人生という番組に新しい地球をもたらす

何にも関心が持てない――そんな気持ちになっているとき、自分自身に制限をかけている。世界を、自分を眺める見方を狭めているのだ。
その状態自体は、あなたが「ネガティブな状態である」と自分で決め付けなければ、祝福をもたらすものとして機能するだろう。
あなたが新しい世界を生み出すという祝福を。

無理に「今まで通りのものの見方の中で」自分の関心や情熱の対象を探そうとする必要はない。そうすればするほど、「ない」状態を長引かせ、あなたの本当に見るべき場所からは目を逸らすことになる。

制限を持たない存在としてあなたは、自分の意識で人生を創作している。
「自分以外の何かによって」特定の状況に閉じ込められているように思えるときも、何かを強いられているように感じているときにもだ。
現実は、あなたが創造している映画や番組と言える。

2021年に入ってからの私の記事に、これを表す単語を2回盛り込んでいる――今年初の記事◆「永遠性の中で生きる」では「ブロードキャスト地球世界」という言葉を。◆「ハムスターが飼い主さんに伝えたいことと夢の祝賀ムード」では「番組」という言葉を(こちらは購入後に読んでいただける非公開部分に含まれている)。
ちなみに後者の記事は複数の使い方ができるようになっていて、人間と一緒に暮らす動物たちへの理解を深めるトピックとして読めるほか、実際に私が見た夢を扱った内容でもある。夢に出てくる事象は、概念を形として表現したものであり、ひとつのシンボルは多重の意味を持ち得る。

起きて活動している間の「現実」でも、これは同じだ。
あなたが見ているもの、体験しているものは、あなたの内で何を信じ、何を考えたかの結果であり、「概念を表現したシンボル」だ。

講座や★霊的な目覚めと創造★マガジン内の記事で学んだ方には、この記事は◆「動物の世界を眺める際、気をつけた方がいいこと(コミュニケーターとして)」内で言及した「真実に目覚めたままでいるためのリマインダー」にあたる。新しい記事内容として読んでいただけるが、学習したことの要を強化するだろう。
自分が何であるか、世界が何であるかを思い出したいとき、忘却へと誘惑されそうになったときに活用してほしい。

意識的に創造するためのコツ

あなたは常に創造者であるので、自分の内にあった概念が形になった結果を見ても、それをあなたの世界で「、何にするか」、あなたの意識によってその材料へ新たにどんな意味付けをするかの自由がある。

いわばあなたは、自分の見るものを、自分が見たい通りのものにする「魔法使い」なのだ。
魔法は真実(私たちの本質)を変えることはないが、あなたの世界として、それがどんな「現実」になるかを決定する。

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