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「おふでさきの物語」 第六章 その1

第六章
 
 それではこれから、いままで誰も知らなかった真実の話をしようと思います。どうか心を静かにして聞いてください。どのような話もすべて神様の語る真実の話ですから、怖がることも心配することもなにもありません。
 この神様の声にそった歩みをみなさんはどのような道だと思いますか。これこそ、この世界中を幸福なものへと変える真実の道なのです。
 たとえば社会の混乱をしっかりと治めるには上流社会に澄む人々の心から感情や情熱と理性や利害をしっかりと分けて考えていくならば、そっかりとどのようなことも解決していきます。どのようにすればしっかりと分けられるかというと、真剣に神様へ祈りを捧げることによって、それを分けることができます。それは、この神様への祈りというものが、神様がこの世界を創造したのと同じ意味合いがあるからなのです。ですから、不思議な真実の働きを神様が表していくのです。この世界を創造してから今まで教えることのなかった真実の祈りをしっかりと教え、その祈りをしっかりと勤めさせることによって、今再び世界中のものを救いあげるために働きかけていくのです。でも、この世界を創造した神様の心の真実、月日の心の真実を知っている者は決して存在することはないでしょう。
 今まで、人々はどのような神仏も目に見えないと言っているではありませんか。これからはどのような神仏もその根本となる神様の心、働きをしっかりと人々に見せて、この世の真実を説いていこうと思うのです。ですから、この神様の働きがどんどんと現れてきたならば、きっと人々がどのように思い、どのように口にだしても、それがどんどんと不思議に実現していくことでしょう。どのようなことも人間創造の地である「ぢば」にその証拠を据えてからあらわれてくるのです。ですから、急いで神様への祈りに取りかかる準備をしなければなりません。
 この世界には本当に大勢の人々が住んでいます。でもそれらの人々の心はいつも靄がかかったように、少しも先が見えない暮らしをしています。でも日々神様の心に沿って暮らしている家に、だんだんと心の靄もはれてきて、心の成長と共に、しっかりと遠い先の事までしっかりと見渡せるようになるのです。
 そうして、神様の心に沿って歩むものの進むべき道がはっきりと見てたならば、あとはその道を楽しんで歩むだけでいいのです。ですから神様の心に沿って歩みを進める人々しっかりと心勇んで、はやくその真実の道へとたどり着けるよう急いで、頑張って進んでもらいたいのです。

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