全体主義と個人主義

ひと昔前は、〇〇すべきだ。という
個人のため。ではなく、集団のためにという圧力が多かったように思える。
個人として制限を持ちながら生活をしていた人が多くいただろう。

その最たる例が
・結婚(お見合い)
・家の相続
・村のルール  など昔はよく見た光景ではないでしょうか


ここでは「結婚」を例に深掘りし、
どう世の中が変化したのかをお話ししていく

個人という視点で結婚をみると
自由恋愛は少数派で、お見合いや許嫁などが主流。
また、個人の自由はそこまでなく制限されていたように思える。

この制度はよかったものだろうか。
現代にこの制度があったとして、現代人受け入れられるだろうか?
また、自由に選択できないことは絶対悪だったのか?

僕は一概にはそうは言えないと思っている。
なぜなら、結婚を全体としてみると絶対悪ではないと思ったからだ。
なぜなら全体としてみてみるとヒントが見える。
・先祖代々続いてきた家を守ることができる
・種の繁栄(生物学的・国、村単位)
この視点でみる(全体の視点)と成長していることがわかる。
→わかりやすい例は経済
 人口が増える地域では経済が成長し金銭的に豊かになりやすい

結論は全体主義では
個人という単位では制限があるが、
全体という視点においては発展し
結果として個人も利益がもたらされる。

個人主義について
自由恋愛が当たり前となり、個人は好きな人と過ごせるようになった。
ここが最大のメリットで最大の恩恵である。

一方で、自由恋愛になったことで、
恋愛をしたいが、出来ない人。
そもそも結婚したいと思わない人が出てきた。
ある意味競争原理が働き、強者と弱者が生まれる事になった。

全体としてみると
結婚する母数が減り、結果として子どもの数もどんどん減り
国の力=人口 といっても過言ではない現代において
また生物学的に見たときに、今の日本は衰退していると
いってもおかしくないでしょう。

結論、個人主義は
個人にフォーカスされるようになり、
個人の自由度・満足度はあがったように見える。

しかし、全体としてみたときに
競争の力が働き、強者と弱者が生まれた。
それにともなって、国力の低下につながったと言える一面もあるだろう。

どちらが正しく、間違っていると主張したいわけではなく、
それぞれの側面を理解したうえで、物事を考えないと
おかしな方向に進んでいく。という事を伝えていきたい。

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