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「いきつけ」と「発見」、飲食店との付き合い方

ここ1年くらい、飲食店やりたいなーって思っています。もちろんそう簡単には始められないんですけど、幸い僕の周りには歴戦のプロが何人かいらっしゃるので、事あるごとに相談してきました。

ただどうしても「僕がやりたい」だけで、僕の会社の事業とのつながりが見出しにくく、必然性を感じられなくて踏み出せずにいます。

いつか、何か「会社にとってやるべき理由」が見つかった瞬間に走り出すと思うので、それまでとりあえず資金を溜めて虎視眈々、としておきます。

さて昨日はこんなイベントに参加してきました。

大竹さんと言えば、多分多くの人が書かれた記事をネットや雑誌や本で目にしているであろう、名古屋ライターの第一人者で、今回は「名古屋の酒場」という本を出されたのに伴うイベント。

この本には、僕もよく行く良いお店がたくさん載ってるので、名古屋に来られるときはこの本で予習するといいと思います。

イベントは、会場が僕の行きつけのボクモだし、パネリストに飲食店開業について相談しているワイマーケットの佐藤さんもいるし、そりゃ行くでしょって感じで参加してきました。

で、思ったのが、やっぱり飲食店って面白そうなんですよね〜。いつかやりたいなと、改めて思いました。タイミングを探します。

そして今日は、飲食業界と関係ないけど大好きな人(僕のことですね)の、お店との付き合い方について考えてみました。

常連になれば飲食店は一気に楽しくなる

あなたには「行きつけのお店」がありますか?

僕は週3-4で夕食を兼ねて飲みに行くのですが、顔を知ってもらっているお店が4つほどあります。それらには共通点があって、

・カウンターで一人飲みできること
・お店の人とのコミュニケーションを楽しめること
・お客さんの品がいいこと(not高級)
・家と会社の導線に近いこと

という感じです。

待ち合わせとか日程調整とかがほんとに面倒なので、基本的にひとりで飲みに行くんですね。奥さんは全然お酒飲まないですし。

なので、仕事が片付いてきて、そろそろ帰ろうかなーって思った時に行くお店を考え出して、フラッとひとりで寄って帰るスタイル。だいたい開店時間に合わせて行って1時間くらい、長くて1.5時間くらい滞在して帰ります。

こういう、一人で飲みに行くスタイルを確立できると、飲食店ってすごく楽しいんですよね。とりあえずお店の人は会話に付き合ってくれるわけで、孤独なおじさんの寂しさも紛れます笑

デメリットのひとつとして、友達と遊ぶ回数が減るんですけど、もういい大人だし、みんな家族もいるし、そんなに、ねえ。って感じで。友達と飲むと帰りが遅くなりがちだから、やっぱり普段は一人がいいですね。

お店とは、人付き合いと同じように

ここですごく大切にしていることは、「できるだけお店にとってよいお客」でいることです。

僕は、(多分に自分都合ですが)混んでる時間にはなるべく行かないようにしてますし、SNSで「予約ドタキャン!」などを見たら極力行くようにします。僕が飲み会を催すことになったら、できるだけ通ってるお店でお金を使いたいと思うし、接待っぽい感じでも利用させてもらいます。

このように、割と友人関係と同じような感覚でとらえていて「どうせお金使うなら仲いいとこで」なんですね。

でもあくまで間にお金が介在する関係でもあるので、サーブする側・される側だし、過剰なサービスを求めない、きちんどお金を使うなど、節度を持ってお付き合いするのが大切。

こういうことを双方が意識していると、お店とお客としてとっても良い関係が築けると思っています。

ただし、お店のスタイルや価格設定、自分のライフスタイルや考え方、金銭的な状況が変わったときには、残念ながらご縁がなくなる場合もあって、そういうのも人間関係に似てますよね。僕も、勇気を持って価格帯変更をされたお店には、残念ながら足が遠のいたりします。値付けはお店からのお客選別にあたるわけで、それがマッチしないということは、お店に選ばれてないということですしね。

やっぱり「お客様は神様」ではなくて、あくまでイーブンな関係ですから、「合う合わない」が存在する関係が健全だし、それがよいところでもあります。

新しい店を発見しづらくなるジレンマ

さてこうして仲のいいお店がいくつかできると、友達付き合いが減るのと同時にもうひとつ問題が起こります。

新しいお店を発見しづらくなるんです。

普段通っているいくつかのお店の居心地がいいわけですから、新しいお店を見つける理由が減っちゃうんですよね。飲食関係者でもなければ、別に新しい動きをキャッチアップする必要もないですし。

行ったことの無いお店って馴染むのにちょっとコツがいるし、相性が悪い場合だってあるし、リスク取ってまで行く必要ある?みたいな。

でも、まったく新しいお店に行かないってのも、なんかそれはそれで行きつけのお店にも、僕に取ってもよくない感じもして、課題だなーと感じちゃうんですね。

と、ここまで書いて思いついたんですけど、友達におすすめのお店を教えてもらうのを毎月のルーチンにして、可能なら一緒に行くってのもいいな。

そしたら友達とも飲めるし、新しいお店も知ることができるし、一石二鳥じゃないですか。

月一回くらいなら僕の日程調整/待ち合わせがめんどい問題も何とかなりそうだし。よし、そうしよう。

今月から順に、お声がけさせていただきますm(_ _)m

お教えいただくだけでも良いし、お付き合いいだければ尚良しです。

今日のまとめ

飲食店って楽しいですよね。

やってる方は大変なことも多いと思うんですけど、繁盛店の方々は「大変だよ〜」って言いながらも楽しそうにしてるし、「ああいう店がやりたい」とか語ってくれますからね。やっぱり好きなんだろうなと。

先日取材させていただいたbar bossaの林さんも飲食店への愛情はすごく感じるし、Twitterでフォローしているイナダさん(エリックサウスの方)の偏愛ぶりもすごい。

いまはとりあえず楽しむ側で、そのサークルの端っこに居させていただきます。

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