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「おふでさきの物語」 第十一章 その2

 しかし、世界中には本当に多くの人間が住んでいます。そうしてそれらの人間たちはみなさまざまなことを考えています。それら多くの人々に神様の心を理解させ、心を澄み切らせることは本当に難しいことかもしれません。だからこのようになんどもなんども同じことを繰り返し説いて聞かしているのですが、これもすべて人間たちの将来の姿を案じているからなのです。
これからもさまざまなことをすべて教えていこうとおもうのですから、この神様の言葉を決してウソだとは考えず、しっかりと理解するように努めてもらいたいのです。まず、これから神様がしようとしていることをしっかりと聞いてもらいたいのです。決して悪いことはいわないのですから。神様はなんとかして珍しいたすけをしたいと考えているのです。ですから、いまから、このような働きをしたいと考えているのです。そのためには、今までの心をしっかりと入れ替えて、神様の望む陽気で勇んだ子オロになってもらいたいのです。この心はどのようにしたらなれるかというと、しっかりと神様にもたれて誠真実の心になったならば、神様が夫々の体内に働きかけるのです。そうして神様が夫々の人々に働きかけたなら、自然と日々だんだんと心が勇んで陽気な心へと変わっていくのです。つまり神様が直接人々が陽気な心へと変わっていくように働きかけていくのです。この話を人々とはどのように考えているでしょうか。決して簡単な話ではありません。神様が人々をどうしてでも助けたいと願う心から働くのです。神様は人々のどのようなことでもしっかりと見ているのですから、神様が話す言葉は、たとえどのようなことであってもしっかりと理解して承知をしなければなりません。
 たとえば結婚してから70年の間、夫婦ともどもに、病まず弱らずに暮らすことができたならば、それほどまでに素晴らしい楽しみはきっとないでっしょう。でもそれを楽しんで通ればよいのです。神様は今までどこを探してもなかっったようなことをいうのですから、しっかりとそのことを承知して聞いてほしいのです。このような、本当にあり得ないことばかりを説いているように思うかもしれませんが、将来、すべて本当のことであると分かる日がくることでしょう。そうして本当に珍しい話ばかりをするのですから、どのような話も今までになかったことばかりでしょう。でもどんなに今までになかったような話であっても、やがて日がたてば分かってくることばかりなのです。そうして分かってきたならばなんと不思議なことだと納得するにちがいありません。もしかしたら今は苦しくい悩む日々が津ぢているかもしれませんが、やがては将来は道が開けてくるのですから、将来のことを楽しみに通ってほしいのです。人々は同じはなしばかりを何度も聞かされているようにおもうかもしれませんが、この話こそ、将来のこの道の土台となる話ですから、しっかりと聞いてください。神様が今回、このぢばに現れて、さまざまな話を説いてきかせるのは、だんだんとさまざまな話を説き聞かせて、この道の土台となる話を作っていこうと思うからなのです。
 この世界の内、人間を創造したぢばには中山氏という家があり、そこで神様は人間を創造したときの道具をみつけたのでした。その道具は「いざなぎ」「いざなみ」「くにさづち」「つきよみ」でした。神様はそれをしっかりと確認してからこの地上におりたち、この世界を救済するための方法を教えようとしたのです。ですからこの場所から教えだすのは全て、この神様がはじめたこのなのです。たとえどのようなことを教えるにしても、全て神様の深い心が込められているのですから、いくら他の人々がマネをしようとしても、決してマネのできることではありません。この世界を創造してからいままで、神様は本当の心を人々に伝えたことはありませんでした。でもこれから先の人類の行く末を考えると今しっかりと神様の心を明かさなければ、どうしようもならないような状態になるのですから、いたしかたありません。ですから夫々の人が、いっったい何をいっているのかといぶかったり或いは自分勝手な考えで者をいうのはやめてほしいのです。すべて神様が心にある言葉ではなすのですから。またこの道の引き寄せられてぢばへ帰ってきた人々も、決して自分の意志で帰ってきたと思ってはなりません。すべてこの神様に引き寄せられて帰ってきたのです。神様はたとえどのような人に対しても、心から納得させてこの道へ引き寄せているのです。ぢばへと連れて帰っているのです。そのことをしっかりと考えなければなりません。ですからどれほど、力自慢の者であっても、或いは頭の良い者であっても、神様の心には決して勝ることはないのです。

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