2018年8月8日(水)

昨日。

盆と台風の影響で、仕事も気温も静かに落ち着き、夏真っ盛りである筈なのに、突如として、空白と静寂のエアポケットに落ち込んでしまったような、平成最後の夏であった。

そんな訳で、あまり目立った仕事も無いし、思い付きで、午後半休を申請し(8ヶ月ぶりの有休取得)、髪でも切りに行こうかと街に出たのだが、火曜日だったのでヘアサロンは休みだった。

仕方ないから、少し疎かにしていた部屋の掃除と整理、そして、ちょっと早いが、夕飯の支度でもしようかと、帰宅することにしたのだが、これって半休取った意味なくね? と思い直し、会員登録はしているが全く活用していないネットの動画配信サービスで、適当に部屋の整理をしながら、映画を観ることにした。(半休だと映画館に行くほどの余裕は無いんだな)

選んだのは「湯を沸かすほどの熱い愛」という映画で、私の敬愛する宮沢りえ主演。前評判も良かったし、予告編もまずまずで、映画賞も受賞してるから、と観てみたのだが、ちょっと期待外れだった。

ただ、他の映画を観直す時間の余裕もなかったので、ずいぶん露骨に涙腺を攻めてくる映画だな、なんて、悪態をつきながら、そのまま観ていたのだが、まんまと涙腺を攻め落とされ、気付けば、嗚咽を漏らして号泣していた。

そして、気付けばタイムリミット、瞼を腫らしたまま、娘のお迎えのため、保育園へ急ぐのだった。


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