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UIデザイナーの情報収集、どうやってます?

Webデザイナー、特にアプリやWebサービスの UI を扱う領域で活動していると、「トレンドのキャッチアップを欠かさずに…」「他のアプリ・サービスの UI は常に観察して…」といった心得を目にする機会が多くあるかと思います。

Web のデザインに携わるようになって何年か経ちますが、特に経験の浅いうちは、とにかく多くのインプットを!と日々意識していました。もちろん初学者のうちは大切な姿勢かとも思いますが、次第に自分にとって無理のない自然なフローに落ち着いてきたような気がします。

弊社「スペースマーケット」のデザインチームでは、週一で定例の MTG を行っています。そこではチームメンバーの作業の進捗確認やデザインガイドラインの策定などが行われるのですが、各々が「最近気になったデザイン関連の情報・技術」をざっくりと紹介する時間も設けられています。

この場で毎週のようにキャッチアップした情報や知見を共有していく中で、日々のインプットをどのように行っているのかが軽く話題に挙がったので、ここに UI デザインなど Web 周辺の情報を追う自分なりの方法を書いてみます。

SNS

2019年現在、新しめの情報に追従していく上で SNS の活用は外せないですよね。情報が体系的にまとめられた書籍や、個人が比較的大きめの粒度で発信するブログなどの他媒体とは違ったスピード感があります。

スピード感のある分、情報はどんどん流れていくので、Pocket など 後で読む系のサービスと併用して隙間時間に読めるようにすると捗ります。自分の場合、逐一 Notion にリンクごと突っ込んでおいて、必要あれば Web Clipper でページ保存する運用に落ち着いています。

Twitter

文字ベースながらも画像など添付した投稿が伸びやすい Twitter は、2019年現在 Web のデザイン情報の流速に関して他の追随を許さない面があると思っています(その分ノイズも多い)。

自分の活用法としては、

・強そうなデザイナー・イケてそうなデザイナーをフォローする(基準が微妙ですが、新しめの情報のキャッチアップに長けた人・局所最適解だけでなくより抽象度の高い上位階層の概念に明るい人・分かりみの深いバズツイートを度々目にする人・などの独自基準で気になった人を片っ端からチェックしていく感じです)
・デザイナー以外でもSEOや写真周りに強いなど、デザインと関連のある界隈で気になった人もフォローする。
・最もWebのトレンドに明るいのはフロントの人という印象があるので、フロントエンドエンジニアも積極的にフォローする。大抵はデザイン方面にも興味ある人が多く、そっちの話題も(デザイナーとは別の視点から)拾えるので捗ります。
・DTP畑の人は作業効率化などの知見が半端ないので(Illustrator スクリプトなど)適宜フォローすると◎

結局"気になった人はチェックする"という無難な所に落ち着いた感ありますが、気軽にフォローできるのが Twitter の特色でもあるので、今の所は筋の良い活用だと思っています。フォローに抵抗あればリストに追加して追っていく運用でもよく、Tweetdeck なら複数リストを並べて見られるのでおすすめです。

初めは誰をフォローすればいいか分からない場合もあるかと思いますが、おすすめユーザー機能で辿っていくと良い感じに注目度の高いユーザーを表示してくれるので便利です。

note

note が厳密に SNS なのかどうかに関しては微妙なところですが、ブログとしても SNS としても運用していけるサービスと位置づけられていたのでこの項で取り上げたいと思います。

Twitter よりも投稿単体で完結したボリューミーなコンテンツが多い点が特長で、読み物として充実した記事を楽しむことが可能です(その分時間を溶かさないよう注意しましょう…)。

活用法としては、

・任意のデザイン関連マガジンを追っかける。
記事下部のこちらもおすすめ部分が最高。記事内容と関連のありそうな記事を表示してくれるので巡回が捗ります。

といった所でしょうか。note 使い始めて間もないので、何か良い活用アイデアがあれば教えてください🙏

デザイン系のマガジンは最大手っぽい「#デザイン 記事まとめ」がおすすめで(と言っても既に皆さんチェックしてるかと思いますが…)、他には記事に設定されたタグから関連した記事一覧を眺めていくことも可能です。

