ヒーリングはチャネリング【ヒーラーでありたい方へ】

少し前からエネルギーヒーリングの話題をちょくちょく出しているが、それは私にこの分野で新しい発見があったからだ。
本記事は、自分自身を癒したい方へというよりは、ヒーラーでありたいという思いがある方、また、ヒーリングという現象に興味を持っている方に特にシェアしたい内容である。

どちらかというと自分自身に癒したいところがあり、それが第一の目的だという方にはまず、★霊的な目覚めと創造★マガジンに収録した記事または、★体、人間関係、恋愛等に表れる心のはなしセレクション★マガジンにピックアップした内容をおすすめしたい。
例:癒したいフォーカスが体に向いていたら……◆「今年の春は花粉症にならなかった【健康と、体】」を読んでみるなど、ご自身の状況や直感に沿って記事を選んでね。

今回の話は、久しぶりにエネルギーヒーリングを実践していた私が「自分を通って流れるエネルギーの質が、昔の自分の体感していたものと全然違う」と気づいたことから始まる。

エネルギーはひとつ。では、質の違いとは?

エネルギーヒーリングには手法や呼び方が色々あって、ネーミングも異なるので、人によってはエネルギーに「〇〇エネルギー、△△エネルギー」などそれぞれ違いがあるのだと考えるかもしれない。
けれども本質的にエネルギーはたったひとつしかない。すべて同じもの。

ただし、私たちが音の周波数の違いによって音階を聞き、光の周波数の違いによって色を体験するように、私たちの知覚はエネルギーの周波数の違いを感じる。

どんな風にその違いを体験するかを説明する際、私たちが知っている「水」の変化はいい例だ。水は気体、液体、固体になる。
エネルギーも、周波数の違いによって私たちが知覚する密度が異なり、感触が違う。
たとえば物質次元に近い非物質のエネルギーは、物質の状態よりは柔軟性があるものの、かなり密度や濃さの感触がある。ふだん触れている世界に近い感覚を実感するだろう。流動的だったり、弾力性があったりはするのだが。

つまり、エネルギーヒーリングといってもどんな周波数のエネルギーを用いるのか、肉体に近い周波数のエネルギーか、それとも非物質の高次元の周波数なのかと詳しく見ていくと、両者の効果や体感は違うのだ。
どちらがいいとか悪いとかではなく、用途によって何が最適かが異なることがある。

一般に、エネルギー(気と呼んでもOK)を流したり、自分自身で循環させる習慣を持つだけで多かれ少なかれ良い効果を生むが、エネルギーヒーリングに興味を持って学ぶ人であれば、こうしたエネルギーの質の違いはおのずと感じ取るようになるだろう。

きめ細かく強力なエネルギー、ヒーラーの能力

話を戻すと、私がエネルギーヒーリングに集中したのはしばらくぶりのことで、自分自身に丹念にエネルギーを流したり、家族にヒーリングをしたり(特に症状があるわけではないがリラクセーションとして)、植物など生物とエネルギー交流したりしていたのだが、この記事◆「クモへの今年の心情と、全生物に新たに実用したい夢」に書いたように、私はそのときエネルギーの導管になる。
導管とはどういうことかが不明瞭な方のために説明すると、私はエネルギーを引き入れる通り道で、「私の力を踏ん張って出している」というのではないし、自分の想念を働かせたり意図を差し挟んだりも、あえてしない。色付けや味付けをせずに透明であると言えばいいだろうか。

ヒーリングのやり方は人それぞれ、また、流派もあるものだが、私は自分の経験からこのシンプルなあり方に行き着いている。臨機応変に他のエネルギー的な技法を併用することはあるが、基本の姿勢は一定だ。

そして私がこの度認めたのは、私を通って流れてくるエネルギーが、かつて感じていたエネルギーよりもきめ細かく強力になっているということだった。はっきりとわかるほどに違いがあった。
きめ細かいというのは霧のように軽く、さぁっと澄んでいる感じ。けれども希薄というのではなく、非常にパワフルなのだ。

「個人比」の感想だが、いつのまにか周波数の違うエネルギーを流すようになった、いわば流すエネルギーの次元が上がったことを理解した。
というのもこのエネルギーについて浮かんできたヴィジョンが「物質世界という、意識が投影している仮想現実に穴を開けて、その外からのエネルギーを流す」というものだったからだ。
(後述するが、これはあくまでわかりやすく理解するための図式である。)

これは興味深く、私はエネルギーヒーリングについてもっと丁寧に見直しをすることになった。それまでの私はエネルギーヒーリングをそのように捉えていたわけではなかったのだ。

私自身、非物質次元のヘルパーと協力するヒーリングをすることがあるし、たとえば世間では大天使〇〇のヒーリングなど、シンボリックに他の次元の存在の名を冠して特定のエネルギーと同調するヒーリングがあることは理解していたが、基本は以前の私はどちらかというと、エネルギーを流すことを「どこにでもあるエネルギーを取り込む、流す」というように捉えていた。私たちはエネルギーの海の中にいるのだから、意識してそれを吸収したり流したりできる、と。

しかし、それだけではどんな人にでもできることで、なぜヒーリングのパワフルさに差が出るのかの答えになっていないと気づいた。
ヒーリングの結果は目で見てわかるもの、体感できるものばかりとは限らないので、何をもって効果と言うかは微妙なところだが、明らかに世界各地に際立ってパワフルなヒーラーの存在があることは確かだ。
たとえば、症状がどのようであるかを問わず、多くの人々を治すヒーラーがいる。

訓練すればエネルギーを通すパイプが太くなるとか、感じ取る能力が発達すればするほどエネルギーをより一層扱えるようになるとか、色々理由付けはされているものの、明らかにそれとは異なる要素もある。

これについて私自身の感じたエネルギーの質の変化と、それを説明するヴィジョンをヒントに、ある解が浮かび上がってきたのだった。

断っておくが、ヒーリングという現象自体は、エネルギーヒーリングという方法に限定できず、本質的に意識で行うことの結果だ。
だが、今回はエネルギーヒーリングに的を絞って話を続けよう。

ヒーラーになる人

古今東西、様々な時代のパワフルなヒーラーについて私はわりと昔から色々な本を読んだり調べたりしてきたのだが、一定数「突然ヒーリングができるようになった」タイプの人々が存在することを知っていた。

さらにもっと興味深かったのは、ヒーラーの中には非物質次元を見たり聴いたりする能力を持つ霊能者的なヒーラーもいる一方で、そのような知覚能力は(少なくとも本人の自覚上では)なくとも、パワフルにヒーリングできるヒーラーがいることだ。たとえば、その人が手を当てたりかざしたりするとヒーリングが起きるなど。ヒーリングを専業にしていない人の中にもそんな人がいる。

ヒーラーになった人についての、こうした一見説明のつかない現象は、前述の「訓練次第で……」という理由付けがかすんでしまうように思える。
今回私は、これについても自分の経験とあわせて考え、今更ながらカチッとスイッチが入ったように納得したことがあったのだ。

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