おだ しゅうへい

大学生です。日々の些細なことから、さまざまな出来事、自分の好きなことについて綴っていけ…

おだ しゅうへい

大学生です。日々の些細なことから、さまざまな出来事、自分の好きなことについて綴っていければと。言葉にする大切さ、難しさを痛感することがよくあります。ここでは、自分の想いを言語化する練習をしていきたいと思います。

最近の記事

プレイリストは人生だ。

音楽をアルバムやシングル一枚を通して聴く時代は、少しずつ一曲ずつ聴く時代へと移り変わっていく。 我々は今まさにその真っ只中にいて、「サブスク」はこれまでにないほど盛り上がっているのではないだろうか。 このサブスクの恩恵として、自分好きな曲を集めた「自分だけのプレイリストを作れる」ということが挙げられる。 大好きなバンドの有名曲や、はたまたマイナーな曲、両親が車で流してた90年代のJ-POP、あの子がストーリーに挙げてた知らない曲。 一曲一曲に思い入れがあって、それを集

    • 26番目の選手として

      ようやくプロ野球が始まり、今日から観客が球場に入れるということで。 野球についての話を少ししたいなぁと思う。 遡れるところまで遡ると、野球と出会ったのは小学3年生。学校の野球チームに幼なじみが入っていて、「自分もやりたい!」と思ったから。 僕はもともと運動音痴。初めは全然ボール取れないし、投げれないし、打てないし。 友達はどんどん上手くなっていて、悔しい半分諦め半分。 けど、上手くなれないからやめるっていう選択肢はなかった。上手くないなりに野球の魅力に取り憑かれていた。

      • 言葉にするのを諦めてはいけない

        多くの大学生がinstagramのストーリーに上のような写真とともに載せる言葉がある。 "エモい" 夜景が見える丘、花火大会の帰りの人混み、ロックバンドのMCなど。 私もついついこういった心を揺さぶられる、キューっと胸が苦しくなるときに、"エモい"って言いたくなる。 それは違うと思う。 あくまで個人の考えだけれど。 この世には、辞書には収まりきらないほどの言葉がある。まだ私たちが聞いたこともないような、これから聞くこともないような。 そんな言葉が溢れている。 美し

        • 走馬灯にも出てくる

          自分の人生において忘れられない出来事っていくつかあって、それが死ぬときに走馬灯になって駆け抜けていくと言われている。 たかが21歳の若造が人生やら走馬灯やら何を言ってるんだって思われるかもしれないけれど、この先の人生でこれを越せる瞬間はなかなか来ないんじゃないかって思えることがあった。 2018年"SWEET LOVE SHOWER" 富士山が見える自然に囲まれた素晴らしい環境で、音楽に包まれる3日間。楽しくないわけがない。 どのアーティストも最高で、自分の語彙力では

        プレイリストは人生だ。

          日常と非日常の間の椅子

          チケットを持つ。 逆の手にはコーラとポップコーン。定番中の定番。 探す、そして座る。 この椅子が私を日常とは違う、夢のある世界へ連れて行ってくれる。 私は映画、そして映画館が好きだ。 あの暗い劇場で、大きな画面で、音で観る。 そこに何とも言えない魅力がある。 映画館に行けない日が続いている。 「不要不急」、たったその一言で片付けられて。 もちろん自分自身も分かっている。 今行くのは危険だってことは。 この期間に、「ニューシネマパラダイス」という名作を観た。 映

          日常と非日常の間の椅子

          ロックとの出逢い

          私はロックが好きだ。 さまざまなジャンルがある、その中でもロックが好きだ。激しさの中に切なさ、日々の嬉しさ、あの子に言えないもどかしさ、そして情熱を感じることが出来る。 きっかけは、17の秋。 高校の授業で作って、棚の奥の方に眠ってたラジオ。 ふとしたきっかけで、電波を合わせてみた。 聞こえてきたのは、ギターの音色。 キャッチーなイントロ、淀みのない澄んだ声、リズムから溢れ出しそうなほどのドラム。それを支えるベースの音。 その瞬間に心を掴まれた。 ラジオの前から動け

          ロックとの出逢い

          回りながら音を鳴らす。

          音楽の主流は、今はサブスクと言われる定額のサービスで、いつでもどこでも聴きたい曲だけを再生して、心を満たす。 まさに時代の恩恵。 もちろん、音楽好きの私も登録している。 通学中、勉強中、ランニング中、一本の指を画面に当てるだけで激しく情熱的な、はたまた胸を引き裂かれるような、そして明日に希望を持ちたくなるような「音の繋がり」が聞こえて来る。 でも、小さな四角い便利箱の中にあるだけ。 自分の手にその音の本質を詰め込んだ実体掴むことはできない。音楽はデータとなってしまっ

          回りながら音を鳴らす。