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地域のつむぎ手の家づくり|ママが笑顔になれる場をつくりたい<vol.03/ひかりハウジング:岐阜県多治見市>

【連載について】“地域のつむぎ手の家づくり”って、なに?
家づくりをおこなう住宅会社には、全国一律で同じ住宅を建てる大規模な会社や、各地方でその土地の気候に合った住宅を建てる小規模な会社など、さまざまな種類のつくり手がいます。その中でも、その地域ならではの特色や、そこで暮らすおもしろい人々のことを知り尽くし、家をつくるだけでなく「人々をつなぎ、暮らしごと地域を豊かにする」取り組みもおこなう住宅会社がたくさん存在します。
この連載では、住宅業界のプロ向けメディアである新建ハウジングだからこそ知る「地域のつむぎ手」を担う住宅会社をピックアップ。地域での暮らしづくりの様子をそっと覗かせてもらい、風景写真とともにお届けします。

今回の<地域のつむぎ手>は・・・

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2018年4月、新川光里(しんかわ・ひかり)さんは、岐阜県の多治見・可児で注文住宅を手掛けるひかりハウジングに新卒入社しました。
「社名が自分と同じ名前ということに縁を感じたこともありますが、人の暮らしに欠かせない衣食住に携わる仕事がしたくて。『関わるすべての人を身内と思う家づくり』というひかりハウジングの理念に心を動かされました」

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ひかりハウジングの家づくりへの姿勢は特徴的です。
「ママ目線」「地域密着」にとことんフォーカスし、すべての事業所にキッズスペースとおむつ替えができる授乳室を完備。
家事・育児がしやすい住環境を、住まい手と一緒になってつくりあげていきます。

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新川さんは、そんな工務店の広報担当として、集客・ブランディング・オーナー満足という各目的に応じた仕掛けを日々考えています。
たとえば、半年に1回開催する「ママ座談会」は、ひかりハウジングで家づくりをしたオーナー女性だけを集め、実際に住んでみての感想や意見を本音で語り合ってもらうというもの。
次の家づくりにつながる“生の声”が拾えるだけでなく、オーナーとの絆も深まります。
いまやひかりハウジング標準仕様ともいえる「1階のファミリークローゼット」は、このママ座談会から生まれたアイデアだといいます。

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新川さんの発案で生まれた新しい取り組みも。
「ママが楽しくアクティブになれる場、家事・育児の悩みを共有できる場をつくりたい」という想いから生まれた「mamutive(マムティブ)」という無料コミュニティーです。
保育士を常駐させ、1回目はヨガ、2回目はパンづくり、3回目はバランスボールの教室を開催。
地元で子育て中の女性たちにリフレッシュする場を無料で提供するこのコミュニティーの反響は上々で、参加者からは「ずっと続けてほしい」という声があがっているそう。

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ほかにも、商談+ワークショップを兼ねる「マイホームフェア」は、季節ごとに趣向を凝らし、同じ建て物の1階にあるカフェ・ママエを会場にすることも。
大工・塗装・エクステリアなどの各種職人体験ができる「家づくり学校」を開催することもあり、建材業者や職人とともに東濃地域の家づくりを盛り上げています。

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「自分のアイデアにたくさんの人たちが集まってくれて、笑顔が生まれる。それがなによりうれしいです。今後は、地元でがんばっている人を巻き込んで、多治見・可児をもっと盛り上げられたら。幸いにも、工務店の広報という立場なら、できると思うんです」(新川さん)

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※本記事は、新建ハウジング/新建新聞社が発行した「jimosumu/vol.02」(発行:2020年1月10日)掲載記事を再編したものです。

ライター : 金井友子
撮影   : 清水隆史(ナノグラフィカ)、一部ひかりハウジング提供
編集   : 松本めぐみ(新建ハウジング・統括デスク)
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