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びじゅチューン! 私的極小ネタ図鑑 #45


乙女心!


「小面の休日」

これ自体、かわいらしい箱入り娘の乙女心の曲なのだけれど・・・

このシーン ↓

手前のグリーンは、多肉植物である。
それは前から分かってたけど、今日「小面の休日」を見直していて、ハッと気づいた。

「お・と・め・ご・こ・ろ・!」


そういう名の多肉植物が使われているのよ、ちゃんと!!

これは、単にお洒落な多肉植物を使ってオシャレな街歩きを演出しているのではない。
「乙女心」という多肉植物を使って、小面ちゃんの気持ちを表しているのだ!

伝統的な世界に従って若い女の子たちの流行から距離を置いてきたけれど、
「本当は私だってはやりのメイクもしたいし話題のカフェだって行ってみたいの💖」

それはもう、切なくもかわいい「乙女心」
街に出る前だって、箱の中で彼女はきゅうりパックでスキンケアを怠らない。
ちゃんとずっと乙女だった。

はやりのメイクを夢見ながらきゅうりパックをする小面ちゃん


今まで私は作品を何度も見て、何となく

「ああそうよね。多肉といえばオシャレ植物、人呼んでオーナメントプランツ。友達と一緒に初めて味わう街歩きがオシャレだったのね~。さすが友達はギャル(作者井上涼さんの公式認定)↓」

「やっぱセダムだよね、乙女心だよね、可愛いの代表多肉」

「多肉をオシャレの象徴に使うなんて、さすが井上さん分かってるぅ。一瞬の一コマも行き届いてるぅ」

そんなことをぼーっと、見るたび考えていたのです。

が、今日、「MIXびじゅチューン!」の新作『モノトーンの世界』で再び作品を観て、「多肉植物」「オシャレ」というワードより先に、なぜか植物名「乙女心」がポンと浮かび、やっとこの可愛らしい多肉植物の真の意味に気づいたのだ。

乙女心だった・・・!



気づくの遅っ!

これが我が家の多肉、乙女心 ↓

ほんのりピンクの葉先
一番右の真っ赤なのは違う種類


これから、ぷっくりした葉の先がピンクに色づいてきて可愛らしいのだ。

ちなみに似たので「恋心」もあるのだけれど、これがごつくてデカくて、あんまり可愛くないw  ↓

右が「乙女心」 左がちょっと気の毒な「恋心」
我が家は多肉に可愛らしい寄せ植えなど一切施さず、あるがまま、雨ざらし直射日光ざらし、スパルタを生き延びた者たちだけが存在しているのである。

多肉は猫の強い興味の対象となり、ぷっくりした葉をちょいちょいして落とされたり鉢から掘り出されたりと被害にあいがちだという厳しい現実もある。


※今日は、(株)ジョコンダ社員名鑑の第2回を載せるはず(もう3週間も下書きに入っている)だったけれど、乙女心の発見にテンションが上がったので、こちらを楽しく先に書いてアップする。
楽しく書くのが一番。


私的極小ネタ図鑑のマイルール
・DVDBOOKの中で井上さんが触れられていることはメインのネタに取り上げない。解説はDVDBOOKも参考にする。
・登場人物は他の作品にも様々出るので、メインのネタとしては基本的に取り上げない。本当に一瞬のチラリ登場は、うれしすぎて取り上げるかもしれない。
・すんごくみみっちいどうでもいいことを中心に取り上げる。

びじゅチューン! 全作品はこちら↓



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