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レコーディングエンジニアがWEBサイトを作りたかった理由

WEBサイトを公開することができました。

https://tsujinaka.tokyo

フリーランスのレコーディングエンジニアがどうして自身のWEBサイトを作ったのか、その理由と、これからについて書いてみたいと思います。

WEBサイトが必要だと感じたわけ

WEBサイトを作ろうと思ったのは、フリーランスになってすぐの2017年でした。この年は熊本で過ごしたのですが、音楽産業の中心地を離れ右も左も分からない土地での仕事が始まりました。

移住にあたって多少のつては用意できたのですが、仕事が来なかったらどうするのか。フリーランスのレコーディング・エンジニアに必要なものは何か。とても考えさせられました。

幸いにも遠隔地でもできる仕事を頼んでくれる東京のクライアントに恵まれ、思いの外忙しく無事に熊本での時間を過ごす事が出来ました。その間、九州のクライアントの仕事は1件もありませんでした。
(博多で専門学校の講師はしていましたが、こちらも東京で知り合ったの方の紹介でした)

なぜ、九州のクライアントの仕事が1件もなかったのか。
なぜ、東京のクライアントからの仕事はなぜ途切れなかったのか。
考えてみたいと思います。

熊本移住でクライアントからの仕事が途切れなかった理由

私は東京から熊本へ住まいを移す際、私は全クライアントへ向けて、
ご挨拶と、熊本へ住まいを移すこと、レコーディングエンジニアを続けることをメールでお知らせしていました。

実際、そのメールを受けてどのような仕事ならばできるのか、東京へ来てレコーディングをすることは可能なのか、問い合わせを受けました。

一方、移住した先の熊本では一切レコーディングエンジニアだと名乗る機会はありませんでした。博多の講師の仕事の際も、必要以上に人との交流を広げる機会は持てませんでした。九州の方たちに東京から来たレコーディングエンジニアがいることを知らせることができなかったのです。

この「知らせる」ということがとても重要だと思っています。

CDにクレジットしてもらうことも、SNSで発信することも、事務所に入って営業してもらうことも、すべて自分のことを他者に知らせることにつながっていきます。

レコーディングエンジニアは人に選ばれることによって決まる仕事です。クライアントの人選の中に入るにはまず自分がいることを知ってもらわなければならないのです。

これからの私のWEBサイト

レコーディングエンジニアとしていろいろな方へアピールするためにまず必要なのはこちらから情報を整理して発信できるWEBサイトだと感じました。一度作り上げてしまえば、更新速度も自分の好きなようにコントロールでき、様々な場所に散在している私についての情報を1箇所に集約することも可能です。

WEBサイトはSNSに比べると短い時間で多くの情報を見ていただいた方へ送ることできます。情報の純度を高めることができます。

私に興味を持ってくれた方に必要な情報を提供できるよう、また、まだ見ぬ世界のいろいろは人たちへ自分を知ってもらえるよう、更新を続けていきたいと考えています。

▼辻中聡佑のWEBサイト
https://tsujinaka.tokyo

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