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ANDERSEN-ANDERSENのニットは使い捨てにならないニットか?

はじめに

ANDERSEN-ANDERSENのニットを買おうか悩んでいる人たちに向けた着用レビューです。

現状:毎年ニットを使い捨てている

寒い地方に住んでいるので、冬はニットを着ないと生き残れない。
しかし、ニットは生ものである。
毎日毎日ニットを着ているから仕方ないけど、絶対に毛玉ができてしまう。
毛玉ができたニットを着ないポリシーゆえ、毎年春が来ると冬に着ていたニットは売るか捨てるかの二択で処分してきた。
つまり、私はニットを毎年使い捨ててきたことになる。

問題:お金とニットを無駄にしている

もしかしてお金とニットを無駄にしているんじゃないか?と思ったので、
2022年の秋冬を生き延びるために購入したニットを振り返った。

  1. UNIQLOとマメのコラボニット 4000円

  2. UNIQLO 3Dニット 3000円

  3. UNIQLO スフレヤーンニット 4000円

  4. PLST ボートネックニット 9000円

  5. 古着屋で買ったニット 5000円

すると総額25000円のニットを買っていたことに気づいた。
しかも全て着倒したので毛玉ができている。
毛玉は自分が気になるだけで、ニット自体は着られないコンディションではないので、これらはジモティで出品したり友人に譲ることにした。
でも、来年も冬は来るしまたニットが必要になる。
そこでどうすれば無駄を減らせるか考えた。

解決策:使い捨てにならないニットを買おう

思いついた解決策は、使い捨てにならないようなニットを買えばいいんじゃないか?だった。
ニットと言っても色々あるので、今までの現状から自分に必要なニットの条件を以下に絞り込んだ。
・毛玉ができにくい
・防寒対策になる
・ズボンにINできる
・着倒しても変形しない
これら条件を満たすニットを、雑誌やYOUTUBEで検索し探してみた。

RQ:ANDERSEN-ANDERSENのニットは使い捨てにならないニットか?

そしてANDERSEN-ANDERSENというブランドのクルーネックニット(5 gauge crewneck)にたどり着いた。公式サイトがこちら。

国内だと、ZOZOやBEAMS公式サイトでも販売されている。

YOU TUBEなどを参考にした事前学習ではこう言われていた。

  • このニットは鎧(室内だと暑いレベル)

  • 重い

  • 毛玉ができにくいので長持ちする

  • 編み地がしっかりしているので着崩れない

男性陣のレビューが多く、女性の着用レビューは見つけられなかった。
メンズはニットをズボンに入れずにレビューしていたので、ズボンにINできるかはわからなかった。
このニットはかなり分厚いようだし、春夏秋冬トップスをINして生きている自分はそこを知りたかった。

とはいえ、ここまで条件を満たすニットがあるなら買ってみることにした。
元値は5万円するスーパーニットなので、メルカリに1万円で売られていた古着を買った。

サイズ:XXXS、色:ネイビー

結果:使い捨てにはならなそう

購入1か月ほど着用した感想を一言で言うと、使い捨てにはならなそう。

自分に合わなかった点:肌着なしで着ると痒い

着心地が合わない、正確にいえば鎖骨あたりが痒い。
これはウール製、若干ハイネック気味のニットだ。
肌着なしでキャミソールの上に着ると、鎖骨から首周辺にニットがダイレクトヒットして痒くなった。腕など他の部位の痒さは気にならなかった。
物事に集中できないほどの痒さではないけど、着心地的には合わないと感じた。

対策として、キャミソールの上にインナーをインナーを着ることにした。
夏用に買ってあったこのクルーネックTシャツをインナーにすると、特に鎖骨あたりがカバーされて痒さが半減した。

私はもともとハイネックニットを好んで着ていたので、首元の痒さには強い方だと思う。でもこのニットは痒いと感じたので、首元の痒さに敏感な人には向かない可能性がある。

また、レビューでは重いと言われていたけど、個人的にはそこまで着るときに気にならなかった。
でもハンガーにかけっぱなしだと確実に伸びてしまうと予想される重さではあるので、畳んで保管した方が良さそう。

自分に合っていた点:あったかいしズボンにINできる

実際に着用してみると、よかったことの方が多かった。

・あったかい
住んでいる地域はなぜか4月もマフラーが必要なくらい寒い。
これはその寒さに抗える防寒性を兼ね備えたニットだった。
インナーとこのニットを重ね着すると、気温が一桁の時でも外出できたし、ダウンを着ればマイナスの気温でも大丈夫だった。

・毛玉ができにくい
正直、着用1ヶ月のレビューではあまり正確ではないかもしれない。
しかし週に3回ほどの頻度で着ても毛玉ができていないのは上々の結果だと思った。
本格的な春が到来したらドライクリーニングに出して毛玉予備軍を駆逐する予定。

・指を出せるディティールが可愛い

こんな感じ

これは買って初めてわかった良さ。
本来これは漁師さん向けに作られたニットで、指が出せるようになっている。手の甲が覆われると意外とあったかいことに気づけた。

・ズボンにINできる!

いろんなズボンにINできた喜びの写真

このニットの良し悪しを決めた一大要因がこれ。
ニットの下部が若干すぼまるデザインになっているため、INしにくさがない。INしても顕著に腹周りが膨らまない。BRAVO!
分厚いニットなので、ウエストジャストサイズで買ったズボンにはINしにくい。普段ニットをINして着ている勢だったらおすすめです。

総評:来年も着ようと思うので買ってよかった

今まで1枚のニットを買うためにここまで深く考えたことがあまりなかった。
結果的に、事前調査をして実際に買って着て、複数の視点から感想を考える楽しい経験になった。クリーニングして来年も着ようと思う。
今年は買う服を10枚に納めようと思っているので、その1枚目の服として買ってよかった服だった。

来年のニットとしてANDERSEN-ANDERSENを検討している人にとってこのレビューが参考になれば嬉しいです。

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