外出できるひきこもり≒ニートの社会復帰メソッド、いろいろ伝授しますヨ。

今日2月10日は、”ニートの日”です。

駄洒落に興じているのではありません。
ひきこもりの問題について、週末よく読まれた記事が、これです。

物は捉えようなのですが、部屋から一歩も出られないひきこもりの何倍も、社会的ひきこもりの人はいるということです。
ひきこもりの問題自体には、以前、記事を書いたので、そちらをお読みいただければと思います。

本稿では、違う角度から議論したいと思います。
”外出できる、ひきこもり”って、身も蓋もない言い方をしますと、


それって、ただのニートじゃん。


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実家という逃げる場所がある特権階級だよな。
引きこもりたくても、引きこもれない人は沢山いる。

この記事が問題なのは、「趣味の用事やコンビニには出かける」実質的にただのニートと、問題を抱えて引きこもらざるを得ない人を、ゴッチャに混ぜて議論している。

学者なのだから、定義ぐらいきちんとして議論するべきだ。
2020/2/9 19:20

”準ひきこもり”という言い方もありますが、私はこのラベリングが嫌いなので、本稿では出しません。

言い方は、正直どうでもよくて、問題は、社会復帰する際に、サポートが必要だということです。具体的には、ソーシャルスキルを身に付けないと、雇用すらされないのです。つまり、出発点にすら立てない。一定期間、社会から離れていると、そういうものは錆びてしまいます。

本来、ソーシャルスキルというのは、知識として身に付けるのではなく、皮膚感覚として体得するものですが、それができないから、苦労するわけです。そういう場合は、いっそ、頭でっかちになってしまった方が、とっかかりが掴めるので、早いです。

学生さんなら、この本、結構いいです(自分の時にあれば…)。

社会人なら、この本もいいですね。


このセクターの人たちは往々にして、精神疾患を持っていますが、必ずしもそうとは限りません。不肖、社会復帰請負人たる私は、現時点では、心身とも健康な方は、サポートの対象とはしていませんが、疾病を持っているからと言って、特別にやらなければいけないことは、限定的です。私は、精神疾患でなくても有効なメソッドを用います。

心身の健康と社会復帰は、”にわたま”の関係にあるので、因果関係を推論しても仕方がありません。
医療機関に通院しているなら、デイケア(通院リハビリテーションのこと)なども、悪くない訓練だと思います。


さて、本稿の後半では、お役立ちメソッドについて、私自身の場合も含めて、ご紹介します。

私は、自分自身でも、いつひきこもりになってもおかしくなかった性格だと思っていますが、ちなみに今の私に当てはめてみて、ご紹介すると、こうなります。

・ステップ0:カーテンを開けて、太陽の光を浴びる
これ、精神疾患の治療にも、とても有効です。
部屋のレイアウトを、日光を浴びるようにするのも一手です。
例えば、こんな感じ。

画像1

右側から、勝手に日光が入るようにしています。

・ステップ1-1:食べるものを意識的に帰る【習慣化】
具体的には、魚と野菜を摂るようにしましょう。毎日、チェーン店の丼物とかは、最悪です。うまく、コンビニやスーパーの惣菜などを利用しましょう。

・ステップ1-2:食べる量も意識する【習慣化】
食べることが大好きな人は、食べ過ぎに注意!菓子類は、体にはあまり良くありません。最小限にしたいですね。

・ステップ1-3:生活リズムを小学生並に整える
歳を取ってくると、嫌でも朝に目が覚めるようになります。心配しすぎないことも、大事ですね。

・ステップ1-4:たまには外食をする
事務作業日の水曜は、外食すると決めています。Facebookの地元コミュニティで仕入れた、名店情報を元に、食べ歩きをするのを楽しみにしています。

・ステップ2-1:身なりに気をつけるようにする
美容院に通うどころか、髪染めてます。社会人になってから、茶髪にしました。最初の職場で、ミドルエイジの方が結構、染めてましたね。悪くないと思います。

・ステップ2-2:服装に気をつかうようにする
そうですねぇ、大学院を移った時くらいから、セルフブランディングするようになりましたね。「実は、意外におしゃれさん?」と言われたことも。
「外見は、一番外側の内面」と言われたりします。モテるためというより、どう自己主張したいか、どう自分のことを見て欲しいかを考えると、気を使うようになると思います。

・ステップ2-3:ジムに通い、体を鍛える
元来、虚弱体質の私が、運動が好きなわけがないのですが、健康のため、5キロのウォーキングを日課にしています。
一時期、プールに通ってましたが、水着を洗濯するのが、めんどくさいんだよね。
心と体はつながっているので、意識的に外で体を動かすことが大事です。

・ステップ3-1:派遣のバイトに登録する(人とあんまり接しない)
何も就労の緒がないなら、工場のラインなどで、”働く”感覚を身に付けるのは、一手でしょう。

・ステップ3-2:派遣のバイトをする (コンサートのスタッフとか、人と関わる系)
これがクリアできると、対人接触は怖くならないはず。慣れないうちは、結構疲れるものです。

・ステップ3-3:人と話す機会を意識的に設ける
この歳になると、なかなか友達が捉まらないのですが(家庭があるため)、自分から誘うこと・出かけることです。そうしないで、受け身のままだと、まず、何も変わりません。残念ながら。

・ステップ3-4:人の居るところに意識的に行く
趣味でも何でもいいので、家を出ましょう。大勢の人がいるところに、慣れましょう。新宿駅とかね。いまだに、丸の内界隈は苦手です。私は、音楽の演奏会に行くことが多いかな。

・ステップ4-1:車の免許を取る
私は学生時代に取りましたが、取って、どうするかですね。行動範囲を広げることに、意義があります。電車で全国周れるようなら、それでも良いと思います。
私は、運転が嫌いなので、仕方がなく原付には乗っていますが、将来的には、ペーパードライバーに逆戻りしたいと考えています。都心部なら、別にいらないですよ。交通事故のリスクもありますし。

・ステップ4-2:出会い系サイトに登録する
うーん、やったことないから、なんとも。

・ステップ4-3:異性に興味を持つ
最近は、公式Instagramに夢中です♪

って、そういう話ではないか(苦笑)。
リアルに、興味のある人ができるといいですね。自然と、ステップ3までのことを達成しようと思うようになります。

・ステップ4-4:カフェで対面して話す
カフェでなくても、居酒屋とかに飲みに行くのもいいと思います。そういう相手を作ること・キープすることが大事です。
仕事では、カフェでクライエントと面談します。それ以外に、直接支援の術がありませんから。


ということで、いろいろ見てきました。ご自分に合う、社会復帰のやり方を見つけられれば幸いです。もちろん、ご相談にも乗りますよ!(→問い合わせ先)。

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精神科キャリアカウンセラー。メンタル疾患からの復職を目指す方の、キャリア構築支援をしています。精神保健福祉士、国家資格キャリアコンサルタント・CDA、WLBコンサルタントなどのライセンスを保持。ホームページ→http://s-yam-gucci.jp
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