デイブ＆バスターズ (Dave & Busters; $PLAY)について

出典：https://ir.daveandbusters.com/annual-reports

概要

Dave & Buster's Entertainment, Inc. D&B Entertainmentは、「Dave & Buster's（デイブ＆バスターズ）」の名称で運営される、大規模なエンタテインメントおよびダイニング施設を運営するリーディングカンパニーです。

「Eat Drink Play and Watch」（食べる、飲む、遊ぶ、観る）を一度に楽しめる機会を提供しています。大人も家族も一緒になって楽しめるインタラクティブなエンターテインメントに加え、高品質のフードとドリンクを提供し、最もソーシャルで共有可能な楽しみをお客様に提供しています。

1982年にテキサス州ダラスにDave & Buster'sの1号店をオープンしました。

2020年、米国40州、プエルトリコ、カナダに140店舗を所有・運営しています。

食事、フルサービスのバー、ゲーム、そしてスポーツやその他のエンターテインメントの観戦の組み合わせ、平均サイズ41,000 平方フィートの広い店舗で他者と差別化しています。

プレミアムなスポーツ観戦イベント、プライベートパーティー、ビジネスファンクションなど、企業が主催するイベントにも対応できるように設計されています。

食事- 食品に改良を加え、メニューの数を大幅に減らし、ターゲットとなる客の嗜好の変化を反映して、進化し続けています。豊富な種類の前菜、個性的なハンバーガー、厳選されたステーキ、健康に配慮したメニューなど、他の高級カジュアルダイニングに負けない高品質な商品を提供しています。年に2回、新しいメニューを発表しています。

ドリンク- 各種ビール、手作りのカクテル、プレミアムスピリッツなどのフルバーサービスも提供しています。飲料サービスは通常、店舗全体で提供されるため、複数の販売機会を得ることができます。私たちは、利益率の高い飲料の提供は、「食べる」「遊ぶ」「観る」というブランドの各側面を補完するものだと考えています。アルコール飲料の売上は、当社の飲食料品売上全体の約32％、売上全体の約13％を占めています。

Play- ゲームは、Dave & Buster'sのエンターテイメント体験の重要な側面で、幅広い種類のアミューズメントやエンターテイメントを提供しています。各店舗には通常、150種類の換金ゲームやシミュレーションゲームのほか、2018年度に導入した独自のVRプラットフォームが設置されています。

ゲームのほとんどは、カードやその他のRFID機器（以下、「パワーカード」）に搭載されたゲームプレイ・クレジットによって起動します。

顧客は、自動販売機、モバイルアプリケーション、または従業員から、ゲームプレークレジットまたは「チップ」を購入します。

「WIN！」と名付けた店舗内のリテールスタイルのスペースで交換可能なチケットを獲得する機会を客に提供し、ブランドのノベルティグッズからハイエンドの電子機器まで様々な賞品を提供しています。この「勝つチャンス」が、Dave & Buster'sの店舗体験の重要な側面である、楽しくて非常に活気に満ちた社会的体験を生み出すと考えています。

ゲームの多くは、複数の客が同時にプレイすることができ、市販されている最新のハイテクゲームも含まれています。ビリヤードやボウリングなどのその他の伝統的なアミューズメントもあります。

観戦- すべての店舗に、複数の大画面テレビと高品質のオーディオシステムが設置されており、お客様はスポーツのライブ中継やその他のテレビイベントを観戦することができます。

新規店舗でのD&B Sportsコンセプトの継続的な展開と、既存店舗の追加改装を通じて、D&B Sportsが "スポーツを観戦する最高の場所 "であり、"試合を観戦し、試合をプレイする唯一の場所 "であることの認知度を高めることを目標としています。

2019年度に、既存店舗の一部において、スポーツやエンターテインメントを中心としたハイエナジーでコンテンポラリーなダイニングエリアを演出するLEDテレビディスプレイ「Wow Walls」を設置し、ダイニングルームのWatch体験を強化しました。

40 Foot Wow Wall TV!

エンタテインメント業界について

家庭外エンタテインメント市場は、非常に競争の激しい市場です。

映画館、スポーツイベント、ボウリング場、スポーツ・アクティビティ・センター、ゲームセンター、エンターテインメント・センター、ナイトクラブ、レストランなどの地域密着型のアトラクション施設やテーマパークなどの企業と、競争しています。

将来的にはD&Bと類似したコンセプトを持つ他の施設との全国規模の競争に直面する可能性もあります。

インターネットやビデオゲーム、家庭用映画のストリーミングや配信など、ますます高度化する家庭用エンタテインメントとの競争にも直面します。

業績

１店舗あたりの売上高はチーズケーキファクトリーと同程度の1050万ドルです。

粗利益率は82.8%と業界最高です。

コロナで売上は落ち込みましたが、 10月までの好調な回復に続き、11月には一時的な店舗閉鎖や売上回復圧力が発生しました。1月のビジネスは回復していますが、季節的に売上は減少する見込みで、再開が加速しており、1月15日までに100店舗以上がオープンする見込みとなっています。

2020年度第3四半期の売上高は、2019年度第3四半期299,352ドルに対し、190,300ドル（63.6％）減少し、109,052ドルとなりました。

食品の売上は23.2％、飲料の売上は12.0％、アミューズメントの売上は64.4％、その他の売上は0.4％でした。

2020年度第3四半期の既存店売上高は、2019年度第3四半期に比べて170,539ドル（65.6％）減少しました。これは主に、既存店の営業週数が33.0％減少したことと、限定的な営業で再オープンした店舗の客数が減少したことによるものです。