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リモートワークの課題を解決した、SmartHRの4つの制作事例

はじめまして。
SmartHR コミュニケーションデザイングループのみやもと(@s0rmymt)です。

2020年2月に入社し4ヶ月が経ちました。
SmartHRはコロナウイルスの影響で3月27日から全社員リモートワークとなったので、オフィスへ通った期間よりもリモート期間の方が長くなってしまいました。

全社員リモート、というこれまでにない状況で

・打ち合わせはオンライン
・商談もオンライン
・新入社員の受け入れ・研修もオンライン
・展示会は中止。オンラインセミナーへ移行

と、会社に大きな環境の変化が起こっています。

今回はこの環境の変化に対応し、社員みんなが円滑に業務を行うため、SmartHRの社内デザイナーが行った制作事例をご紹介します!

Zoom商談用背景 ver.1

リモートワークに移行してから数日。
お客様との商談・打ち合わせにZoomを使うことが増え、自宅を写すのはちょっと…、しかしふざけた背景で行くわけにもいかない、と悩む声が上りはじめました。

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そこで、セールスの高森さん(@shizukat0828) とデザイナーのべべさん(@watabebe)によって誕生したのがこのSmartHRオリジナルの商談用Zoom背景です。
作成当時はまだ「自宅からZoomを繋いでいます」とお伝えすると驚かれることが多くありました。背景に「ただいまテレワーク中!」と入れることで、自宅からです、とお断りするハードルを下げる工夫がされています。

今では各社オリジナルのZoom背景をよく目にしますが、3月末の時点では使い勝手の良い背景を持っていないメンバーも多く重宝されました。

Zoom商談用背景 ver.2

名刺風のZoom背景を作った発端はこちらのツイート。

インサイドセールスの古川さん(@tmfk0709)が見つけて、Slackでつぶやいた所から始まりました。

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出来上がりがこちら。
オンライン商談では名刺をお渡しできないので名刺代わりに、初めてお会いするパートナーとの打ち合わせに、オンライン取材の対応に、と活用されています。

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ちなみに、背景白色の方は実際の名刺イメージに寄せています。

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社内での自己紹介用Zoom背景

Zoom背景ばかりが続きますが、社内コミュニケーション用の背景も作成しました。

Slackアイコン、名前、部署名、入社年月日、が書かれた自己紹介型背景です。左半分は好きな画像を入れられるエリアとなっているので、自分流にアレンジして使っている人もいます。

なかなかアイコンと本人が一致しないこともあるので、リアルでも欲しいですね。

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オンラインシャッフルランチにて
(真ん中の人はぼけ加工をしているわけではなく、これが通常です。)


私自身、入社して日も浅いので認識されていないかも…という不安を感じていました。
自分の心配解消に背景を作成しつぶやいたところ、知らない間に全社会議に上がり社長からコメントが飛んできて驚きました。

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その後、keynoteでデータを整えて社内に配布し、ありがたいことに多くの人の様々な場面で活躍しています。

SmartHRは社員数が250名を超え、人を覚えるのは常時でも大変な人数になりつつあります。
覚えるハードルがより高まるリモート環境での補助ツールとして、入社時のオンボーディングやオンラインシャッフルランチ、オンライン締め会、オンライン部活動といった、メンバーとの交流の場で活躍しています。


完全理解の札(ジェネリック版)

相槌で声を出すと重なって相手の声が聞こえなくなる、次話したいのになかなかアピールできない…。
そんなオンライン会議でのコミュニケーション課題を解決するべく、デザイナーのnamさん(@namnam)が作成し、なんとSmartHR全社員の自宅に配送されたツールが「完全理解の札」です。

ジェネリック完全理解の札

なぜ「ジェネリック版」かと言うと、2年前、社内ミーティング用に作成した完全理解の札をオンライン会議用にアレンジした復刻版だからです。

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復刻版は、バーチャル背景の影響を考慮した配色にアレンジされている他、裏面をカスタマイズできる「次話したい」シールがセットになっています。シールを貼ると「はい」が出現するギミックには脱帽。

昔使っていたメンバー含め、みんなが興味を持ち楽しんで使えるための工夫がされています。

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おわりに

SmartHRではこれまで、ほとんどの社員にとってリモートワークは馴染みのないものでした。
そのため3月以降は様々な変化が求められた期間でしたが、「自律駆動」「最善のプランCを見つける」「早いほうがカッコイイ」といった会社のビジョンを体現し、ハイスピードで課題解決が行われています。

コミュニケーションデザインチームでも、情勢を加味した広告など社外向けの制作を行う一方、今回ご紹介したように社内のコミュニケーション課題を解決し、社員の働きやすさをデザインの面で支えています。

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SmartHRでは部署を問わず多くのメンバーが、リモートに対応するための情報を発信しているのでぜひそちらもご覧ください。


最後に、事業を拡大する上で様々な職種でメンバーを募集しています。ご興味のある方はぜひ!


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