

などなど、その生態が色々分類されています。必要とされている能力も色々です。

ちなみに、私は「経済テツ」を自称しています。市場経済・企業経営の観点から見た鉄道システムのあり方に、強い興味があります。技術的なことで言えば、鉄道事故に強い関心(?)を持っています。
好きが高じたか、学位論文(修士論文)は、こんな感じになりました(いや〜、めちゃくちゃ大変だったorz)。


ところで、鉄道会社で「マニアはいらない」と言われるのは、鉄道ファンの間でも、ほとんど常識になっています。「鉄道好きだから、鉄道会社に就職したい」というのは、不可能といって良いです。
私の中高の友人には、鉄道関係の会社に入った人も何人もいますが、彼らもこのことは口を揃えます。

私もご多分に漏れず、就職活動でいくつかの鉄道会社にエントリーしましたが、一次面接までで、全て落ちました。
まぁ、仮にどこかに入社できたとしても、社内のいろんな意思決定が気に入らず、ふてくされるか、ドロップアウトするかのどちらかになったと思います(私の知人には、某JRをドロップアウトして、起業した人もいます)。


冒頭の議論に戻りましょう。

あなたは、人生を賭するほどの趣味をお持ちですか?
別に、趣味ではなく、ライフワークとか、生きがいとか、他の言い方でも構いません。
それで生計を立てるとする(仕事にする)と、利潤を上げなければなりません。それは、嗜好の範囲を超えてしまうかも知れません。

例えば、最初にご紹介した私の鉄道ブログを仕事でやろうとすると、アフィリエイトで稼げるくらい、頻繁な更新をしなければなりません。しかも、毎回、かなりの分量の。毎日、3000字の鉄道コラムを書け、と言われたら、私には無理です(”鉄道ライター”さんの生活は、そんな感じのようです)。もうそれは、趣味ではなく、稼ぎを得るための”苦行”です。

「好きを仕事に」とは、最近よく聞きますね。
例えば、こんな感じです(この本には、酷評もありますが)。

「好きを仕事_」で検索しようとすると、ネガティブワードばかりがヒットします。
私に言わせれば、「好きを仕事にする」というのは、悪魔のささやきです。ちょっと「好き」という中途半端なレベルでは「役立たず」です。寝食を忘れるほど熱中できるものでないと、稼ぎが出ないのです。稼ぎを出すためには、自分なりのオリジナリティもないと、希少価値にならないでしょう。


今日日、働き方改革が喧しいですが、低効率で適当に残業をして稼げる時代は、もう終わりに近づいています。
だからこそ、人生を賭せる趣味のような領域で仕事をしないと、勝負にならず、やっていけなくなるのかも知れません。
あなたに、人生を賭するほどの趣味があれば、それをご自身のキャリアの中でどう位置付けるかを考えると、ご自身のいろんな価値観や考えが、くっきりと見えてくるかも知れません。
私自身は、鉄道を含め、色々趣味はありますが、今時点で、それで稼ごうという考えは全くありません。いつか、どこかで、何かが繋がるかも知れませんが、それは事前にはわかりませんから、趣味の範囲内でいろんなことにコミットしていきたいと考えています。自分のペースでやりたい時にやりたいことをするのが、アマチュアの特権だからです。気乗りしない時に無理して取り組むのは、私には苦行でしかありませんし、その意義も感じませんから。

◇◇◇
あなたの脱うつ社会復帰、最短3ヶ月で成功させます。

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精神科キャリアカウンセラー。メンタル疾患からの復職を目指す方の、キャリア構築支援をしています。精神保健福祉士、国家資格キャリアコンサルタント・CDA、WLB認定コンサルタントなどのライセンスを保持。 サービス受付ページ→http://www.s-yam-gucci.jp