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理不尽な自由意志1:均されない運と努力神話【哲学】
自由意志概念は難しいので、論理の正確さを気にし始めると何も書けなくなる。理由は以下の記事参照。 自由意志をめぐる葛藤2:学んだ末に迷路。本の紹介など。 https://n…
理不尽な自由意志1:均されない運と努力神話【哲学】
自由意志概念は難しいので、論理の正確さを気にし始めると何も書けなくなる。理由は以下の記事参照。
自由意志をめぐる葛藤2:学んだ末に迷路。本の紹介など。
https://note.com/s1000s/n/na359cd983768
これからいくつかの記事では自由意志概念を分析するのではなく、なぜ私が自由意志問題にねちねち拘っているのか関心の由来について書きたい。
一言で表すなら〈理不尽〉であ
コロナに感染発症した感想
新型コロナに感染発症しました。軽症でした。
症状が辛いときSNS上のコロナ経験談をぱらぱらと読んで心が軽くなったので、私も書いておこうかなと思います。
印象的だったのは次々に症状が切り替わっていくこと。
いまは 間接痛ひどい
いまは ずっと高熱
いまは ひたすら喉が痛い
いまは 咳がごほごほ
一つ出て、一つ引いて、また一つ出て。
全症状が同時に来るよりはマシなのでしょうが、「また新手かよ
なぜ暴走するトロッコは誰かが死ぬまでとまらないのか? トロッコ問題の利用法
トロッコ問題がX(旧ツイッター)ではしょっちゅうトレンド入りしていて驚きです。
この思考実験が有名になったのはサンデル白熱教室の影響でしょう。
サンデルの著作の中でもとりわけ売れた
マイケル・サンデル著 鬼澤忍訳『これから正義の話をしよう』早川書房 2010年
でもトロッコ問題は論じられています。しかしこの本でトロッコ問題について論じられているのは第1章の32-35頁。本編10章345頁の
自由意志をめぐる葛藤1:物理法則との折り合いつくのか編【哲学】
自由意志をどう考えるべきか悩み続けてきた。結論は見いだしていないのだが、何をどう考えてきたのかをいくつかの記事に分けて記録しておく。
物理法則と自由意志
中学時代。ずっと気がかりなことがあった。
● 物理法則というものがあるらしく、それが世界の根本法則らしい。
● 物理法則に反する事象は起きないようだ。
● 物質は物理法則に従って運動している。
ここまでは大人たちもみんな同意しているように
論理一辺倒の危うさ【雑考】
論理一辺倒の人がいる。異様にみえるほど論理の一貫性を追求するのだ。
その人が論理に傾倒する理由は論理以外の何かにある。というのも論理の体系からは「論理的に思考しよう」という提案は出てこないからだ。論理は形式だけに関わっている。
論理にこだわるのはなぜだろう?
執拗なまでの論点整理が問題解決に繋がることがある。だから、その人は公共心に溢れているのかもしれない。
あるいは、偏見や常識からの解放
無と存在の意味を考え中【哲学】
本記事では、「無」と「存在」の意味に関して現時点で考えていることを書き残しておくことにしました。探求の方法論についての話なので無味乾燥にみえるかもしれません。「なぜ世界が存在するのか?」に関する実質的議論には(無謀にも)こちらの記事で取り組んでいます。
なぜ世界はあるのか【哲学】
https://note.com/s1000s/n/ne5e4bbb0e0a4
さて、本記事の内容ですが、なんだか