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セグメンテーション・ターゲティング

●マーケティングを考える際に、市場のどこを狙うのかを決めるための考え方
【セグメンテーションとは?】
〇不特定多数の人々を同じニーズや性質を持つ固まりにわけること
【ターゲティングとは?】
〇セグメンテーションした中から、具体的に標的とする固まりを選ぶこと
※企業の経営資源は、有限。選択と集中を行い、費用対効果を高める!!ことが目的

【セグメンテーションの切り口】
・人口動態変数(デモグラフィック変数)
・地理的変数(地方・気候等)
・心理的変数(サイコグラフィック変数)
・行動変数(使用頻度等)
※自社の商品特性に合わせて適切な切り口を選ぶ!
※To C向け商品より

【ターゲティングの評価基準(6R)】
・Realistic Scale 市場規模(特に重要)
・Rate of Growth 成長性(特に重要)
・Rival 競合状況(特に重要)
・Rank 優先順位
・Reach 到達可能性
・Response 反応の測定可能性
※市場の魅力と勝ち残れる可能性を天秤にかけて選ぶ!!

【事例(USJ)】
(当初の戦略)
・顧客ターゲット→18歳~29歳の若者
・マーケティング→アトラクションの機能性やスリルを全面に
※若者は、飽きるのが早かった
※多額の投資が必要だった


(その後)
・ファミリー層に、着目
・Realistic Scale 市場規模→市場規模大きい(若者層より)
・Rival 競合状況→新規参入難しい
・Rank 優先順位→家族の一人の意思決定者にリーチ
※ターゲットを若い男女からファミリー層に変更し、入場者数が5年間で約1.7倍に増えた!!

【まとめ】
・一人の中に、複数の個性があることを意識!!
・魅力的な市場は、競争も厳しい
・「切り口」「選び方」が自社に適切か確認しながら活用!!



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