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自然に暮らして、生ききる

こんばんは!!今日は初の山梨を後にして、東京へ向かいました(^^)

初の山梨は自然豊かでとってもいいところでした〜


昨日はどちペインクリニックにお邪魔させてもらいました*

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今回こちらにお邪魔したのは、ぐるんとびー齋藤さんから

緩和ケアをやるのなら絶対に見ておいた方がいい」

そんなお話からご縁をいただきました。

ぐるんとびー代表の菅原さんが「ここでなら死んでもいい」そう言っている理由は何なのか?行ってみるととってもよくわかりました*


◆ 病気ではなく病人を診よ

好きな言葉の1つですが、まさに"人"を見ているところで、
19床の有床診療所の中に、暮らしが詰まっていました

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最低限の"生活"ではなく、少し余白を持たせた"暮らし"

そんな暮らしの中に、医療法人の有床診療所っていう安心も乗っかってなんとも居心地の良い雰囲気*

医療法人なのに、薪の暖炉があったり

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セラピードックがいたり

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温泉があったり、露店風呂があったり(笑)
これも研修だよって言われ露天風呂に入れてくれました(笑)

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家族さんたちが寝泊まりできるスペースも準備されていて、
カラオケルームや図書室もある。

カラオケとか図書室とかそこだけ切り取ると、余暇のように捉えて、
なんでもあればいいよねってないものねだりの薄い感じに聞こえちゃうけど

カラオケルーム=防音室は辛い時に泣ける場所として使われている とか

図書室では、自分の心の状態に合わせて時には死に向き合ったり、
時にはマンガを読んで心をリラックスさせたりできる とか

そういう意味を知ることで、
きっと僕たちの場所でも再現できる何かがあるはずだと思いました*


(好きな写真の一枚。山みたらなんか泣けちゃった 笑)

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何より自分が一番好きだな〜って思ったのは軒下

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ここが最高すぎるなって思った。

誰がその人を病人にするかってたぶん僕たち医療従事者で、
僕たちが患者さんとして接するから病人にさせちゃってる。

でもこの軒下は医療者が交わらない場所だから、
病人ではなく一人の人として、そこにいる人同士が交流できる場所*

医療者が入ってくる廊下と反対側にこんな軒下があるなんて
とっても素敵だな〜って思いました(^^)

こんな壮大な景色を見てたら、自分ってちっぽけだなって感じるのかな。
みんな何を感じるんだろうな〜

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◆ スタッフの器の大きさ

案内してくれた看護師小田切さんと一緒にご飯に行こうとしていたら、
長田統括看護師長さん、土地院長先生もご一緒できることになり

なんとも贅沢すぎる時間をいただきました*

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感じたのは院長先生も長田統括看護師長も小田切さんも
圧倒的な人間力を持っていて、その器の大きさがあるからこそ

どんな人に対しても"暮らし"を提供できるんだな〜


実は露天風呂なんかも地域の人たちがボランティアで作ってくれていて、
地域にもとっても根付いている場所になっている*

人を巻き込む時って自分たちのやりたい枠の中に、その人のやりたい事と結びつけて巻き込んでいくイメージだったけど、全然違って、

そもそもそういった枠を作らないってのがポイント

どちらかというと先にその人たちのやりたいがあって、自分たちがそれに見合うようにどう器を広げていくかって方がとっても大切だった*


これって患者さんとの関わり方の中にも表れていて、
先に患者さんのやりたい事があって、それをスタッフが器となって支えている感じと似てるな〜って思った

患者さんを管理しようとしている時点でダメって言われたのはまさに色んなところで表れてたし、
言い訳せずに実践しているからこそグーの音も出ませんでした。


もっともっと教えて欲しくなって、仲間にも聞いて欲しくて、
6月に長田統括看護師長にみっちり講演していただけることになりそう!とっても楽しみ〜(^^)

年齢も職種も住む場所も立場も違うけれど、
同じ想いを持った仲間がいるってのはとっても幸せ(^^)

1つずつ想いをカタチにしていきます*


最後に、クリニックにあったとっても素敵な言葉をシェア*
クリニックに通うある患者さんが6時間かけて作ってくれたんだって。
とってもとっても勇気付けられる言葉(^^)

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人にまどわされず有りのままに生きよう

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