地球分岐の扉の通過、自身の魂の進行を知る(夢と象徴の解釈例)

近頃の私には「確かさ」の感覚が際立っていて、なんというのだろう、存在の仕方の密度が濃くなってきた感じがする。
ただ生きてるだけでlively、鮮明な生命力にあふれているのを実感中だ。
2ヶ月ちょっと前には◆「植物と気が合う・地球人生リタイア疑惑」という記事が代表しているように、自己の内外ともに平穏であるものの、地球世界というかこの人生というか、それへの参加設定を限りなく薄くしている感覚が自分にあった。

分岐する地球というイベントと自分の扉の通過

今振り返るとその期間は、この人生の中で経験することを選んだ「地球分岐のイベント」の進行と連動していたなと思うのだが、その頃の自分としては「地球世界への(自分で感知できる)関与や関心が薄まっている状態」は自然とそうなってしまったことで、上記の記事においても以下のような心境を描写していた。
『一般的にも、未来というのは明らかに見えているものじゃない。
予測できていると思っていてもそれは幻想だ。
その意味で、これから先のことが「わからない」というのは普通だ。

でも、最近の私は、そういうなじみのあるわからなさではないものを感じている。たとえていうなら、今までは「どのように進んでいくのか、道が分岐したりするのか、詳細はわからないけど道が続いていることは確か」という種類のわからなさだった。
けれども今は「道自体がもう、無いんじゃないか」という疑惑がある。

これは世界が終わる的な、大衆を巻き込む大規模な出来事を想定して言っているのではない。
私自身のこの先の道が、明らかにこれまでと違う感触で「見えない」のだ。』
……本文ではこの後「先にあるもの」について4つの可能性の提示が続く。全体を読みたい方はこちらの記事をどうぞ。

それが近頃、スイッチが入ったようにぐぁーっとパワーが動き出したのだ。そんな日々を送りながら感じ取ったことは、自分の意図する何かが今はもう確かな軌道に入った、具現化の道に乗ったという確信だ。

地球規模で異なる未来・並行世界に分岐する流れの中(分岐は細かく見れば幾通りもあるが、それらを質で分けるならば二種類。◆「二極化の意味を正しく理解しよう・エゴという解釈者をクビにすること」も参考にどうぞ)、自分の選んだ現実(その時点では「可能性の現実」)がこの先の自分の辿る未来として固定化、実現ルートとして決定することが済んだのだと認識している。

とはいえ未来全体が決定したわけじゃなくて、これからも常に「今」の自分が選択・創造していくことに変わりはないのだが、今経験中の地球の設定的に、大きく分かれる地点での「扉」の選択は済んだというか。
もちろんこれは私の場合の話であり、自分の選ぶ扉の通過はこれからという人もいるかもしれないが、数ヶ月前までは地球世界が「渦状の、たくさんの可能性の混じり合う雲の中で先が見えない状態」にあったのが、今は個人的に「クリアーな自分の道(未来)」に分かれたという実感が大きい。もくもくと混じり合っていたものがさぁっと分かれてそれぞれ層に分離するような感じ。自分の選択が絞られた後の、純粋な現実を経験し始めているなと。

内的世界を観察し進行をつかむ・象徴を理解する

ひとつ伝えておきたいのは、私はこうした地球規模の変化の話をする際にも「いつまでに」という時の目安を示す意図はない。
それはあなたが決めること、あなた自身が感じ取ることだからだ。

ただ、「ここでアクセルをしっかり踏んだ方がいいな」とか「この先はエネルギーが大きく変わるな」などの進行は確かにあって、あなたが内的世界を参照していれば外界の情報やカレンダーなどは関係なく、自分の魂が提示している進行がわかるのだ。

そのために私がすすめる方法のひとつは、夢を観察すること
夢については多くの記事で説明しているので(★うちゅうじんず・あいと夢マガジン★に収録)必要な方はそちらも見ていただきたいが、最近の記事でも象徴を理解することを扱った。
こちら◆「I to I, see eye to eye, 象徴思考と世界を用いた対話」

睡眠中の夢も、起きている間の経験も含む「現実・現象」は、象徴を通してあなたの内の様子を示している。
ただし「意味」はあなたに内在し、あなたがそれをどう解釈するかによってすでに置かれた意味も変更可能なほどに自由な創造性があるのだが。

自分の見た夢が伝えていることを自分で受け取ることができると、今どんな状態にあるか、何が進行しているのか、どんなことに取り組んでいるのか等がわかる。そうしたことを外的状況からジャッジするのではなく、あなたの魂に沿って理解することができる。

以下のたとえから想像してみよう。
あなただったら、目をつぶって運転したい? 目を開けて運転したい?
道路標識やナビを無視したい? 役立てたい?
交通量が多い道路もあれば、山道やでこぼこ道も、高速道路もあるかもしれない中でだ。
あなた自身の夢・現実を通して内が伝えてくれる情報を理解できるかどうかは、そのような違いを生む選択なのだと知っていてほしい。

今回の夢の具体例、解説する主要な箇所とテーマ

ここからは、私が見たばかりの夢を例に挙げ、夢全体を解釈すると同時に、以下のシンボルやテーマを解説する。具体例は良い教材になる。
実はこの記事前半の内容も、「この夢を見た、今の私」の背景を知っていてもらうのに役立つ。

各々のシンボルを理解する以上に、夢全体のストーリーを直観的に理解し、それが伝えている内容に沿ったシンボルの意味を受け取ることが大切だ。
シンボルの意味はひとりひとりにとって異なるが、例から学び、解釈の仕方に慣れてくると、あなた自身の夢を観察してあなたの状況や世界観に沿って解釈するコツがおのずと身についているだろう。

<今回のシンボルやテーマの例>
■道や行き先(迷っている場合の解説もあり)
■バス停や駅
■人と合流する・連絡する
■カトラリー(スプーンやフォークや箸など)、食料
■紙のプリント
■犬(力強い犬)
■自己のパワーの使い方、指令・コントロール
■エレベーター
……など。

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