私が所属する「スペースマーケット」のデザインチームも積極的に情報発信していますので、良かったらフォローしてみてくださいね👍

Instagram

写真が投稿される印象が強いインスタですが、Web デザインやイラストなども活発に発信されています。

とはいえ、だいぶ気軽に発信されるケースが大半という印象で、体系的に情報を収集するというよりは隙間時間で見て気になったものを記憶に留めておく(後で"あんな事例もあったな"と思い出せるよう引き出しとしてストックする)ような使い方がマッチするような気がしています。

こちらもハッシュタグから関連する投稿を眺めていく活用ができるので、デザインのイメージを掴んでいきたい時などにも有用かなと思っています。

Pinterest

デザイン・写真・イラストなど、視覚情報に関してならとにかく何でも集まっている印象の Pinterest ですが、他媒体と比較しての特長として、LP などグラフィック要素の強めな Web のデザインも多く見つかる点が挙げられるのではないでしょうか。インフォグラフィックなども充実しているので、見てるだけで楽しいですよね。

LP 作成時のネタ出しとか、テーマとなる単語で検索してイメージを掴むのにも便利です。リスト作成の機能を使えばムードボード作成も捗るのではないでしょうか。

他にデザイン特化の SNS という所では Dribbble などもありますね。こちらはヒップスター的な文化に寄った印象で、日本国内で展開するWebサービス・アプリのデザインに直接的に参照するとなると難しいかもしれませんが、視覚的に楽しいものを追い求めてチェックするのもそれはそれで面白いものです。

どうしても Web サービスやアプリのデザインに関わっていると、見た目だけのデザインではなく UX から考慮して…といった思想に触れる機会が多いかと思いますが、それぞれ別レイヤーで重要な要素であって、ビジュアル表現で楽しんでもらう・興味や愛着を持ってもらうことに対して過度に排他的になるのも考えものだと認識しています。

話がそれてしまいましたが、同じ系統のギャラリー的な Web サービスだと、最近では Mobbin のような UI デザインに特化したものもよく見かけますね。画面の機能・UI コンポーネントごとに絞り込みもできるので活用の場面は多いのではないでしょうか。特に UI コンポーネントは既に慣れ親しんだ解のようなものが存在する場合も多く、車輪の再発明を避ける視点でもチェックしておくと良いかもしれません。

Blog

SNS の隆盛に伴って下火と言われている感のあるブログですが、情報発信に貪欲な人は今でも積極的に執筆しているので、RSS などを活用して定期的にチェックしておくと良いです。

自分の場合、RSSリーダーには Feedly が便利で愛用しています(iOS アプリの体験も◎)。macOS なら Reeder が Feedly 連携もできてUX良い感じです。

デザイン関連でおすすめのブログとしては、有名所ですが

情報が幅広く、翻訳記事も充実。
グラフィック系の記事が豊富で、デザイン素材のセール情報なども。
モダンな UI 関連の記事や、UXにまつわる翻訳記事で目にした人も多いであろう Web メディア。
デザインというよりは実装寄りで、HTML・CSSマークアップ関連が頻繁に扱われる。フレームワーク紹介なども。

などをチェックしています。

Podcast

情報として消化するのに実時間がかかるため、爆発的な拡散力は無いことから他媒体と比べると盛り上がりに欠けている感のあったポッドキャストは、Rebuild.fm の影響かここ数年で Web 界隈では大きな盛り上がりを見せている印象です。音声メディアなので作業しながら聴けるのが最高ですね。

などを聴いています(特に Automagic は内容がデザイン方面に集中している上にディープなのでおすすめです)。

まとめ

普段自分がチェックしている媒体を挙げていきましたが、常に欠かさず追いかけているという訳ではなく、余裕のある時に見ていることが多いような気がしています。

人間は継続することが苦手、というのを何かで読んだ記憶があるのですが、情報収集に関してもなるべく持続できるような温度感の習慣として出来れば、と無意識に取り組んでいる面があるかもしれません。

総じて、「情報収集するぞ」「勉強するぞ」といった意識の元で行うというよりは、生活の延長で自然と興味のある情報を追うという感じで日常に取り入れていけると無理なく新しい情報を更新していけるかと思います。

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あざます!
20
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