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29歳サラリーマンの読書ルール

ルールとは書いているが、そこまで堅苦しく読んでいる訳でははないのでゆる〜く意識している事として読んで頂きたい。また読書を通じて人生を豊かにしたいという想いが1つキーワードになっている事も冒頭に示しておきたい。

たくさん読むことにこだわらない

読書を始めたての私は『沢山本を読もう!』『連休中に3冊!』といった具合に目標を定めて読んでいた。しかし今振り返ると少しズレていた気がする。
本を読む行為そのものが目的になってしまい、読んだ後に何も残らない可能性さえあるからだ。

そういう意味ではどんな本でもいいからとにかく30冊読むよりも、書き手の粋な表現に心振るわせ、気づきを得ながら10冊読む方が有意義ではないだろうか。
つまりたくさん読むよりも"深く"読む事が大切だと考える。
その為に私が実践している具体的な読み方を後述していく。

アウトプットする

『深く読む』
具体的には後にアウトプットする事を前提に読み進めている。
インプットの量がなければアウトプットもできないので気づきのアンテナが変わってくる。
私が実践しているアウトプット方法は大きく4パターン。
・SNSへの投稿
・身近な人(私の場合は妻)へ話してみる
・不定期で参加している読書会
・実際に行動に移す

これらアウトプットの機会を大切にしている。
特に読み進める時にはちょくちょくメモを取り、感心したポイントや作者のパンチラインを書き残し、自分が行動に移したいことを1つイメージする。特に4つ目に挙げた"行動に移す"ことこそ最も大事なアウトプットと捉えている。

寝る前の30分に読む

読書に適したゴールデンタイムがいつなのか考えてみた。もちろん朝や電車の移動中など他の隙間時間に読むこともあるが、基本的には夜寝る前の30分間が最も効率が上がる気がする。
朝は頭が冴えるので、それをインプットである読書に使うよりも仕事やアウトプットに使わないと勿体ないと思ってしまう。
ちなみにそれが最適というエビデンスは全くない。
ただ個人的には寝る前に少し難しめな本を読む事で眠気が誘われ、その後スムーズに就寝できる。
たまに失敗する事例としては小説が架橋を迎えた時に就寝時間を繰り下げてでも読み進めたくなる事だ。これには気をつけたい。

書店で買う

今の時代、ネットでも本を買うことができる。私も読みたいと思った本を検索し、Amazonで購入する事がない訳ではないし、Kindleも活用している。Amazonは私の良き理解者であるかのように私の趣味嗜好にあった本を次々に紹介してくれるが、この点こそ私が書店で本を選ぶべきと考える理由である。
『フィルターバブル』という現象がある。これはインターネットの検索エンジンやSNSの利用履歴から個人の最適な情報がピックアップされ、逆に好まないと思われる情報に接する機会が失われる状況の造語を指す。
自分の好きなジャンル、読みたくなる本に特化して読む事は効率的であるが、私が読書の目的にしている『人生を豊かにしたい』という点ではかけ離れてしまう。
その現象を避ける為にも本屋へ出向き、あえて非効率に歩き回る中で、タイトルやデザインに惹かれた本を手にとるようにしている。
実際にタイトルやデザインに惹かれ、思わず購入した本を紹介する。

仕事のための本は極力避ける

私にとっては仕事も読書と同じように人生を豊かにする為の"手段"だと思っている。
『営業の極意』『出世のために』といったビジネス書も書店で見かける。もちろん、仕事を通して人や世の中に貢献でき、自己実現に繋げることは尊いことだが、本での気づきが仕事でしか活かせないのであれば、少し寂しく感じてしまう。
人生100年時代を見据えた『ライフワークバランス』『働き方改革』が推奨されているご時世では余計に。

読書を通じた気づきから情報や健康、経験、人的ネットワークといったあらゆる資産を蓄える中で仕事にも活かせられる事が私の理想である。


以上、29歳サラリーマンのルールというほど縛ってもいないゆる〜い決め事を最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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